感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
第20回『前夜の決断』
2012年5月20日放送

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源義朝(玉木宏)は美福門院(松雪泰子)に変わらぬ忠誠を示し、たとえ親兄弟と殺しあうことになっても帝(松田翔太)を守る為に戦うと誓う。

一方、藤原頼長(山本耕史)のもとでは、源為義(小日向文世)とその家臣らが忠誠を誓っていた。
息子・義朝が敵方についたと知り、父子の戦いは避けられないと覚悟した為義は、義朝の乳兄弟として育った鎌田正清(趙珉和)に、義朝のもとへ行ってもよいと伝える。

決戦前夜、義朝は側室の常盤御前(武井咲)を都から避難させるため、洛外の由良御前(田中麗奈)の別邸に連れていく。


1156(保元元)年7月2日、鳥羽法皇崩御から始まりました。
ここから一気に保元の乱に突入して行く訳ですね。

崇徳上皇が去って行った後、清盛の元に西行がやってきました。

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「今宵こそ 思い知らるれ 浅からぬ 君に契りの ある身なりけり」

久しぶりに都に降りてきた西行、まさかこんな事になるなんてと清盛に語りかけるけれど、清盛の表情は何処までも固く、そして憂いに満ちていました。

「西行。戦に…なるぞ」

そういう清盛、もう後には引けない、前に進むしかない事を深く感じているような…
そして失意の中の崇徳院と言えば、頼長が急速に近づいて行く。
雨に濡れた烏帽子姿の2人。なんだか哀れでもあり、しかしそんな中でも儚げなそして妙な美しさもあり…。 

 
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「この世は狂うておりまする。私ほど国の事を考え、働いてきた者はおらぬというに、政の場から追い出されてしまいました。恐れながら…上皇様もご同様と存じまする。まことならば、治天の君は上皇様。私には財がござりまする。上皇様の後ろ盾をもってすれば、人を集め、賛同を得、いずれ天下の権を奪い返す事もできましょう。」

頼長は本気でそんな事思っていたんでしょうかねぇ~。
思っていたんでしょうね。誰よりも実直に不器用なまでに…。
崇徳上皇にしてもそんな頼長の言葉を本気で真に受けていたのでしょうか?
どちらにしても、それこそ追い詰められた人間同士、賽の目じゃないけれど一か八か、自分たちの掲げる正義の名のもとにかけて。

しかしその辺は抜かりのない信西。
なんとか頼長たちの動きを封じなければと言うことで崇徳上皇と頼長が帝に対して謀反の動きがあるので国中の武士は帝を守る為に自分の所に集まれ、そしてそれはなき鳥羽法皇のご遺志であり、美福門院様の命であると。

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公には後白河帝VS崇徳上皇、信西VS藤原頼長の戦いである。
そんな戦いに巻き込まれようとしてる平氏や源氏の武士たち。

平氏の一門と言えばまずは今の状況を盛国が報告。
若い基盛は自分たちの初陣だとウキウキした気分?それを注意する重盛。
相変わらずどちら側につくか皆それぞれ意見を述べます。

家貞、帝に味方するのが武士の本分
教盛、元々誓文を書き美福門院様に忠義を誓ったのだからそれが道理
頼盛、法皇様が亡くなってその話はチャラになるはず
忠正、でもやっぱ帝こそが正道。逆らうと言うことは逆賊の汚名をきせられるかもしれん。
忠清、どうでもいいから早く戦いたいねん!

して清盛の出した答えは「どちらにもつかない」またですか?
いえいえ、今回の場合は今までと、ちと違いますよ。
戦の後のことを考えて、どちらの側も平氏の武力はのどから手が出るほど欲しいはず、じらすだけじらしておくことで戦の後の恩賞を吊り上げようと言う作戦。

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その言葉に大はしゃぎの時忠。「義兄上も悪よのう」という感じ?

