感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
第22回『勝利の代償』
2012年6月3日放送

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保元の乱がついに終結した。
頼長(山本耕史)は逃げる途中に矢で重症を負い、崇徳上皇(井浦新)もまたあてどもなく山に逃れる。頼長は父・忠実(國村隼)の屋敷に救いを求めるが、門が開かれることはなく、ついに頼長は息絶える。

一方、勝利した後白河(松田翔太)側の清盛(松山ケンイチ)と義朝(玉木宏)もまた、対立した叔父・忠正(豊原功輔)と父・為義(小日向文世)の行方が分からぬまま、苦しい思いを抱えていた。清盛は忠正の行方を捜させ、由良(田中麗奈)もまた為義を探すよう指示を出していた。

数日後、さまよっていた敗軍の忠正と為義は捉えられ、清盛と義朝のもとへ戻される。
生き恥をさらすものかと抵抗する忠正だったが、清盛は、信西(阿部サダヲ)には自分から軽い罪で済むよう頼むから、今後も平氏の為に力を尽くしてくれと頼む。しかしその直後に、信西から清盛と義朝に下された沙汰は、信じがたいものだった。
「保元の乱」が終わり敗者と勝者は一体どうなって行くのか気になる第22回です。 
 
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悪左府頼長は必死のパッチで敗走中、しかし従者が矢に射られ輿から落ちる。でもそんな時でも必死で本をかき集めたりするから矢が首に直撃!ひょえ~\(◎o◎)/ 
射られたことより血を見て改めてびびる頼長。そりゃ相当痛いと思うわ~(ーー;)

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一方、崇徳上皇ご一行は山の中を敗走中、でも半ば諦めの境地で部下たちに「もうよい」そして各々好きなところへ逃げろと。自分を無碍に殺されはしないだろうから自分たちは生き延びろと。そして教長に出家したいと言うけど今は僧もいないし、頭を剃る剃刀すらないので無理と拒否られる。もうあまりの不幸の身の上に笑いしかでてこない崇徳上皇。何だか本当にいつ見ても、烏帽子が折れてる姿って滑稽なんだけどそれ以上にトホホですね。切ない感じが漂っています。

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平氏は戦死した忠直の亡骸に対して礼を尽くし、源氏も義朝は正清を言葉はないけれど慰める。
正清の舅の長田忠致が通清亡き後自分を実の父と思うて頼りなさいなんて言うんだけどこの狸親父ぃ!

そんな所に信西、そして帝が登場そして勝利宣言。
でも義朝も清盛も気持ちは複雑という表情。
信西は勲功著しい人には応分の恩賞を後日伝えると。
通清や家貞そして忠清も涙を流しております。
素直に勝ったからといって喜べる戦いではなかったんですよね。

ようやく解散!と言うことで清盛その場で寝転んでしみじみ戦いが終わった事を噛み締めている。
義朝のこれまた対照的な「終わった」と寝転んで叫けぶもんだから清盛思わず声のほうに反応(笑)

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「やはり戦はお前が一枚上手であったな。見事であった。王家の御諍いに武士が決着をつけた。お前が昔から言うておった通りに、武士の力を見せ付けたのじゃ。もう、すぐそこまで来ておるのじゃ、武士の世が。此度、武士の力なくして、世は治まらぬことを証した。朝廷に対しても、これまでよりずっとよく物申せるようになろう。さすれば、世を変えられよう!」
「いかなる世に変えるのだ?」
「さあ、そこじゃ!それをこれから考える事ができる!面白き事を己で考え、面白き事を己で形にする。かように面白き事があるか?」
「面白き…またそれか!」
「悪いか?」
「いや、貴様らしいわ、フフフフフフフッ(笑)」
「アハハ~。『強う生きたい』であったな。お前の志は。もう遂げたのではないか?その志は。」

何だか切ない戦いの後だけど、これから何か今までとは違う希望の未来があるのではと思う2人の本当にささやかで微笑ましいシーン。

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義朝の太刀『友切』義朝はこれを機会に名を変えたいと。
「友を斬るとは…」とポロッと言って慌てる義朝、そして清盛も思わず「髭切にしろ!」って(笑)
ちょっとコミカルなシーンで清盛も照れ隠しのごまかしで「道理で眠いと思うたわ」なんて大あくびをしながら退散。
でも「髭切」と言われてまんざらでもない義朝と言うことでその後その太刀は「髭切」と名前が変わりましたとさチャンチャン♪(でも変な名前だよね~髭切って)

