感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
第18回『誕生、後白河帝』
2012年5月6日放送

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1154(久寿元)年、近衛帝(北村匠海)の容体に都じゅうが気をもむなか、鳥羽院(三上博史)の側近で、平氏とも親しかった公卿・藤原家成(佐藤二朗)が世を去る。
 
自分の世の到来を期待し、胸躍らせる崇徳院(井浦新)に対し、すっかり覇気を失った弟・雅仁親王(松田翔太)は乳母の朝子(浅香唯)をもとない美濃の青墓宿へと旅立つ。

雅仁親王は、そこで出会った白拍子・乙前(かつての祇園女御/松田聖子)の今様に、強く心を揺さぶられる。



今回のポイントは「帝のご容体芳しからず」いろんな人達の色んな思惑の中で言われているこの言葉に注目です。

1154年。いよいよ病状思わしくない近衛帝でございます。
鳥羽院は帝の病気は崇徳院を疎んだ為の罰だとその報いが巡ってきてると…Oh,No!

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家成様のお見舞いに来た清盛と家貞、盛国。
師光などに厭味を言われても「お気になさらず、まことの事にござりまするゆえ」なんて言えるだけの人間になったのねん。
気弱な家成様、成長した清盛を見て感無量な家成様何だかウルウルします。

そして何よりも気がかりなのは自分がもし死んだあとの鳥羽法皇様の事。それを清盛に託します。
どうか鳥羽法皇を頼むとそして

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「たくましき…野良犬の吠える声に、今や朝廷御自ら、耳を傾けるように、なったのでござりまするからなぁ。」

家成がいたから忠盛、そして清盛もこうして少しずつその地位を高めて行く事が出来たのかなぁ。
自分も身分が決して高い貴族ではなかったけれど、鳥羽法皇の寵愛を受けて、平氏の清盛を成長を見守ってくれていたわけですね。見れば見るほどこのシーンウルウルしちゃって…

そして、帝よりも先に家成様が…。

崇徳上皇の所に清盛。
帝が死んだあと後継者は重仁だと思っている崇徳上皇は清盛に自分に力を貸せと言われるがきっぱり断る清盛。自分は鳥羽法皇様に忠義を尽くしているだけに、仲の悪い崇徳上皇に力を貸すことは出来ないと。

自信満々だった崇徳上皇の表情が清盛に拒否られて見る見るうちに落胆して行くのが痛々しいと言うか。
言いたいことを言って帰ろうとする清盛に対して崇徳上皇が「お前が俺に言ったんやろうが!この醜い世をもっと面白く生きろっていうたくせに」って。そして義清の歌「身を捨つる~」と詠いだす。

最初はゆっくり目に言うんだけど最後「捨てぬ人こそ捨つるなりけれ」を普通に言う崇徳上皇。

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「世捨て人の如き暮らしを強いられ、待つこと13年!やっと…。やっと…面白う生きる機会が、訪れようとしておるのじゃ!そちが…そちが、朕の力にならずして、何とする!」

清盛に自分の気持ちを思い切りぶつける崇徳上皇。
もう悲壮感が半端なく伝わってきますね。
でも、両手で清盛の首を抱え込むツーショット。不謹慎ながら何だかとてもセクシーだなと思っちゃうんですけど…(汗)

自分と言うアイデンティティをずっと考え続け、何故自分がこんな立場になっているのかと言う答えも見出せず苦しんできた中での一筋の光が見えてきたこのチャンスを何とか自分のものにしたいと思う崇徳上皇の気持ちは清盛にも痛いほど分かっていると思う。

だって別に崇徳上皇自身が何か悪い事をしたわけでもなんでもなくて璋子に対する嫉妬から来たとばっちりみたいなものですものね(事実はどうか分かりませんけど)

