感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
第35回『わが都、福原』
2012年9月9日放送

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仁安3(1168)年、病からよみがえった清盛(松山ケンイチ)は妻の時子(深田恭子)とともに出家する。
そして清盛は一門の前で港の近い福原に移り住むことを表明し、皆を驚かせた。清盛の福原移住を聞いた後白河上皇(松田翔太)は、危機感を覚え、清盛の動きを警戒する。

2月、後白河と滋子(成海璃子)の子・憲仁親王が即位する。高倉天皇である。平家の血を引いた初めての天皇の誕生であった。生母の滋子は皇太后となり、これによって、平家内の勢力均衡は微妙に変化した。

滋子の姉・時子の長男宗盛(石黒英雄)が、先妻明子の子・重盛(窪田正孝)を抑えて台頭し、宗盛の叔父で清盛の血のつながらない弟・頼盛(西島隆弘)が官位を辞任する。そのことは頼盛の心に影を落とす。

一方、伊豆では、わが子を殺され絶望していた頼朝と、北条政子が運命的な出会いをする。


無事病から生還した清盛、そしていよいよ遮那王の登場など…楽しみな35回の始まりです。

すっかり病が回復して周囲から見るとますます元気になったように思える清盛、庭で剣術の稽古をつけています。そんな様子を弟たちや息子たちが半ば驚き半ば呆れたように見ております。

そんな父を見て重盛は父が何をするつもりなのかとついポロリ。それを耳にした宗盛思わず重盛の方に視線が…重盛も視線を向けるが、宗盛に対しての視線が冷たいぞ…思わず宗盛も目をそらしちゃう。そんなことしたら余計誤解されるのになぁ…。そんな宗盛の後ろでは重衡が見よう見真似でエアー剣術の稽古をしておりますね(笑)

清盛はそんな重衡をご指名しましたよ。当然、喜んで行く重衡(笑)何処までも無邪気ですなぁ。
楽しそうに棒を振る清盛。 

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そして屋敷に明雲がやってきました。
比叡山でも清盛の病の情報は入ってきていた。20数年前の呪詛がようやく効いたかと思ったのにって、どんだけ時間かかっとんねん!そんな嫌味を言ってる矢先、突然清盛が明雲に向かって頭を下げる様子に、「予想外です!」と言わんばかりに驚く明雲。驚いたからではないだろうが眉毛もビックリ!吊りあがっておりまするぞなもし(笑)

そして今日来てもらったのは他でもない、比叡山延暦寺天台座主明雲様に剃髪してもらいたいと。
まさかの清盛からのご指名に驚く明雲。時子もビックリだけど盛国は普通(まぁ知ってるわなそんな事)

「一度死んだも同じ身。死んだ気で、余生を過ごしたいと思いましてな。」

絶対なんか意図があると明雲じゃなくても思うわな。

「して何故、我が手による得度を求められる?白河院の昔より、我ら山法師はおのが意を、朝廷に対しても押し通してまいった。位人臣を極められたあなた様にとっても、やっかいなものにござりましょう?」
「賀茂川の水、双六の賽、山法師。あの白河院でさえも、これら3つには手を焼かれたといいまする。私はこれらと真摯に向き合い、また、手を携えてまいりたいと考えまする。」

これだけ丁寧に言われたら、明雲もまんざらではないでしょうし、お互いの利害も一致するのでは?
明雲の表情も納得という感じだよね。ということで清盛の剃髪の儀が行われます。

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【いそPです】出家のときに僧侶たちが唱えているのは、『毀形唄』(きぎょうばい)という唄です。毀形とは形を壊すという意味が転じて、浮世の人間であることを壊すことを示し、「剃髪」するときに唄われたそうです。わずか20字ほどの文言を、すごく丁寧に歌い上げています。松山ケンイチさんが今、実際に髪を剃っています。カミソリだけで髪を剃っていくので、このシーンは、プロの理容師さんに剃る演技して頂いています。
このシーン、かなり大変だったみたいですね。とにかく髪を剃る美容師さんが緊張されてたようで何度かテイクを重ねていたようです。まぁまさか自分が坊主の姿でカメラに撮影されながら剃刀で頭を剃るなんてこと予想してなかったかもしれないですもんね。失敗は許されないだろうし…そんな緊張感が見てても伝わってきますよね。

