感じる存在感
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2011.5.28記述

妻夫木、熱く訴える「僕らの時代を作ろう」

映画「マイ・バック・ページ」(山下敦弘監督)が公開初日を迎え28日、俳優の妻夫木聡(30)、松山ケンイチ(26)、中村蒼(20)、女優の忽那汐里(18)ら主要キャストが都内の劇場で舞台あいさつを行った。

 学生運動が盛んだった1960年代後半から70年代前半を舞台に、若きジャーナリストと左翼学生の挫折や葛藤(かっとう)を描いた作品。

 ジャーナリスト・沢田を演じた妻夫木は観賞後の観客に温かい拍手で迎えられ、「決してニコニコできるような終わり方ではなかったと思うんですけど、うれしいです」としみじみ。革命をもくろむ左翼学生・梅山役の松山は「みなさんがにこやかでいられるのは、最後のシーンで妻夫木さんが見せる、また切り替えて前に進んでいこうという表情と、(主題歌の)『My Back Pages』が流れているからだと思います」と、所属事務所の先輩・妻夫木の演技と名曲の力をたたえた。

 舞台あいさつの最後には、原作者・川本三郎氏の手紙が紹介された。「私の暗い青春の挫折の物語が、映画化されるとは夢にも思っていませんでした。しかし、考えてみれば人は明るく楽しい話からだけではなく、重い敗北の物語にも励まされることがあります。3月11日の大地震の後、日本の社会は劇的に変わったように思います。それまでの浮ついた気分が消え、誰もが他者のことを深く考えるようになった。そんな時にこの映画が公開される。何か運命のようなものを感じます」。

 川本氏の真摯(しんし)な言葉を受け、妻夫木は「この映画はどう伝えていいのか分からないところが多くて、1つ言えるのは“見て感じてくれ”ってことしかない」とシンプルに訴えた。

 「あの時代と比べて人間力というか、前に進む力が足りないのかな」という考えも脳裏にちらつく。「僕らの時代は僕らが作っていかなくてはいけないし、目の前にある現実、本物、本質をじっくり捉えたうえで、僕ら自身がもっともっと今を見つめて前に進むべき。そういうきっかけにこの映画がなったらうれしい」と観客に思いを発信した。

 その直後には、「そんなデカい映画でもないのかもしれないんだけど。すげぇデカいこと言っちゃった」と照れ笑い。「1度しかない人生。みんなと前に進んでいけたらいいと思います。ぜひ、僕らの時代を作りましょう」と熱く語りかけた。


松山ケンイチ「マイ・バック・ページ」初日舞台挨拶!
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