個人的には清盛だって崇徳上皇に力を貸してあげたいと思っていたとしても、いざ一門の棟梁としての立場。平氏の立場で考えた時に、亡き家成様の言葉、そして今まで尽くしてきた鳥羽法皇との関係を断ち切ることは出来ないわけで、それを感情的にならず淡々と答えた清盛は確実に平氏の棟梁として成長していますね。

井浦新さんと言う俳優さんは本当にどんな俳優さんと聞かれたら「のっぺらぼう」と私は答えるかなぁ。
それは表情がないとか演技がとかそう言うのではなく、井浦新と言う存在感がない。ある意味ケンちゃんも似ているけれど(松山ケンイチと言う存在感)ちょっと違うんですよね。

どんな作品を観てもある存在としてのインパクトはあってもその人の顔のインパクトがない、でもそれが俳優井浦新の強力な個性であると思っています。だからある意味、一般的に覚えてもらいにくい俳優さんかもしれないけれど、変な先入観ももたれる事もない。いつも自由にその役を表現してくれる素敵な俳優さんだと思いますし、それが井浦新たと言う俳優の素晴らしい部分だと思っています。

だから、崇徳上皇のセリフがないシーンでも本当に感情豊かに彼の苦悩やちょっとした事に対する希望を持つ時の嬉しそうな表情は悲しい運命を持っているだけに素晴らしく表現しているなと思うし切ないです。

重たい気持ちで崇徳上皇のところから帰る途中、ふと見ると同居してる雅仁親王の姿が…。
ここにもまた一人、自分の存在を見出せてない人物が…。

清盛を見た雅仁親王は

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「上皇様も落ちぶれたものじゃ。ああも一介の武士をお頼りになるとは。」
「おそれながら、上皇様がお変わりになったのでござりませぬ。我ら武士の役目が、少しずつ、変わってまいったと心得まする。」

声を落として淡々と答える清盛にぷいっと行ってしまう雅仁親王。
上皇様に対して落ちぶれたものといいながら実は自分も下手するともっと誰かに助けて欲しいともがいているように思います。清盛にそういう自分の弱さを見透かされたくなくてその場をさっさといっちゃったのかなぁ~。

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館に戻った清盛は、一門と今後平氏としてどちらに付けば良いのか色々思案しております。
忠正は今、上皇様に近づくと鳥羽の法皇様に対する忠義を疑われかねないので危険な行為ではないかと。
頼盛は、帝の容体芳しくない今の状況を考えるといずれ上皇様の天下になるのではないかと。
盛国は、上皇様が天下をとった場合、法皇様に与する者を処分するのではないかと。
家貞はその盛国の発言に感涙してる始末…盛国も戸惑いますよね~。
唐突に経盛が鳥羽上皇様についたほうが良いと。してそのこころは、「歌会に招かれたい」(笑)
すると忠清が嘆いて「鍛えなおす!」と言い出しすると経盛をかばう為に教盛が「経盛を苛めるでない!」立ち向かう始末…(ーー;)
時忠は、面倒臭いなと言い、両方に良い顔しとけば良いんじゃないって。
頼盛様のいつもの鋭い突っ込みが入り、それを見ている池禅尼は時子に

「亡き殿の時とは随分趣が違う、これが清盛の率いる平氏一門なのじゃな。」
「はい。」

とどめは基盛、早く決めて欲しい眠うなったって…(>_<)それを戒める重盛(笑)
一通りみんなの意見を聞いた清盛。この時の話を聞いている時の表情がすこし忠盛に似てるように感じました。ただ、忠盛は強烈なリーダーシップとカリスマ性を持って一門を統率していたように思うけれど、清盛はそういう部分はまだないけれど、みんなの意見をまずじっくり聞く。そして一門の皆も率直な意見を言える雰囲気がいいなと思いますね。

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そしてそんなまとまりのないみんなの意見に対して清盛の答えは、両方に仲良くしてもらうってあーた。
まぁ忠正の言うことも分かる、当然の事。すごく大変なことは清盛はこの中では一番良くわかっていると思う。平氏はその埋められない溝を埋めるべく尽力する。それが清盛の出した答え。ちょっとどうよ?大丈夫?と思いながらも棟梁が決めたことですのでとりあえずはそれを受け入れるしかないっすね。と言うことでひとまず平氏の今後の目標はそういうことになりましたとさ。頼盛と忠正が最後にしぶしぶ頭を下げるという感じも平氏の今後を表しているようですね。

鎮西の鳥羽院の所領を荒らしている輩がいるようです。
すごい勢いでぶっとい弓を操る男が登場!

