感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
週刊文春WEBで毎日月~金で連載企画"萩庭桂太の「YOUR EYES ONLY」"にて19日(月)~23日(金)の5日間連続で「映画『僕急』の人々」として本作に関わりのある皆様をご紹介しております。


#2白倉伸一郎・三沢和子・川田亮 原文はこちら


週刊文春WEB002


森田芳光監督はこの映画『僕達急行-A列車で行こう』の公開を前にして、昨年、他界した。作品の仕上げを委ねられたプロデューサーは3人。森田の思いを、彼の妻の三沢和子プロデューサー(中)はこう考える。

「元気のない時、悩んだ時には、好きなことを考えたり、それを共有する友達を作って、少しでも元気に幸せに暮らそう! というのが監督のメッセージです。この映画を観て、あたたかい気持ち、楽しい気持ちになってください」

 確かに、あったかい気持ちになる映画だ。鉄道を愛する二人の男のコが出会い、互いの鉄道愛を認め合いながら、実社会での困難までも、気がつけば鉄道愛で解決してしまう。「ありえない」物語ではあるが、登場人物たちはみな真剣で、こんな人は確かにいる、と思わせる「ありえる」人たちなのである。

 白倉伸一郎プロデューサー(左)はこう語る。

「いわゆる鉄ちゃんが主人公のコメディ企画。そう聞いていた。ところが脚本を読んだら、現代における人間関係について、あるいは日本の経済について、深い深い考察がなされている。あくまでも軽やかに楽しく、鉄道が走りつづけているお話だというのに。考えてみれば、この国に生まれて鉄道に乗らない人はなかなかいない。鉄道こそ、私たちの人生そのものなのかもしれない、と深読みもできるし、しなくてもいい。昨日から今日へ、今日から明日へ。森田監督が敷いたレールは、力強く明るく、私たちを運んでいってくれる」

 この映画では、実に都合よく人と人とが趣味でつながっていく。

 川田亮プロデューサー(右)もそんな経験をしたらしい。

「映画『僕急』に携わってから始まったこと。草野球チームに参加。年間10試合ぐらいに出場。チームメイトと出会う。早朝ウォーキングで70歳のベテランウォーカーと出会い、友達に。その人が熱中している競馬も始める。健康ランドに通い、ベテランマッサージ師と出会う。保育園の行事に積極的に参加。パパ友が増える。縁がつながって、新たに友達になれた人数でいうと50人ぐらいでしょうか。自分にとって『好きなコト』を少しだけ意識して人と接するだけで、何だか一気に想定外の楽しい人生に。皆さんも、是非、『僕急』に触れてください。あなたにも必ずや、新たな世界と、出会いが待っております。ではでは。劇場で」 (取材・文:森 綾)
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