家族の無事に戻って来て時子も一安心。
たった1日の事でも待ちわびる家族や当事者たちにとっては本当に長い長い1日だった。
清盛の安堵した表情。

1日ぶりの家族での夕餉しかし基盛は食事が手につかない。
忠直の死と大叔父上の安否を思うと食事が喉を通らないらしい。
重盛も大叔父上の安否が心配で清盛に探さないのかと尋ねるが、棟梁としてそれはできないと、重盛は納得できない様子だが盛国が諌められる。

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義朝も無事に帰宅。由良が労をねぎらっております。
鬼武者を膝に乗せるが、由良も気がかりなのは舅の為義の安否だが、義朝は清盛と同じく、今や賊となった人間と関われば自分たちにも累が及ぶかもしれないと。複雑な由良と鬼武者、当然そう言っている義朝自身もだろうけど…。常盤は自分の屋敷に戻ったようで母から由良に遠慮してとか言われていますが由良はそんな人間ではないと自分の立場をよく考えての行動だと。  

瀕死の頼長はなんとか父・忠実がいる奈良の別邸の前に到着。「あぁ」と言う事がもうかすれて、でも少し安堵したような表情。しかし忠実は、そんな状態で門の前までやって来た頼長を屋敷に入れることなく追い返してしまう。

従者たちのやり取りを聞く頼長。父に裏切られた頼長、裏切られたと思ったのか、それとも自分が災いにとなって藤原摂関家がつぶされてしまうかもしれないそんな大それた事をしでかしたのかと思ってなのか、色んな思いがきっと頼長自身、色々脳裏に巡るものが合ったと思う。

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この時、忠実はただただ、自分はどちらにも組せずひたすら藤原摂関家をつぶされないようにとそれだけを考えていたわけですね。そしてせめて最後に一目でも父の姿を見たいという思いも絶たれ、そして、自分が目指していた藤原摂関家の栄華の夢も断たれてしまった事に、ただ涙に暮れながら「父上…」とつぶやき、自ら舌を噛み切ってしまう。もうあまりにも切ないですね。口から滴り落ちる血。でもその頼長の表情は何だか私にはとても穏やかにも見えます。
 
一歩間違えると、この一連の頼長のシーンは凄く不気味な感じになるかもしれないのに、山本耕史さんだからなのか、ちょっと滑稽でもあり、でも最後の頼長のきっと一言では言えないほど寂しさを感じていたような表情は不気味と言うよりも本当に美しくそして儚げに思い、ままならない世の中の渦に消えて行く頼長を魅力的に演じてくださいました。

仕方なくその場から離れる従者たち。
夜が明け、そんな忠実のもとにどこからともなく鸚鵡が飛んできた。
地面に降りた鸚鵡はもう力尽きたように横たわっています。

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「チチウエ・チチウエ…」と鳴く鸚鵡。しかし忠実が近くに行ったときにはすでに生き絶えてしまう。
頼長が飼っていた鸚鵡と言う事は多分、分かっただろうし、頼長の自分に対する思いを知り、初めて父として息子の死を感じ、何もしてあげられなかったことに改めて、「我が子よ~!」と慟哭する忠実…。

燃えた頼長邸にたたずむ信西。
そのも得た屋敷の中に残った日記を読む信西。
頼長の生前・父としてそして息子たちに政に対しての真摯すぎるまでの思いを読み、あり日しの頼長を思い、そして改めて頼長の政に対する思いを知り、お互いの才能を認め合いライバルとして尊敬し合っていた頼長の事を改めて知る事になった信西。

清盛の館には忠清が忠正と息子たちを捕まえ連れてきた。
まずい事になったという盛国に対して清盛は「自分が忠清に言って探させたのだ」とフォロー。
逃げないから縄を解けと言われたが、やはり抵抗して逃げようとする忠正たち。
しかしあっけなく捕まっちゃいます。

