感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
『信西(高階道憲)』語録
『信西(高階道憲)』の印象的な言葉を集めました。

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(これ以外にも気になるセリフなどありましたらお気軽にコメントしてください)


【第26回】

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「穴を掘れ。よいからここに穴を掘るのじゃ。」

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「よし。私をこの穴に入れよ。そして分からぬように隠したら、そなたたちはここを離れ、それぞれの落ち延びよ。大勢で逃げてはかえって目立つ。すぐに清盛殿が戻ろう。それまでの辛抱じゃ。皆で生き延びよう。」

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「さぁ。」

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「師光。まだそこにおるのであろう?」

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「仕方のないやつじゃ。西光。法名じゃ。私よりそなたに授ける。」

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「西光よ。そこにおってもよいが、一つだけ固く誓え。たとえ私が追っ手に見つかっても、決して声をあげるな。助け出そうともするな。全てを見届け、生き延びよ。それがこれまで私の働きを漏らさず見てきたそなたのつとめじゃ。よいな?」
「はい。」

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「西光よ。私は何処かで道をあやまったのか?私は何者になりとうて…。ここまでのぼってきたのであろうか。」
「何をお気弱な。天が殿を見放す時は国を見放す時。きっと今に助けが参りましょう。」

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「清盛殿…助けてくれ。」

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「清盛殿…」
 

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「アハハハハ~ッ、アハハハハ~ッ!己が誰か見つけたり!我は信西入道ぞ!」
【第25回】

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「そのうち、夏までの宮中行事と、西の都、大路小路の修繕にこれだけ費やし…。う~む。これでは大学寮の再建は出来ぬ。いや、才ある者を育てるのは急を要する。清盛殿。報告大儀。」

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「木工頭ならびに左京大夫を、罷免いたす。無駄を除けば大学寮の再建に充てられるはず。」
「大学寮?」
「才ある者を登用する為にかかせぬもの。」

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「これは、貴殿らに諮るにあらず。決めたことをお伝えしておるまで。」

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「よいお声にござります」
「歌いすぎにござります」

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「近衛大将は、時に際立った働きもない方にやすやすと与えられる官職にあらず。」

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「軽佻浮薄(気分が浮ついていて、行動が軽々しいこと)なお人柄と、高き家柄のみにて公卿に上り詰められた方の事にござります。」

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「中納言・信頼様への、あさましきほどのご寵愛、いずれ国を滅ぼしかねぬ事を、ほのめかすのだ。」

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「これはまた、随分と遠回しな。」
「まともにお諌めしても通じぬ。」


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「「貞観政要」これは国づくりのよき見本になろう。」

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「それは「本朝世紀」の編纂に役立つ。これらは私が預かる。残りは全て上皇様に差し上げるがよい。」

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「あのお方の御機嫌がよい限り、我らの思うとおりの政ができるゆえな。」
「承知した。」

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「例には及ばぬ。私は、果たすべきつとめを果たしておるまでだ。」

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「行けるぞ!宋の国へ行けるぞ!遣唐使を蘇らせるめどがようやく立った。無論、すぐにという訳ではないが、3年…いや2年後には、よき人物を選び、大船も造れよう。」

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「これでかの国に学び、もっとよい政ができる。さて、清盛殿。次はそなたの出番じゃ。熊野へ参れ。」

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「船を造り、水軍を集めるのじゃな?」
「さようなことではない!」
「えっ?」

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「大願成就には熊野詣じゃ。」
「フッ、フフフ~(笑)アハハ~」
「承知した!」
【第24回】

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「おそれながら、それもこれも平氏の財あっての事。要となる4つの殿舎の造営を請け負うたは平清盛と、その弟たちにござります。」

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「これより、この新しき内裏にて、長らく廃れておったもろもろの宮中行事をよみがえらせる。その目玉になるのが相撲節会じゃ。」
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「またしても我が一門の懐を当てにしておるな?」
「なんのなんの」

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「これより先、宮中の行事は一切租税にて賄う。帝のために、広くあまねく税を取り立て、国を治める元手とする。これを徹底せねばならぬ。だが…。」

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「その訳を探りにそなたは、鎮西へ参れ。そして大宰府を預かる大宰大監・原田種直と会うて、しかと相応の租税を取り立ててくるのじゃ。」

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「私がおらねば、そなたの思い描く世などくるまい。今は我が指図に従え。そしてもしもこの先、私がやはり虚言を弄していたと見極めたなら、その時こそ…この首をはねるがよい。」

