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感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2010.11.4記述

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物語

長吉(中井貴一)がアメリカに渡ってから28年後、嫁のとも(泉ピン子)と必死に働き、ついに自分の農場を持つまでになっていた。そして、4人の子宝にも恵まれ、家庭を育んでいた。それは、日本では決して叶うことのない夢であり、裕福とはいえないまでも楽園のような場所であった。

時に、日米関係の悪化が日系移民への差別に拍車をかけていた1940年、18歳になった長男・一郎(草剛)は、日本人の権利を守りたいと、アメリカの大学で法律を学んでいた。日本人差別のため友人はいなかったが、ある日、同じ大学に通う領事館職員の娘・しのぶ(仲間由紀恵)が、白人学生に絡まれているところを助ける。それをきっかけにして、しのぶは一郎と親しく交際するようになる。しのぶは平松家にも気に入られ、農場の手伝いをするようになっていく。段々と惹かれあっていく一郎としのぶ。弟の次郎(松山ケンイチ)もまた、そんなしのぶに淡い憧れを抱くのだった。一方、長吉は外交官の娘であるしのぶとの交際を快く思っていなく、一郎には日本人の農家の娘を嫁にもらうべきだと、ともに釘を刺す。ともは、一郎としのぶの幸せを願いながらも、長吉の言葉に黙ってしまうのだった。

時代は風雲急を告げる。アジアの英領と仏領、オランダ領に侵攻する日本軍への報復措置として、アメリカ政府が日本の財産を凍結。日本の軍事攻勢を警戒するアメリカが日本への締め付けを強化するなか、日本へ引き上げる日本商社や日系人が出てきた。そしてほどなく、領事館に勤めるしのぶの父にも帰国命令が伝えられる。一郎は、しのぶの幸せを考えると、日本へ帰るしかないということを悟っていた…。

一方、平松家では、長吉がしずとさちを一時的に日本の親戚に預けようと提案していた。差別の激しいアメリカで女の子が暮らすのは心配だという長吉に対して、親元を離れて見ず知らずの親戚と暮らすのはかわいそうだと、ともは涙を流す。次郎は日本に妹たちを返すのを反対するが、一郎はしずがアメリカ人に暴行されそうになったことを次郎に言って聞かせる。自分達だけが日本へ帰されることに、不安と悲しみを抱えるしずとさち。ともはそんな二人をやりきれない想いで見ることしかできなかった。それからほどなく、二人の帰国準備も整い、シアトルの港からしずとさちを乗せた船が日本へと出港した。その船には、しのぶも乗船していた…。

翌朝、平松農場の牛舎に一郎がやってくると、そこには帰国したはずのしのぶの姿が! 日本への船に乗る前、一郎から「プロポーズをするつもりだった」という告白を受けたしのぶは、すでにアメリカに残る決心をしていたのだった。出港した船から一郎のため海へ飛び込んだしのぶを、一郎はなにがあっても一生守っていくと力強く心に誓う。

しのぶはその日から、農場の手伝いをしながら平松家で暮らすことに。2ヵ月が過ぎ、しのぶが他の農夫と同等の仕事をこなせるようになると、長吉はそれ相応の賃金を払わなければと賃金をしのぶに差し出す。長吉から他人行儀に扱われ寂しく感じているしのぶの気持ちを察し、ともはしのぶのことを平松家の立派な家族だと思っていること、一郎と結婚することを願っていると長吉に伝える。しかし、長吉は知らん顔をするばかりだった。

その頃、日本にたどり着いたしずとさちは、長吉の実家・島根に身を寄せていた。しかし、長吉の両親を世話している島根では、しずとさちの面倒を見ることが難しいという話し合いをしていた。そして、しずは広島に住むふさ(ふせえり)のところへ、さちは沖縄に住むとき(杉田かおる)の元へとそれぞれ預けられることになる。

それから3ヵ月後の12月、ついに日本海軍が真珠湾のアメリカ基地を攻撃、後に言う真珠湾攻撃を行う。その日を境に、FBI(連邦捜査局)が、敵性外国人として日本語学校や新聞社など、日系コミュニティーの主要人物を次々と拘束し始め、長吉も検挙され拘留所へ連行されてしまうのだった。