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この男、源為朝。為義の8番目の息子で義朝の弟でもあるけれど、弓の達人。そして素行が悪く鳥羽院が怒って為義の職を辞してしまったわけです。そんなわけだからますます為義が頼れるのは頼長と言うことになるわけです。何かちゃうんちゃう?為義はん。

そして悪さをした悪僧たちを頼長の元に。その中には鬼若もいるんだけど、頼長は皆を百叩きの刑にするんだけど、鬼若は以前、祇園の事件の時に頼長の証人になってあげただろうと息巻くんだけどそんなことをいったからか、ニ百叩きと言われる始末…なんでやねん、OMG!

でも鬼若の青木さん、身体柔らこいなぁ~。うまい事足の指で鼻かけるな~と感心してる場合じゃない?(汗)そして鬼若の矛先は為義に

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「法皇さんから見放され、あの残忍な悪左府さんに従うほかない。ハハハハハハハハ~哀れじゃのう。」

バシバシ、鬼若を太刀で叩く為義。帝のご容体芳しからず、だから頼長の世も夢ではないと信じ望みを持とうと必死な為義なのですね。そして鬼若をしばきまくる為義。

はぁ~、難儀な親子がここにもという感じで忠実と頼長がばったり鉢合わせ~っす。

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忠実、頼長の忠勤をまずは褒めますが、実際のところ、あまりに自分の正義を重んじる故の息子の振る舞いに困っております。少しやり過ぎではないかと戒めるんだけど、頼長は帝のご容体、芳しからず、不埒な者を処罰する自分たち藤原摂関家が要となって正しい世を築くためだと意気揚々。これがチャンスという感じなのですけど、更に意見しようとする父親に対しても自分のやりたい事を理解できないアホに貸す耳はない!今度またなんかしょうもないことを言ったら父上でも容赦せんからなって脅して怖~い。今頃「しまった」と思っても遅いよ忠実様。

結局、呈子様の出産もされないまま(想像妊娠だったようだ)内裏に戻ってきたけど今度は忠通焦ります。
「帝のご容体芳しからず」また出てきましたこの言葉。このまま子供も生まれず帝が死んでしまったら、重仁様が即位されその父である上皇様の世になるかもしれない。一緒に居た信西は困ったと。上皇様は忠通や美福門院様を恨んでいるからどんなことになるのかわからない。

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慌てる忠通。信西に何か策はないのかと…いつもオロオロしてばかりの忠通様(笑)
そんな忠道をたしなめる信西。

新税が自宅に戻ると妻の朝子が慌てた様子。と思ったら雅仁様が訪問。
帝が大変な時だと言うのに我関せずという感じな雅仁様は同居人(崇徳上皇)にうんざりしてる様子。まだブツブツ恨み言を言ってる時の方がマシだったとはこれ如何に…

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と言うことで朝子を連れて、美濃の青墓宿に行くと言い出す有様。吃驚クリクリな信西。
そんな具無体な事を~と言っても青墓は芸事が盛んなとちらしいけど信西は断固拒否ります。
今そんなところに行ってる場合じゃないのに「帝のご容体芳しからず!」なのになに考えてはりますのんな雅仁様という感じですが、雅仁親王「あっしにはかかわりのねえこった」