後のメンバーはこの発言に対してちょっと不安と戸惑いの色を隠しきれません。
頼盛は必ずしも自分たちが付いた方が勝利するとは限らないのに欲に目がくらんで判断を見誤ったら取り返しの付かないことになるのではと不安な感じです。冷静にどちらに勝敗があるのか見極めたほうがと宗清が発言するけど、清盛は「ただ勝つだけでは駄目なのだ!」この時の声の張り方が忠盛とシンクロして見えました。

「父上は、あと一息と言うところまで昇っておりながら、公卿になれなかった。公卿になれぬでは政には関われぬ。政に関われねば、世を変えることはできぬのだ。」

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厳しい一言ですなぁ。
評議も終わり、散会。家貞が思わず忠正にいつもなら清盛にどなりつけ意見するはずなのにと言われ忠正は頼盛が自分の言いたい事を代わりに言ったからだと。更に突っ込む家貞に兄上が生きていればやはり清盛と同じ事をするのではないかと思ったからだと忠正。

【7月8日 戦の2日前】

都の近辺は騒然とした雰囲気になってきました。
この争いを高みの見物という感じなのでしょうか?鬼若もやってきました。 


 
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そこへやって来たのはガンダムこと源為朝。
鬼若は山芋食べて「ワイルドだぜぇ~」ってか?つーか、そのままかじると、口が痒くならないかい?
そんな中、清盛は精神統一の為なのか考え事の為なのか、弓の修練をしています。

鳥羽田中殿にいる崇徳上皇サイドも清盛の動向が気になる様子。
頼長の所領を恩賞として分け与えるといってもその返事は清盛サイドから音沙汰なし…
イライラしている頼長…

高松殿の後白河帝サイドもそんな清盛の動向にやきもきしております。
向こうサイドは何か美味しい餌をちらつかせているのかもしれないから自分たちも何かしたほうがいいんじゃないかと成親と信頼。出ました信頼の「おもしろうないのう」攻撃!

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清盛の心には的を外した弓の矢のように、まだ何か定まってないものがあるようです。

一方の源氏、義朝は早々に鳥羽院御所にいる美福門院の元に馳せ参じております。
そこでまだ平氏が態度を決めかねているということを聞かされ、義朝の所は親兄弟が上皇サイドについているがそんな状況でも帝サイドに従うのかと確認します。義朝は誓文を書いたとおり、亡き法皇様の忠義に一点の曇りもないと。たとえ親兄弟と殺しあうことになったとしても帝を守る為に戦い抜くと。

為義もその頃、頼長の所に一族を連れて挨拶にやって来ていますがやはり帝サイドに付いた義朝に対しての侘びをそして改めてそれ以外の家族や家人は頼長様の為に働くと誓います。
「きっと勝て」 ってそれだけ?それだけですか?頼長様ぁ~。

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そんな為義に本当に義朝と戦うのか?本当の親子が敵味方となって戦うのかと問いただすんだけど、為義も「他に方法があるのか」と説き伏せてでも連れてくるべきと通清は言うけれどそんな事が出来たらとっくにしている為義ですよね。既に父を超えた息子にどうしようもないですよね。そのやり取りを聞いていたたまれないのは正清ですよね。そんな正清の気持ちを察して為義は義朝と共に育った乳兄弟なんだから戻りたかったらいつでも義朝の所に行ったら良いと。しかし正清は決心が付かない。父を見捨てて敵方の義朝のもとに行くには自分自身の覚悟が出来ない。

義朝が親兄弟と袂を分かった事を聞いた清盛。
しかし清盛は平氏一門は必ず一蓮托生だと、絶対同じ道を行くと言うけれど…
信西が訪問。

「清盛殿。双方の恩賞は吊り上りましたか?」

さすが信西。そして案内された所は高松殿…
いつもの2人も一緒だけど、人払いされて信頼「面白うないのう」とブツブツ言いながら退場。
しかし、信西は柱の影で「家政婦は~」じゃなく「信西は見た」という感じ?

まずは一発、後白河帝の「同じ白河院の血を引くもの同士じゃないか」と清盛の反応を見ております。
そしていよいよ本題。

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「面白いものでな、帝となってこちら、朕は知りたいことは何でも知る事ができるようになった。アハハハ~。平清盛。禍をもたらす者と言われ、父である白河院に命を狙われ、母を殺された。そして、平忠盛に貰われた。忠盛は平氏の家格を武家ではぬきんでるところまで高め、正四位上まで昇ったが、公卿になる事叶わずそちを棟梁と、定めて死んだ。忠盛の遺した志など、叶わぬぞ。どれだけ答えを先延ばしにし、どれsだけ恩賞を吊り上げ、どちらについたところで、行き着く先は同じじゃ。たとえ勝っても、そちの思い通りなどならぬ。朝廷の番犬としてこき使われたまま、志半ばで死んで行くのじゃ。忠盛と同じようにな。分かったか?清盛。分かったら、つまらぬ策などめぐらしておらず…。賽でも振って、さっさと決めよ。」