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2010.11.3記述

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物語

2010年8月、米国ワシントン州のシアトルで農場を営む日系2世の平松しのぶ(八千草薫)と次郎(上條恒彦)は、日本で暮らす妹・太田さち(岸惠子)と70年ぶりの再会を果たす。11歳の時にアメリカから日本へ帰されたさちは、家族に捨てられたと思い込み、それ以来、アメリカに残った家族のことはないものとして生きてきた。そんなさちのため、大リーグ・マリナーズで活躍するイチロー選手の試合を孫と観にいくという名目で息子の嫁・景子(堀内敬子)が、生き別れとなっていた兄妹に連絡を取り引き合わせたのだ。これまでアメリカを避けて生きてきたさちだったが、アメリカに残った家族がその後どんな生き方をしたのかを知りたかったのと同時に、自分が今までどんな思いで生きてきたのかを知ってもらいたいと考え始めて…。

.今から99年前、島根の貧農の次男として生まれた平松長吉(草剛)は、困窮する家計を助けるためと、出稼ぎの手段として渡米を決意。アメリカで一旗上げるという大きな夢を胸に、19歳の長吉はアメリカ行きの船に乗り込んだ。アメリカのシアトルに着くと身元引受人の家に身を寄せるが、その頃、アメリカでは排日運動が盛んで、長吉が望むような仕事が見つからない。渡米早々から味わう挫折。しかし、長吉は毛布一枚に全財産をくるみ、家もなく農場を転々とする季節労働者として必死に働き続けた。

それから7年が経過。季節労働者として働き続ける長吉は、アメリカで世話になっている一馬(市川右近)から写真花嫁という制度を利用して嫁を貰うよう勧められる。嫁を貰うことを決意した長吉は、日本から届いた写真に写る美しい女性を早速アメリカに呼び寄せることに。それから約半年後、多くの写真花嫁を乗せた船が、シアトルの港に到着する。長吉は下船した人波に写真の女性を探すのだが、女性の姿は見つからない。肩を落として帰ろうとする長吉に、なぜか写真の美しい女性とは似ても似つかない女性・村上とも(イモトアヤコ)が声をかけてくる。ともは、長吉が見初めた写真の女性は自分の姉で、その姉の代わりにアメリカへ渡ってきたと説明する。騙すことになってしまったことを謝罪し、姉がアメリカまで渡るために長吉が出した渡航費は、一人で働いて返すと申し出る。すると、長吉は意外にも、アメリカで働く覚悟ができているのなら一緒に力を合わせて生きていこうと、ともに告げるのだった…。ほどなく、長吉とともは結婚をすることに。2人の質素な結婚式の席で、一馬の親戚・岡田勇(小林稔侍)が、新しい土地を買うのでそこで働いてほしいと長吉夫婦に声をかける。それからというもの、季節労働者から脱却できた長吉とともは、身を粉にして畑を拓き、その年の秋には作物が収穫できるようにまでなるのだった。

その2年後の初夏、長吉とともは元気な男の子・一郎を授かる。その頃のアメリカでは、排日運動が広がる一方だったが、長吉夫婦の近所に暮らすアメリカ人の老婆・キャサリンは、その優しい人柄から日本人である長吉夫婦とも差別無く接し、自然にあいさつを交わすようになっていた。そんなある日、キャサリンが、自分の農場を長吉に引き取ってほしいと申し出てきた。キャサリンは昔、農場を営んでいたが夫も亡くなり、畑は長く休耕状態になっていたのだった。常日頃から、長吉夫婦の仕事ぶりに感心をしていたキャサリンは、夫との思い出の畑を任せるには長吉夫婦しかいないと考えていたのだ。それからの長吉とともは、アメリカで生まれた一郎の将来や自分達の未来を想い、二人で力を合わせて荒れ果てたキャサリンの畑を耕し始める。しかし、突然、ジェームズという男がやってきて「ジャップにアメリカの土地は渡さない!」と嫌がらせをしてくるようになる。日々エスカレートする嫌がらせを受けながらも、長吉は家族のため、キャサリンのためにもこの土地を守ると不退転の意志をみなぎらせるのだった。

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