感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2012.2.12記述
よみほっと日曜版より

2012212読売新聞より坂東玉三郎さん


これほどのことは映画でもできない


「平清盛」の第1回の放送を見て本当にびっくりしました。とくかく手間ひまがかかっているなというのが実感。今、時代劇を制作するのはとても難しい時代です。

それが、配役、脚本、美術、衣装、かつらなど、すべてにこだわっていて、これほどのことは映画でもなかなか出来ないと思いましたね。

上から物を言うようできまりが悪いのだけれど、あまりにも良かったので、そんなことをオフィシャルサイトでもコメントさせていただいたんです。

昨年、京都の六波羅蜜寺にある「阿古屋塚(あこやづか)」の改修工事をしました。
歌舞伎の「檀浦兜軍記」に描かれている平景清の恋人である遊女・阿古屋の供養等で、鎌倉時代に建てられたものです。その隣に平清盛の供養等もあり、こちらもきれいにしましょうと周辺整備をしたんです。両方がきれいになり、よかったねと言っているうちに大河ドラマで「平清盛」を放送すると聞いて、ぜひ見なくてはとなったんです。

それだけでなく歌舞伎の人間はどうしても"源平"から離れられないんですよ(笑)。
阿古屋のほか、いろいろなお芝居をやっているので親近感を持っていますからね。
白河法皇とか鳥羽上皇といっても漠然としたイメージしかなかったものが、ドラマでリアルに立体的に会話している事によって、それが事実であるかどうかは別として自分の中で物語ができてくるというのが楽しかったですね。

さりげなく普段着に見せるところがすごい


ひとつひとつのこだわりについて見ていくと、まずセットの美術と衣装がいいですね。
長年使い込んだ雰囲気の衣装は汚しだけでも大変な手間がかかっているはずです。ぴかぴかしていればお金がかかっていると思われがちですが、さりげなく普段着のようにする事の方がすごいんです。
公家の装束もきちんと型から起こした織物など、有りものですませていないところがすばらしいですね。

女優さんのメイクを控えめにしてほぼ素顔のように見せているのも、なかなかできることではありません。
歌舞伎は様式的な世界ですから、顔も面(おもて)のような扱いで別人格として塗ってしまいます。そうでないと着られない衣装もたくさんありますから。

でも、このドラマではお化粧を抑えた顔が負けないような着物をしつらえていることが、ちゃんとわかるんです。女性の下げ髪のかつらも、近年まれに見る出来栄えです。生え際も見事でアップに耐えられるものになっていますね。

カメラやライティングもとてもよく研究されていることがわかります。
几帳(きちょう)の中や臥所(ふしど)などを俯瞰で絵巻にあるような感じで映し出しています。
第4回で、清盛の父・忠盛が昇殿するときに源為義に暗殺されそうになる場面も印象的でしたね。
周囲を囲む幕が不安感を醸し、本火の使い方もよく仕上がっていました。

若き清盛が変化していく物語の展開に期待


脚本も面白いですね。
清盛出生の秘密も興味深かったけれど、これからの物語で期待するのは清盛の変化です。
今は純粋な清盛が、やがて権力を握ったときに、どうやって不条理な物を飲み込んでいくのか。そういうことを嫌っていた若者が、まさにその真っただ中に入っていくわけですから。

三十三間堂や厳島神社の建立などをどう見せてくれるのか。また、"上つ方"になったり年をとった清盛を松山ケンイチくんが、どう演じていくのか。そんなところも興味深いです。

私からのお願いは、監督や人物デザイン、スタッフのみなさんが、世間の風にあおられて揺らいだり、迎合したりせず、いまの姿勢を貫き通して最後までやってもらいたいということです。そしてそれを真剣に見守りたいと思います。


2011.11.26記述
YOMIURI ONLINEより 玉三郎さんも寄進…平清盛ゆかりの供養塔に屋根 の記事はこちらで紹介しております

いやぁ~本当に嬉しいです。
年始の坂東玉三郎さんのホームページでのドラマに対する応援メッセージもすてきでしたけれど、こうして改めて新聞でその事や昨年の阿古屋の供養等に関する話(このblogでも紹介させていただいておりますが)もしていただいてよりこの新聞をご覧になった方も改めて色々知った事も多いのではないでしょうか?

鳥羽上皇と璋子や得子の寝所でのシーンなどの髪の乱れ具合や北条政子の風に揺られた髪の乱れた感じなどいままでに無い本当にそこに息づいているように見えるのも私は大好きだし綺麗だなと感じたりしますし、鳥羽上皇や崇徳帝のシーンなどにあるお香など実際どんな香りがするんだろうとかそういうのも気になったり、そういうちょっとしたことなど何度も見たくなるんですよね。

これからも何か機会があれば色々玉三郎さんの感想を聞いてみたい菜と思いますしこれからも応援して欲しいし、清盛い携わっている皆様には玉三郎さんの意見と同じく自分たちの信念を最後まで貫いて作品を作ってもらいたいと思いますね。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
玉三郎丈のご意見、UPしてくださり感謝します。拍手です。視聴率がどうのこうのと聞いていましたが本来の武士庶民が綺麗なはずもなく松山さんの活躍も嬉しくて毎回見ています。カムイ伝のがんばり、凄かったです。
2012/02/23(木) 13:11 | URL | hitomi #-[編集]
Re: タイトルなし
hitomiさん、訪問&コメントありがとうございます<(_ _)>

> 玉三郎丈のご意見、UPしてくださり感謝します。拍手です。

玉三郎さんのファンの方なのですね。
よく探して訪問してくださいました(笑)

1月の玉三郎さんのコメントはちょっと掲載するにはと思っていましたら読売新聞で掲載していただいたのでこれはとおもいましたし、現在は平清盛の公式サイトのほうでもこの内容がUPされておりますのでそちらも是非あわせてご覧ください。

>視聴率がどうのこうのと聞いていましたが本来の武士庶民が綺麗なはずもなく松山さんの活躍も嬉しくて毎回見ています。カムイ伝のがんばり、凄かったです。

これからも「平清盛」少しずつ大人になって行く清盛初め、色んなキャラクターの行く末を1年応援していきたいと思うのでよろしくお願いします。
2012/02/28(火) 09:59 | URL | K&R #hTYNULE6[編集]
URL :
コメント :
パスワード :
管理者にだけ表示を許可する
 
Template designed by アクセラと+αな生活(ホノミ)

Powered by .