後白河帝の手からは2つの賽が清盛に向かって投げつけられる。
まるで、これから始まることも双六のように清盛にどんな賽の目を出してどう駒を進めるのかと言うように。

清盛は平氏は必ず勝ってみせるこの戦にもそして後白河帝との勝負にも。
それでこそ清盛と言いたげな満足そうな表情の後白河帝。
昔、2人で初めて清太をかけて双六をしたように…

【7月9日 戦の前日】

為義の館にガンダム為朝が意気揚々と到着!もう戦いたくてウズウズしているようです。
そんな息子を心強く喜ぶ為義。そんな所に後を付いて来た鬼若登場。
またイッチョ噛みなのか為義にまた要らん事をベラベラしゃべりだす。
言いたい事を言ってさっさと退散(ーー;)

清盛の所にも助っ人がやってきました。
忠清の弟・忠直登場!土平ドンペイさんです(^_^)GANTZの時にはおこりんぼ星人のミッションで登場したお坊さん役の人です♪

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こちらも意気揚々とした忠清だけど、他の一門たちはどうも表情がいまひとつ冴えませんね~。
それはなぜかと言うとガンダム・為朝が崇徳上皇サイドについたと言う情報が入った為のようです。
不安な材料が出来たけれどそれでも気は変わらないのかと頼盛。

清盛の表情は動じることなく穏やかに「平氏は帝に付く」驚く忠清に清盛は帝は全てお見通しだったと。自分や父の志を。そしてその上でどちらに付こうと、どちらが勝とうとも武士の地位は変わらないと釘を刺された。そのとき、自分は悟った、帝は自分を挑発しながらも自分のところまで昇ってくるんだ、そして自分と互角に渡り合える場所まで来るんだと。そして今の世における武士の力をわかってるのは帝だけだと。

清盛の奇想天外とも思える話しに戸惑う一門、頼盛もそんな事で戦わされるなんてたまったもんじゃないと。忠清も戦は博打ではない、戦は常に生きるか死ぬか、その為に命を懸けて戦わないと死んでしまうし、いつも先陣を切って戦っている自分だからよくわかると。
じゃあ、それぞれ一体何の為に命をかけてまで戦うのだ?帝と上皇様に変わって関白様と悪左府様の名代として武士同士が戦うのだ。そんな事に命をかけて戦うことは出来るのか?と反対に清盛に問われて戸惑う一門のメンバー。

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結局誰一人、清盛の問いに答えられる者はいなかった。
そして清盛は確かな手ごたえを得たい、武士の世はもう目の前なのだと。その為に帝サイドについて命がけで自分たちは戦うのだと。静かに諭すように語る清盛。思うところはそれぞれあるのかもしれないが棟梁の決めたこと、従うしかない。

そしていつになく熱く語る盛国。
生きるも死ぬも一緒、それが平氏の強さと先の殿(忠盛)の言葉を引用してくれぐれも忘れないようにと釘を刺されるがなんだか納得できない感じの頼盛の表情。だからなのか最後の最後までかしこまれなかった。

義朝は慌てて常盤の元にやってきた。戦が始まると常盤や子どもたちが巻きこまれるかも知れない事を心配して、常盤の避難している洛外の別邸につれて行く事にする。そして由良に常盤と子どもたちを頼むと伝える義朝に、心中は複雑な思いを持っていると思うけれど、毅然とした態度で常盤たちを受け入れる由良。そしてその様子を陰で見ている鬼武者。

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同じ人を愛してる者同士、由良の自分の立場と言うものをちゃんと理解して対応しているのがまだ子どもの鬼武者には理解できないんだろうなぁ~。そして常盤を見た由良はどうして義朝が常盤を愛してるのかもきっと理解したのではないだろうか。いざと言うときにはやはり義朝は由良に助けを求めるしかなくて、それを由良も分かっているんだろう由良の表情を見て何だかそう感じた。そして、由良・常盤、それぞれに役割があってこそ、義朝がこうしていられるということを。

時子はじめ清盛の家族たちもやはり洛外の藤原家成の娘・経子が住む別邸に避難する事になったようです。
家成の息子たちは後に清盛を裏切る立場の人間になるけれどこの経子は唯一家成の言ったように清盛たちを支える立場の人間になりますね。