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いよいよ、近衛帝目まで見えなくなったようでショックのあまり必死で周囲を這いずり回るけれど…自分はこのまま死んじゃうのかって。美福門院様はとにかく目を治せるよう薬師を探して、更に祈祷の僧侶の数を増やせって…そんな所に義朝登場!護摩をたく為の護摩壇を作ったと報告。ほいでもって早速祈祷の為の護摩が焚かれます。

清盛は鳥羽法皇にかつて自分が鳥羽法皇を白河院の呪縛から解放したように崇徳上皇も同じようにその呪縛から解放してあげてくれと、しかしその方法は法皇様が上皇様に今までの事を詫びると言うこと。実は法皇もそれを願っているけれど、今更詫びたところでそんな簡単に上皇様が「じゃあ分かりました」なんて言うはずないだろう?清盛は自分も忠盛の実の子ではなかったけれど、色んなことがあった中で今は一門に受け入れてもらい棟梁にまでなった。それはそれぞれが抱えているわだかまりと向き合って宿命と言う嵐を乗り越えてきたわけで、すれ違った心を引き合わせるには今がまさにチャ~ンス!ですぞ。ほいでもって、なにより法皇様自身がそれを一番願っているはずだし、そうしたいと思っていることわかってるねんでぇ~。

結局、信西の言葉も無視し、雅仁親王は青墓に来たのねん♪
集落は賑やかなものです。みどりの衣装を着て踊っているのは有名なダンサー「TAKAHIRO」さん。
今回の青墓でのダンスしどうもされているそうでご自身のブログによると(一部抜粋)

全文はこちら

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今回は、芸術監督のお声がけをいただき、当時芸能の聖地青墓で舞われていた特殊な踊り、蟷螂舞、骨無し舞、骨あり舞(史実に基づく)を再現、振り付けしました。
当時にもロボットダンス的な動きや軟体的な動きがあった事を知りました。

その踊り手たちを見た天皇家の方がびっくり仰天するシーンだったので、あえて個性を強く出そうという演出になりました。表現としてのダンス仕事が出来る事はとても幸せです。



何だか画面を見てると、ロボットダンスや色んな踊りがあって、まさかそれって昔から名前は違えどもそういう踊りの数々が日本で踊られていたんだと言うことを改めて知る事がで来ました。いやぁ~吃驚ですよね。そしてわたしたちも吃驚だけど、雅仁親王も吃驚そして輿なんかに乗ってられんとばかりに朝この言葉も聞かず外に出ちゃいました(笑)

一見無邪気な雅仁様ですが踊り子に自分の腹の中を見透かされているような一瞬気がした?
そこはまるで迷宮のよう、今まで賑やかだったと思えば子供たちがわらべ歌のような歌を歌いそして顔にはなにやら紙でできたお面をつけている。ちょっとシュールなシーン…

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「はなをくれ~ののはなじゃ♪はなをく~れ、ののはなじゃ♪」

一斉に雅仁様の方を向く子供たち。何だかちょっと怖い…(ーー;)
あのお面はなんだろう?調べたけど良くわからないけど、多分雅楽で使われる「安摩(あま)」のようです。
とにかくそんな子供たちに囲まれ、そして子供たちを追いかけると子供たちも大人たちも誰もそこにはいず雅仁親王1人…そこに「あそびをせんとや~」と言う歌声に導かれるようにたどり着いた所には1人の白拍子が。

そしてもう1度今の歌を歌って欲しいとお願いするが断られる。朝子に止められるがその時今までになく声を荒げる雅仁。先ほどの子供たちも色んな場所からその様子を覗いている。

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まるで駄々をこねる子供のような表情で「たのむ!歌うてくれ。たのむ!」
この白拍子、乙前、実はかつての祇園女御なのです。確実に年を取っていますね。
いやぁ、聖子ちゃん良いですなぁ。

乙前にお前は誰じゃと尋ねるtが「私はただの白拍子」と。
今日に来て自分の今様の師匠になって欲しいと雅仁がお願いするがそれもまた断る。色んな言い訳をして断ろうと頑張る乙前。すると、雅仁親王の表情がまた幼子のように寂しそうになってます。

