感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
日本映画らしさとは何か?
2011.8.22記述
ケトルより

VOL2-006-1.jpg





松山さんは、昨年冬に公開された『ノルウェイの森』の撮影をきっかけに、日本映画の新たな見方に出合ったという。

日本の映画の"絵"が死んでいると、トラン・アン・ユン監督が言っていたんです。
実際に監督が撮る映画って、絵がみずみずしくて生き生きとしている。
一方、そう言われてみると、確かに日本映画の絵は止まっていて、ただそこにあるものが静かに動いているんです。
それがいい悪いという話ではなく、そういう撮り方が日本映画独特のものなのかなと、今は思いますね。

面白い視点ですよね。
確かに、フランス映画にはフランス映画のイタリア映画はイタリア映画の、韓国映画は韓国映画それぞれの特徴ってありますもんね。受け入れられる部分とそうでない部分、でもそういういろんな部分を楽しむことが映画の醍醐味でもありますもんね。
外国の監督と仕事をすることで俳優として演技だけではなくいろんなことを吸収したのでしょうね。

でも、私の中で『ノルウェイの森』はやはり外国映画ではなく日本映画なんですよね。(ほかの人はどう観ているのかわかりませんけど)

なるほど。

黒澤監督の絵にしても、あんなにダイナミックなのにすごく静かに撮られているんですよね。
でも、そんな静かな絵でも伝わってくるじゃないですか。
すごくバランスがとられている。

あと、昔の映画ってだいたい何しゃべっているかわかんないというのも、今の映画との圧倒的な違いで 。

そうそう、60年代の映画とか見ていると本当に映像もセリフも早回ししてるのか?特にアクションシーンなどは感じることが多いですね。みんななんだか声のトーンが高い感じがしたり(笑)それが作品によっては妙に滑稽に感じ足りもするんです。
シリアスなシーンでも「そ・そ・それは・・・」と思うことも多々あります。

ある意味今の俳優さんたちのほうが落ち着いているように感じることもありますが、それでもやはり今の時代にないスターのオーラと言うか色気と言うかそういうのが今の時代の若手俳優さんたちに無いのが残念なんですよね。

色気と言っても勝新の『悪名』シリーズなどを観たときの目力となんともいえない色気や茶目っ気いっぱいな表情などは演技だけで作り出せるものじゃないんだろうなぁ~とか、田宮二郎のニヒルさとコミカルさとか・・・


なるほど×2。

昔の人ってきっと、映画館で耳を澄まして目をぐっと見開いて、すごくどん欲に観ていたと思うんです。
それを基準に映画も作られているからこそ、見えてくるもの、聞こえてくるものがあったと思う。

それは映画として本当に重要な部分だと思うし、今、滑舌が悪いとかそういうところで観る気を失ってしまっている人って、現代病だと思うんです。 もっと本質の部分で繋がりを濃くしないといけないなと感じています。

滑舌の話よく描いている人がいるけど、普通人間自分の身の回りの人間すべて滑舌のいい人ばかりじゃない、アナウンサーじゃあるまいし、映画に求めるものが違うのかもしれないなぁ・・・そういうのって。

それはテレビが関係しているのではないかとも。

今、テレビって字幕ばかりですよね。
普通にしゃべっていることすら、全部字幕になっている。
それでみんなが耳が弱くなっているのかな、とも思うんです。

観る側の意識の変化。モノも映画も飽和して、サービスされるのが当たり前になった今、私たちの映画の見方も知らず知らず変わってしまったのかもしれない。

テレビはいろんな人たちがいろんな条件の下で視聴していますからね。
それだけに集中して観るというよりも何かしながら観る、ながら観をしていても内容がわかるように字幕をつけたり(でもその字幕が間違っているときもあったりしますが…)でもあまり説明台詞が多いとそれはそれでまた視聴者と言うものは「くどい」とか言ったりもするんですよね。字幕助かるときも本当に多々ありますしね(^_^)

でも映画って基本的に劇場に行かなきゃ観れないわけでだからある意味覚悟もいるし集中しなくちゃいけない。
上映中に見れなくてもすぐにDVDなどで販売になる、ネットなどで見る人もたちもいる、映画を観ると言うよりもTVドラマの延長上のような感覚になってしまっているのかもしれない良くも悪くも…。

でも今の世の中チョッとどこかに書くとすぐああだこうだと本人の言いたい本当の本質の部分を無視されある部分だけをクローズアップされネットで言うところの炎上になったり、必要以上に大きな問題に発展したりもする。

映画は映画でしか表現できないものをこれからも作って欲しいなぁ~
大きなスクリーンで2時間テレビドラマの延長を見たいとは思わないから(少なくても私は)

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
URL :
コメント :
パスワード :
管理者にだけ表示を許可する
 
Template designed by アクセラと+αな生活(ホノミ)

Powered by .