ここで清盛と時子を迎えたのはまだ若き女子と言うことで時子は吃驚と勘違い(笑)に清盛はこの方は家成殿の姫君だと説明であっという間に誤解は解ける。経子役はいきなり大人じゃなくて後のことも考えて今回は子役、それもちょっと前だと「おひさま」最近だと「37歳で医者になった僕」に出演、そういえばCMでは和久井映美さんと共演もしている大出菜々子ちゃん。

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挨拶をしていると重盛が慌てて時子の元にやってきた。何かと思えばこんな戦が始まるというのに何で荷物の中に「源氏物語」なんて入れて持って来るんだと。しかし時子、こんな時だからこそ、欠かせないのよ。恋する気持ちと言うものがなんて言って経子に向かって「ねっ?」って…

重盛、経子を見てちょっとドキドキ?清盛はその様子を見て「確かに恋する気持ちは必要かな」という感じでしょうか(笑)自分が初めて明子とであったときのような感覚を重盛に見たように思います。

夜、池の殿では頼盛がなにやら自分の家人たちと話しをしていますが、やはり清盛の意見に賛同しかねない様子で、夜のうちに兵士を集めて自分たちは上皇サイドに行くと言い出しております。それを聞いていた池禅尼が止めに入ります。棟梁に逆らう事は母が許さぬと。母の意外な言葉に戸惑う頼盛。

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「清盛の命は亡き殿の…そなたの父の命と心得よ。」
「母上。私は家盛の兄上のようになりとうござりませぬ。ご立派な志のために、命を落とすは願い下げです。私は守りとうございます。今や父上と母上の、ただ一人の子となった我が身を、この命を。」

分かってないな、全然分かってないな頼盛って感じです(ーー;)
家盛の兄上のようになりたくないと言ってやろうとしてることは同じことじゃん!
母を思う気持ちも分かるけど、そんな息子頼盛の気持ちに複雑な思いだと思うよ池禅尼。

ちょっと前だったら、ひょっとするとそれも許したかもしれないけど、今の清盛を見て池禅尼は清盛に対して信頼をしていると思うから、それに反旗を翻そうとする我が息子頼盛の気持ちを何とかしたい。

【7月10日 決戦当日】

いよいよその日がやってきました。
帝も場所を高松殿にそして上皇は白河北殿に本陣を置き、戦の準備を整えております。

時子は初陣の息子2人に対して
「卑怯未練な真似はせず、存分に戦ってまいれ。されど、ゆめゆめ命を粗末にするでない。決して無駄に捨てるではないぞ。殿も。必ず勝って、無事でお帰りくださいませ。そしてこの子の顔を見てやって下さりませ。」

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ビックリ清盛。時子のおなかにややができておりました。時子も今朝分かったと。
おなかに耳を当てる清盛。殺伐とした戦が始まるさなかでもこういう心温まる事があると、どんなことがあっても生きて戻ろうという気持ちになる事でしょう。時子が言いたかったそういう時だからこそ恋する気持ちが必要なのだと言う意味が。

そして清盛もこんな時に生まれてくる子どもはさぞ戦上手な子どもじゃないかといえば時子も、女子だったらどうするのと切り返す(笑)盛国に時子たちの事を頼んで清盛と子どもたち2人は本陣へ向かいましたがやはり時子は不安な表情。

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義朝は粛々と出陣の準備を進めております。常盤は親兄弟・そして正清を敵に回して戦をすることが本当に良い事なのか?と不安な気持ちを訴え、由良は自分の気持ちを何処までも押し殺し、正妻としての立場を全うすべく、友切の太刀を義朝に渡す。義朝に少しでも不安な気持ちを残して行かせないようにと精一杯由良らしく夫を守り立て出陣させようとする姿が素晴らしい。

そんな由良を見る常盤。そして出陣する義朝。
為義の方もまさに出陣と言う時、為義はあえて道清と正清親子を残して行く。
それは父・道清の為に本心を殺して義朝と別れようとしてる正清を己の道を決めさせる最後のチャンスを与える為に。

そしてそんな正清の気持ち、為義の気持ちに答える為にあえて父・道清はわざと義朝の悪口を言いまくります。最初は我慢していた正清もあまりの悪態についに我慢しきれなくなってしまい

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「殿の事を悪く言うものはこの正清、父上といえども許しませぬ!」
「…正清。厄介な殿を見捨てられぬは、わし譲りじゃの」