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「平氏と源氏は武士の双璧。源氏を叩くほどに、平氏を取り立てることができのだ。」

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「播磨守清盛による支度にござります。宋国のものを、宋国の作法にのっとり、いれたものと存じます。」

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「此度の相撲節会、播磨守自ら、大宰府へ出向き、太宰大監を、意に服させ、鎮西の財を滞り無く集めたゆえかないましたもの。そこで見つけた面白きものを、相撲節会にて披露したは、播磨守の、座興にござります。」

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「他でもない、帝が厳命されたのじゃ。誰にさような事ができよう?全く、そなたの相撲にはあきれたわい。手も触れず、勝ちを得おったのじゃからのう。」
【第23回】

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「死罪が廃されたは世がそれを要とせなんだため。それに値する罪を犯す者あらば、執り行うが政というもの。」

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「それは、そなたたちが武士であるゆえじゃ。」

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「従わぬなら、官位を剥奪するのみ。せんだって与えた播磨守の職は無論の事、領地・財宝ことごとく召し上げる。」
「卑劣な…」
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「戦場で合間見えても、父の命のやり取りをする。そう言い切ったはそなたぞ。戦はまだ終わっておらぬ。」

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「平清盛は、叔父とその子らを斬る。清盛はわかっておるに違いない。この先、武士が一層力を持つ為に、今、何をせねばならぬかを。」

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「さようか。大路にてさらすがよい。」

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「その通り。戦に勝ったからというて、何も変わらぬ。」
「信西!」

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「そなたは新たな荷を背負うた。叔父を斬ったという重き荷を。」
「それは、そなたが…。」
「そなたにはそれだけの力があると言うことじゃ。まがまがしくも、輝かしき定めを背負うて、道を切り開き、生きてゆく力が。宝となれ、清盛。全ての重き荷を背負うてこの国の宝となるのじゃ。」

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「太刀なら…。太刀なら私も振るうておる。この腐った世を、根底より叩き直す為、目には見えぬ太刀を。その返り血と血反吐にまみれて生きておる。もう馴れ合いは終わりじゃ。この信西、知力を持って、そなたの野心を支えてしんぜる。そなたは武力を持って、私の政を補え。清盛!共に世を変えようぞ。」
【第22回】

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「…日記か…」

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「この信西に任せるがよい。古今の例にのっとり、また先を見据えて世にとって最もよき断を下そうぞ。」

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「これは、骨肉いの争いを繰り広げたお方とも思えぬお言葉。袂を分かったとて、やはり親子と言うことですかな。左大臣様への処分と同じく、忠実公の荘園も召し上げるがよい。」

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「さて、次は?」

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「流罪が相応にござりましょう。」

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「方々。此度の戦の発端を思い出されませ。もとは先の帝の亡きあとの、お世継ぎ選び。上皇様は、ご嫡流にして、皇子もおわす。この先再び、天下の権をお望みになるおそれがないとは申せませぬ。」

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「ならば何の為に戦をなさった?!あなた方は何の為に政をし、いかなる国づくりを目指しておいでか?お考えあれば申され!」

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「播磨守・清盛。そなたの叔父・平忠正とその子、長盛、忠綱、正綱、通雅の処分が決まった。死罪じゃ。今述べた罪人どもを、斬首せよ。」
【第21回】

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「たとえ戦場で実の父と相まみえても、命のやり取りをする覚悟があると申すか?」
「無論にございます。」
「相分かった。下野守に昇殿を許す。殿上に上がり、軍議に加わるがよい。」

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「…夜討ちとな?」

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「孫子に曰く『夜呼ぶものは恐るるなり』夜通しこうしてぴいぴいと論じ続けるは、臆病者のする事…と、私は解釈したい。同じく孫子に曰く、『利に合えば而ち動き、利に合わざれば而ち止まる。』たとえ夜明けを待つにせよ、ぼんやりと待つことを孫子はよしとはせなんだでしょう。ならば動くがよし!今すぐ!」

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「下野守、見事な献策であった。さすが源氏武者は戦慣れしておる。都育ちの武士ではこうはいくまいて。武功を上げて戻った暁には、昇殿どころではない。破格の恩賞を与えようぞ。安芸守も早う行け。」

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「まぁ、お手並み拝見致そう。」

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「ハァ~。殿もお人が悪い。あれでは少しばかり下野守が気の毒にござります。」
「はて、なんのことやら?」

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「下野守は愚か者である。帝がこの戦に勝たれれば、法勝寺の伽藍などすぐ再建できるわ。許しを請うに及ばす!即刻火をかけよ!」
【第20回】