清盛は忠正を一門になくてはならない人だと言い、ここにとどまれと。
此度の恩賞で播磨守になった清盛に喜ぶ忠正だが素直に喜べない。
そして清盛は信西に頼んで叔父上たちの罰を軽くしてもらえるようにお願いすると。
忠正は戦いの中の言葉を忘れたかといわれても清盛は「だからこそ見届けて欲しい。自分が平清盛だということを」

余談ですが…
この忠正と清盛のシーンに関して、伊勢での公開セミナーに豊原さんがゲストで来られていたらしくその中で、この「だからこそ見届けて欲しい~」と言って頭を下げた清盛がニヤリとするんだけど、当初リハーサルの時にはニヤリとしてなかったのに、いざ本番の時にあの表情をされて豊原さんは意標を突かれ、結果忠正のあの表情になったとおっしゃったそうです。是非見直すときにはそこにも注目してみてください♪

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義朝の方にも為義が見つかったとの報告。
由良が見つけろと命じたと言う事を聞き、余計な事をするなと叱責する由良に義朝の為ではなく、鬼武者の為に探したと言う由良。本当に素直になれない人達ですね。

そして、由良のもとに来た為義。由良から義朝は左馬守になり、内昇殿を許されたと報告し、喜ぶ為義。自分が願っても叶わなかった殿上人に息子がなったこと。長年の願いを叶えたと言う素直な嬉しそうな為義さんの笑顔がまぶしいです。

仁和寺で崇徳上皇は相変わらず周囲から相手にされず、出家し沙汰を待つ身に。

後白河帝は信頼相手に双六をしながら成親から敗者たちのその後の報告を聞きくけど、あまりに信頼、双六弱過ぎて面白くないと、そこで登場は美福門院。
これまた強気な発言の美福門院…何を考えておるのやら…。
相手の駒を弾き飛ばす美福門院パワー、恐るべし…
その強気な態度に後白河帝

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「ぞくぞくするのぉ~。朕は…生きておる、フフフッ」

忠正に会いに池禅尼がやってきました。
今回の事を深々とお詫びする池禅尼。そして、頼盛はといえば、叔父上に合わせる顔がないと面会に来ない。しかしそういう頼盛の思いを誰よりも理解できるのは自分だと言う忠正。
聞かぬ気を持つ兄を持つ弟の思いは自分が一番良くわかると。血気盛んな兄の為にいつも自分が尻拭いをしていたと。清盛を育てると言い出したときも、これで自分は一生尻拭いをしていかなければならないんだと。でもそれが飛んでもない事をする兄を持つ弟の定めなんだと。 忠正様にこれ以上のお苦しみがなきように…それしか言うことが出来ない池禅尼。

清盛は信西に忠正を許してもらえるようにお願いするが、厳しい返事。
師光にもお願いするが…
信西は自分に任せろと、その言葉を信じるしかない清盛。

さっさとそれぞれの罰を決める信西。
忠実の沙汰に関して荘園を召し上げるといわれ反発する忠通だけど信西は気にも留めない。
崇徳上皇には流罪を。驚く貴族たち。グダグだ言う貴族たちに何の為に戦ったのだと一喝する信西。
次に武士たちの処分。
厳罰に処すそれは一体…

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清盛の館では重盛・基盛そして時子達が忠正と朝餉を共にしたいとやってきました。
そして下のまだ幼き弟たちは忠正が昔、重盛や基盛に作ってあげた竹馬で遊んでいたが突然清三郎が泣き出してしまう。そしてそんな兄を慰める弟(笑)
竹馬の首が取れてしまったようで、忠正がまた作ってやろうと…
これもなんだか、これからの忠正の最後を表現しているようなシーンですね。

信西による忠正の処分が出た。
「死罪」斬首せよと言われ、驚く清盛。
思わず「これって"ドッキリ"?」とでも言いたげな、想像もつかない言葉が信西の口から出てきたことへの驚きで、思わず笑いそうになってる清盛。

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信じがたい処分に最後のあの清盛の「ふふっ…」そして微動だにしない表情の信西。
こういう何気ない演技はさすがケンちゃんという感じなんですよね~。

さて、いよいよ次回はそんなまるで"ドッキリ"のような処分を聞いた清盛、そして義朝が大切な人達を自らの手で斬らなければならないという処分をどう受け止めるのか目が離せません。




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