かっとなって言った後「はっ!」と自分の発言に我に返る正清。でも同時にそれは為義や父・道清がわざと自分の本心を言わせようとしてしたこと。義朝の事が心配で仕方ないのに親・兄弟の事を考えて父の元にとどまっていたことで悩んでいたことを父もそして為義も分かっていた故の仕打ちだったこと。そしてその思いに報いる為に正清が義朝のもとに向かう。

出陣の準備の傍らで友切を見つめている義朝…そしてそんな義朝の元へようやく戻ってきた正清。

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「遅いではないか…主に恥をかかせるでない!」

この時の義朝の厳しい言葉とは裏腹に嬉しそうな表情。ジーンとしてきます。

清盛たちも出陣の準備の為一門が集合していざ出陣です。
しかし頼盛はあくまでも清盛の意思とは違い袂を分かつつもりのようですがそれを心配そうに見る池禅尼、そして忠正も何かを感じている様子です。

鎧を着けている所に頼盛に忠正が上皇様サイドに付く気なのかと尋ねて驚く頼盛。
そしてそれを反対する。戸惑う頼盛の表情。母から聞いたのかと尋ねるが聞かなくても分かると忠正。
自分たちが参じれば上皇方に有利になるはずだと、しかし忠正にきっぱり否定されてしまう。

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上皇様につくと言うことは勝敗に関わらず一門からそしりを受ける事になる。棟梁を裏切った者として後ろ指をさされる、そんな事になれば池禅尼が悲しむ事になるだろう。そしてなによりも忠盛に顔向けが出来ない。いつも清盛に対して厳しい意見をしていた叔父上のまさかの発言に驚くばかりの頼盛。いつも清盛は一門の災いだと心配していた一人だった叔父上のはずなのに、もし今回のことで恐れていた事が現実になって平氏一門が根絶やしに鳴ったらどうするのかと忠盛に問いただす頼盛。

何かを考えそして頼盛に向かってにやりとする忠正…。
清盛の下へやって来たのは頼盛、しかしそこに忠正は一緒に来てない。
頼長の口から出た言葉に清盛も家貞も驚く…

「叔父上は…来ませぬ!」

同時刻、忠正は崇徳上皇のいる白河北殿に馳せ参じる。
清盛は忠正を連れ戻しに行こうとするが家貞に引き止められる。

「もとより忠正様の心の軸は、平氏を守る事にござりまする。此度の戦も、断じて平氏を絶やさぬ為に戦う覚悟にござりまする!」
「生きるも死ぬももろとも!それが平氏の絆じゃ。絆を断って、何を守れるというのじゃ?!」
「きっとそう仰せになるであろうと!叔父上よりお言伝にござります。『清盛。わしとお前の間には、絆からはなっからないわ!』」

頼盛を見つめる清盛。言ったは良いけれど、頼盛は清盛のほうに顔を向けても目を見る事が出来ない。そして清盛もその言葉を聞いて怒りに打ち震える。どうしようもない気持ちの清盛…。頼盛に言われた忠正の言葉をかみ締める清盛。

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「叔父上…」忠正の気持ちを推し量ろうとする清盛、そして池禅尼

「忠正殿。かたじけない…」
忠正はただ粛々と戦の準備をしている。

「清盛。お前とわしの間に、絆など…はなっからないわ」と心の中で言いながらとびっきりの笑顔をする忠正。清盛に対して禍をなすといい続けてきたが、心から憎んでいたわけではない。ただその存在におびえていただけなのかもしれない。でも今その禍は頼盛がもたらしてしまうかもしれないと。それは絶対許してはならないことであり、それを引き受けるのは自分だと思ったのかもしれない。清盛に今してやれることは頼盛を裏切り者にすることではなく、清盛に情を捨て自分と思う存分、互角に戦えるように仕向けるだけだと、それは通清と正清親子に通ずるものを感じました。

でもそんな忠正の気持ちを理解した清盛。そして、自分の為に忠正が敵方に行ってしまった居たたまれなさにさいなまれる頼盛。兎丸たちは戦が始まると大はしゃぎ?300騎の軍を引き連れた清盛。そして義朝、いよいよ長い戦いの夜がやってきます。

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最後騎上で腕を組んでいる清盛カッコイイなぁ~。
さぁ、それぞれ大切な人達と敵味方となり戦う保元の乱に突入です、目が離せません。

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