「さようか」そして、遊びをせんとや~♪と歌い

「この歌如き男が京におる。重き定めを背負うておりながら、かろやかに面白世を生きておる男が。この天下の一大事に、上皇様や法皇様でさえも、あの男を頼っておる。プッ、ファハハハハ~、それに比べて私はどうだ?誰も私を見てくれる者はおらぬ、声の枯れるほど歌うておっても。生まれてこずとも、何の障りもなかった者なのじゃ。うぅ~(T^T)グスン」

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この時に雅仁が言っている男が清盛だと乙前には分かっていただろうし、雅仁もまた幼き日の清盛のように自分と言う存在が何なのか?何の為に生きているのかもがき苦しんでいると言うことも分かったのでしょう。以前、第9回で清盛が雅仁様に向かって言った「その笑い声。私には赤子の声にしか聞こえませぬ。自分がここにおると、腹を空かせておると、母を求め、わめき散らす赤子の泣き声に。」 まさに幾ら強がりを言ったり、我関せずと言うような振りをしていても同じ苦しみを持つ者同士、何か感じること通じるものがあり、それは乙前のうたう「あそびをせんとや~」に繫がるわけですね。

清盛や雅仁が「面白く世を生きる」と言う意味は単純に楽しく脳天気に生きて行くと言うことではなく、苦しくてどうしようもない事に直面しても、それに真っ向からぶつかって自分の人生を切り開いて行く、そしてどんなことも受け入れて行く事なんだと思うんですよね。

乙前はそんな自分の切ない気持ちを吐露した雅仁に、声を枯らして歌うのは、あなた自身の中に何か得体の知れない力がみなぎっているのだろう。ただその力をどう自分で使えばよいのか分からないだけなんだ、それがいつか自分の中から溢れてくるだろうその時、世を大きく動かすものになるだろうと。

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初めて自分と言う人間を認め受け入れてくれた乙前に素直に涙を流し甘える雅仁。
良いシーンだなぁ。

必死で護摩を焚いて祈祷をする美福門院様ですが帝が崩御という連絡を聞き「いやぁあああああ~」と大絶叫とともに気を失ってしまった。一瞬韓国ドラマか?と思わせるほどの慟哭。(失礼しました<(_ _)>)

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その連絡に俄然、清盛も忙しくなってきました。
平氏一門の中でも今後の行く末に関して色々噂などが出てきているようで盛国に騒ぎ立てないようにとつたえる。

頼長といえば、奥様が亡くなったそうで喪中だそうです。
頼長=男色と言うイメージが定着している人。何度も言いますがこの時代の男色と言うか日本の男色文化と言うのは西洋や現代で言うところの「ゲイ(BL)」とは違うんですよね。頼長も男色ではあったけれど、奥様や子供に対してはよき夫・よき父親だったようです。ドラマの中では出てきませんでしたけどね(笑)

息子たちが帝の崩御のニュースを持ってきました。
それはと思って慌てて内裏に向かうけれど、途中師光に左大臣様は遠慮してくれと、それは頼長が今喪中と言う事が理由らしい。服喪中のご昇殿は差し障りがあると言われ、最もじゃと素直に帰って行く頼長。こういうところもきっちりしてて、こういう部分が今後の保元の乱で信西と同じ事を考えていても違う解釈をして…と言うことなんですよね。

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でもこれは、信西が頼長を法皇様に近づけないようにするための作戦の一つだったわけなんですよね。
それにまんまと乗ってしまった頼長。少しでも崇徳サイドに付く人間を排除して自分の思惑通りにしたいわけですね。

崇徳上皇もやきもきしております。もうすぐ待ちに待った政が再び出来る矢も知れない期待感が…

さて、次の帝を誰にするかの話し合いが始まったようですが…


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1.帝に子供がいないから順序としたら上皇様の子供重仁様が位がまっとう
2.上皇様に政の権利が移れば、鳥羽法皇にどんな仕打ちをするかわからないので危険
3.仁和寺にいる守仁様(雅仁親王の子供)では
4.守仁様の父君の雅仁様がいるのに守仁様が帝になるはおかしな話し
5.帝の姉君の暲子様と言う妥協案
以下この話がループ(まるでサラリーマンNEOのネタのようだ)

信西思わず「話が戻っております」OMG!

