2012年7月22日放送
永暦元年(1160)、平清盛(松山ケンイチ)はついに公卿の座にのぼった。
それは父・忠盛(中井貴一)もなしえなかった快挙であった。平氏は一門の多くが出世し、この世の春を謳歌する。家貞(中村梅雀)や美福門院(松雪泰子)も世を去り、時代は大きく変わりつつあった。
そんな折、上西門院の女房となっていた清盛の義妹・滋子(成海璃子)は時忠(森田剛)から二条帝(冨浦智嗣)のもとへの入内をもちかけられるが、きっぱりと拒否をする。二条帝とそりが合わず面白くない後白河院(松田翔太)はある日、宮中で滋子と会い、一目でその姿と気の強さに心ひかれる。やがて滋子は五白河院の子を懐妊、平氏一門は大騒ぎになってしまう。