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「悪左府・頼長様と上皇様にご謀反の動きあり!」

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「清盛殿。双方の恩賞は吊り上りましたか?」
【第19回】

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「少納言止まりの私に、やんごとなき方々がこぞって媚びる日が来るとは…」

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「上皇様の世など来ては私が困る。」

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「さよなお方であればこそ、私が乳父として、思うがままの政が出来るのではないか。」

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「あなにくし。それぞれの句の初めの文字をつなげると、『あなにくし』。『実に憎い』との言葉が織り込まれておりまする。」

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「さよう。今は悔いている時ではござりませぬ。治天の君として、なすべき事をなされませ。」

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「まだ、誓いの文を書いておらぬと聞く、何故じゃ?法皇様は初め、上皇様の重祚すらお考えであった。だがそれは、世の更なる乱れのもととなりかねぬ。さんざん迷われた末に雅仁様を帝にと、ご決断なされたのだ。」

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「すなわち、天地大乱!」

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「誓いの文を書くも書かぬもそなた次第。ただ、そなたにとって、最も守るべきものは何か。守りたいものは何か。よ~く考えて決めるがよい。」
【第18回】

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「なにかよき方策はないのか?」
「落ち着かれませ。まるで帝がすぐにでも、はかなくおなりになるような物言い、不謹慎極まりのうござります。」

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「ん?」

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「さて、信西。しばし朝子を借りるぞ。」
「はっ?」

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「なりませぬ。今がどういう時かお考えなされませ。帝のご容体、芳しからず!いつ、どうなるやもしれぬのですぞ。」

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「御苦労であった。引き続き、議定の場を警固せよ。」

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「守仁様の父君は雅仁様ですぞ。父を差し置いて、子が即位sうるなど、前例がござりませぬ。」

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「話が戻っておりまする。」

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「隔たれた父と子の絆をとり戻そうとなさる法皇様のお心、胸に染みましてござります。されど、いささか、お考えが甘うござりましょう。今更詫びたところで、上皇様は、お許しになるはずもなく、鳥羽の法皇様につく者と、上皇様につく者、国が大きく二つに分かれましょう。天下の権を握るは、あくまで鳥羽の法皇様。法皇様が自在に操れるお方を、帝の座におつけになるべきです。さもなくば、いずれ天下大乱となるは必定にござりましょう!」
【第17回】
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「きっぱりと、お断りする!」
「えっ!何故じゃ?」

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「まこと、人を食った男にござりまするな。いかが見なさる?平清盛は、世の災いとなるか、宝となるか。」

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「そうは参りませぬぞ、雅仁様。あなたこそが、我が掌中の玉にござります。」
【第15回】

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「なに。雅仁様が常明の絵を大層お好みゆえ、少しばかり見知っておったのだ。」
「あの風狂なお方が?」
「これこれ。これ。」

【第13回】

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「されど、賛同は致しかねまする。」

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「全てまことの思いにござりまする。私が目指すは、新しき政による新しき国づくり。藤原摂関家による古き政への立ち返りではござりませぬ。俗世にて、我がつとめを果たす所存にござりまする。<(_ _)>」

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「確かに、かき乱されておりまする。たった一本の矢に、国中がかき乱されておりまする。それは清盛が世にかかせぬ男という事。」

【第12回】

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「なにゆえじゃ?」
「道理の通じぬ世に、ほとほと愛想が尽きた」

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「比類なき才に溢れるお人ほど、こうと思い込んだら頑なになり、決して考えを動かさぬのもまた、真理じゃ。志だけがあっても、道は開けぬわ。」


【第9回】

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「雅仁様、むやみなお忍び歩きは、どうぞお控えになって下されませ。事もあろうに、博打など!所詮は損をするように出来ておりまする。」

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「なんと、まぁ、見事に見抜いておられる事よ。」

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「今度は今様か…」

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「それが、この国の今じゃ。」
「通憲殿もか?」
「さよう。いずれ雅仁様が帝となられる目に賭け、乳父となり申した。清盛殿。綺麗事だけで、政は出来ぬぞ。雅仁様こそが、王家に渦巻く、積年の鬱屈より流れ出た膿。全ての歪を抱え込んだ毒の巣じゃ。」

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「国に物申すなら、あのお方を知らねばならぬ。」


【第8回】

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「それを志し、見つかれば大ごとになると分かっておりながら、これらを民の目に触れる場所にさらしておいたのであろう?まことあっぱれじゃ!」