この時、一瞬写る師光のニヤッとした表情が不気味ですぅ。
清盛が廊下を歩いていると雅仁様のお姿が…挨拶する清盛は弔問に来たと。
雅仁は帝はあんなにも母親に望まれ慈しまれて生まれてきたのに、あっけなく死んでしまうなんて。やっぱ人間と言うもんは生まれてくること自体博打みたいなもんやなぁ。でも生まれてこないと勝つも負けるもないわけで、そんなじゃ面白くないねん。何かちょっといつもと違うな~と思う清盛。

鳥羽法皇は意見を聞かれて悩んでおります。(ーー;)ウ~ン

「朕は…重仁を…即位させる!いや、いっそ上皇を、再び即位させても良いと考えておる。朕は…今こそ上皇に詫びたいのじゃ。何の咎もない上皇を朕は、叔父子と疎み、政の場から追いやった。心より詫び…共に政を行ってまいりたい。それこそが朕のつとめなのじゃ!」

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信西初め皆鳥羽法皇の発言に呆気にとられているし、今後自分がどうなるのかを思っているのか静かに月を眺める崇徳上皇の姿、そして雅仁親王は「遊びをせんとや~♪」と歌っております。

それを聞いた清盛、何故この歌を雅仁が歌っているのか?昔どこかで聞いた事のあるこの歌を、戸惑いと驚きを隠せない清盛。四者四様の表情が切り替わりますね。

法皇様の個人的な気持ちは痛いほどに良くわかるけれど、信西にしてみればそんな私事の感情なんてどうでも言い訳で、もし今詫びたところで上皇様の怒りが解けるなんて思えないし国が二分する事になるかもしれないと。天下の権を握るのは鳥羽法皇。帝には法皇様が自在に操れる人間が良いと言いながらそれは信西も操られる人間と言う意味でもあるわけです。良い按配で美福門院もやってきて信西の意見に賛同するわけです。信西の思惑通りに行きそうな気配ですね…

清盛は雅仁に何故この歌を知ってるのかと。

「それは…いつか海賊船にて耳によみがえった歌。あの時…あの歌が聞こえてなければ、俺は…生きていられなかったやもしれぬ。」

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雅仁親王の瞳から涙が一筋流れる。
とても綺麗なシーン。同じような気持ちを持った人間同士。清盛もこの歌で自分が何者なのか今こうしているのはこの歌があるからと言う共通点を感じたからなのか。

「ほう。そなたもか…」

そして何かを決意したかのようにその場を出て行く雅仁の姿は今までになく力強く感じその姿を見送る清盛。夜はいつしか明けたようです。

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そしてそんな雅仁と相反するようにあまりのショックに声が出ずそのまま倒れこんでしまう崇徳上皇。
教長が慌てて上皇の元に行くんだけどもうこの上皇の表情とショックで上皇の夢が断たれた事が良く表現されていました。教長の悲痛な叫び「上皇様ぁああああ~~~(T0T)」

法皇様もその裁断が本当に良かったことなのか、崇徳上皇のショックを考えるとまた自分の思いが伝えられなかった事は残念ですね。

新しい帝は…雅仁親王改め後白河帝の誕生です。

今回はとにかく色んな人達が色んな立場で「帝のご容体、芳しからず」と言っていましたね。そして頼朝のナレーションも「近衛帝のご容体ますます芳しからず」で始まり「都の事態、芳しからず」これでうまくしめましたね。

これからいよいよ、保元の乱に向かって第一段階終了という感じですね。


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