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「違いまするな!たとえ偽の院宣であったとしても、院は平氏をおとがめにはなりませぬ。いまや、平氏の財は、院にとって欠くべかざるものですゆえ。それほどまでに院は、いや、王家は乱れきっておる。それをあなた様は見抜いておいでだ。」


 【第6回】

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「なんじゃ?それを早う申さぬか。早う漕げ。申したであろう?見たいものがあってここへ来たのだ。そうじゃ、早よう漕げ。そして唐船を見つけよう。」

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「まさにそれこそが私が宋に渡りたいと申したわけじゃ。かの国では、人を生まれではなく、才をもってはかり、百姓であろうと商人であろうと、いくらでも高い位に取り立てるという素晴らしき仕組みがある。私は私の才を世に生かしたい、この国では叶わぬならば宋へ参って…」

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「参ろう!今すぐに!宋の国へ!渡ろうぞ~」
「ばかもの!たどり着くまでに飢え死にしてしまうわ」
「そこは気力で!」
「行けるか!おい!」

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「それは賭けにならぬ。そなたは捕らえられの身ぞ。」

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「『人生ははかないものである。すぐに過ぎてしまう、それ故にこそ、今という時を大いに楽しもう。己の生をあるがままに謳歌しようぞ』とうたっておる。」

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「おい、おい、おい!誰でもよい、誰でもよいゆえ、助けてくれ!」


【第5回】

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「ご一同こそがこの海賊騒ぎの元凶。」

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「それが賢明にござりましょう。海賊とは、海から湧いて出た凶暴なる獣にあらず。元は方々に虐げられた弱気民にござります。長引く飢饉。にもかかわらず、都には例年どおりの米を献上せねばならず、当然の事として民は飢える。飢えた民は盗みを働き、より取締りの手薄な所を求めるうちに、海に行き着く。そこには国々から都へ米を運ぶ船が頻繁に行き来している。盗賊たちはこれを襲う。やがては都に一粒の米も届かず、民はおろか、我ら貴族は申すに及ばず、ついには、王家さえ飢えられる日が参りましょう。」

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「なんとしても我らの米は守らねば!」
「それが元凶と申しておりまする!己の事しか考えぬ者たちによって政が行われておる。その事への恨み、つらみ、怒り、悲しみ、嘆き、諦めこそが、元は漁師や百姓にすぎぬ者をして、国司の手にも負えぬ一大海賊にならしめた。それを心するがよろしい。」

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「くそっ。くそっ、くそっ。何をしておるのだ…俺は。こんな所まで来て…。何をしておるのだ!」
「何でもよ~い!何でもよいゆえ!」
「あっ!」
「食わせてくれ。」
「なん…何じゃお前は?!おっ、おい!」

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「我が名は、高階通憲。天下の大学者じゃ。」
「何故、荷車から、転がり出てまいったのじゃ?」

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「安芸の海に見たいものがあってな。」
「えっ?」

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「されど安芸は遠かろう?」
「まさか、京よりずっと隠れて?」
「楽ではあったが、思いの外、息苦しかったわ。」

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「かような要らぬ荷を運ばされておったとは…。」
「それは、人が生きるということを表しておる。誰もみな、知らず知らず、重き荷を背負うて生きておる」

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「どこかで聞いたような口ぶりじゃ。あっ!あの時の!」
「やっと気がついたか。清盛。今しがたも、叔父とやらにえらい言われようであったな。されど、それでもそなたは、生きてゆかねばならぬ。現に生ける物の怪がごときお方の血という、重き荷を背負うて。そして、それを与えられたと言う事は、そなたにそれだけの力があると言う事じゃ。その禍々しくも輝かしきさだめを背負うて、道を切り開き、生きてゆく力じゃ。そなた自身にとって、平氏にとって、世にとって、災いとなるも、宝となるも、そなた次第よ。」


【第2回】

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「くそぉ~!くそ・くそ!誰なんだ俺は!俺は…俺は誰なんだぁ~~~!」
「誰でもよ~い。誰でもよいゆえ助けてくれ。」

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「この穴は、今の世を表しておる。」
「いや、これは俺が掘った落とし穴で…(焦っ)」
「いつの間にやら世はかように穴ぼこだらけ隙だらけになっておる。さらに見よ!あの月を覆う煙を。輝く月をどす黒く染める煙。あれもまた、闇の続く今の世を表してると言えよう。」

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「まこと、白河の院は太平の世が生んだ怪物よ。"現に生ける物の怪"とでも申すもの。」

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「あの男、いつかの…」

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