でも、以外に清盛は緊張してる感じではなく穏やかな感じですよね。まぁ最初から覚悟していたことだし、清盛としてそこに存在していますね。

今年の2月、広島でのファンミの質問コーナーでケンちゃんが坊主になる事に関してこんなことを言っておりました。
いや、もちろんやりますよ!もちろんやります僕は。いやいや、丸めるのなんて大したことないですから。ただ、単純にそらないと表情を作りづらいというのがあるんですね。僕、地毛でやってるんで、特に問題ないんですけど。かつらってすごくかっこよく見えるし、自然だし、一番理想の形を作ってくれるんですけど、ただ、おでこの所に顔の表情を作りづらいっていう難点がちょっとあるんですね。坊主の丸めた時のかつらもあるんですけど、それはやっぱり毛がないからバレちゃうんですね。だから表情の作り方も若干変えないといけなくて、そういうテクニックも必要になってくるんですよ。僕はそういうテクニックがないんで、もう、そっちゃいます。多分ね、僕が坊主にしたらスタッフ全員坊主にしてますって(笑)。
あくまでも俳優さんそれぞれのスタンスなので、カツラだからとか、そうじゃないからとかとやかく言っても仕方ないと思うんですよね。皆が大河ドラマ1本で頑張っているわけでもないですし、イメージもありますから。でも松山ケンイチと言う俳優のスタンスは清盛として自分の髪で髷を結って、そして髪を剃ると言うだけですね。だからと言ってカツラ反対主義とかでもないので誤解なきよう…(実際、CMや作品によってはカツラ使ったりしておりますしね~アハハ)

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その頃、伊豆ではまるで野生児?の様な政子が登場。
そのアクティブな感じ、まるで無頼の高平太を彷彿とします(笑)
またも雉を捕まえてきた政子、犬と遊んでいる弟の小四郎に対して体を鍛えよと弓を渡し、嫌々ながら弓を射るけど的に当てられず、それを見た政子がこれ見よがしに弓を引くんだけど、ちょうど野菜を収穫して戻ってきた父時政の首筋すれすれに飛んで行く。

「やべ!」と思って逃げるんだけど、時政グワシと政子を捕まえる事に成功!
女子なんだから弓などよりも娘らしく、髪も梳いて身奇麗にして絵巻でも読んでいろと言うんだけど、政子にとってはそんな事で今日と言う日を無駄に過ごしたくないと。あくまでもおてんばな娘の髪に櫛を通そうとするんだけどあまりのボサボサ過ぎて櫛がうまく通らない。なんだかこのシーンで思いだすのが滋子。
滋子は巻き髪をストレートにしようと悪戦苦闘したけどダメでその時やはり櫛が刺さっていましたよね(笑)

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足もドロドロで怒る時政の油断を伺う政子。
いやぁ~生命力が半端無いっすね(笑)生きる屍みたいになってる頼朝と良いバランスなのかもしれませんね(笑)

藤九郎が戻ってくると頼朝の姿が見えない。相変わらず食事も殆ど口にしてないみたいでガッカリ&心配な藤九郎…トボトボと戻ってきた頼朝、本当に負のオーラを漂わしておりますな(ーー;)藤九郎も居たたまれないっすよね。

今日こそは食事をとってくださいと強い口調で言う藤九郎だけど何だか振り返りざまの頼朝怖いっす…


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「今日?いつ今日になったのだ?いつ昨日は終わった?明日はいつ来る?」

藤九郎忍耐強いと言うか、大変な人と主従関係を結ぶ事になったよねと、今のところ。
明日も今日も昨日も分からない男と、充実した今日を生きたいと強く願ってる女。無事父の目を盗んで脱出成功!

京の清盛はと言うと…すっかり頭もツルツルテカテカになって、そして時子も同じく尼僧になりましたね。
一門が集まる場所にやってきました。顔を上げた一門の中で、経盛、教盛など驚く中でも特に宗盛の驚きようったら…やはり一番オーバーリアクションですね。重盛は特に反応もなくという感じ?

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この下から上目線で剃った頭をなでなでする時の表情…みんなのリアクションを楽しんでいるようですね。

「おぉ、さっぱりしたわ。」

一気に場が和みました。宗盛は父上はともかく母上も同じように出家してしまうなんてと残念そうに言います、清盛も無理して付き合わなくても良いと言うんだけど、そこは時子、平家派一蓮托生それは夫婦も同じですって。そこへバタバタ走ってやってきたのは頼盛と宗清。

しかし、まず清盛の姿を見てビックリ仰天な表情の頼盛。思わず声が引っくり返っておりますよね(笑)
病と聞いて慌てて大宰府から戻ってきのに、もう治ったと言われちゃいました。

「ご快癒なさったのなら結構にございます。結構にござりますが、その…お姿は!?」
「出家したのじゃ。」
「それはみればわかります。何故また?」
「うむ。皆々、わしは福原に住む事にした。ここじゃ、ここに館を建てて住まう。」

もう皆またもビックリ。貞能もあんな寂れた場所に住むのかと?それに対して清盛は「風光明媚といえ。」言葉は言いようですなぁ~(笑)忠度も何で急にって

「何故…そうじゃな。海に近いゆえじゃ。前々から言うておる、博多から大輪田への船路を整えるためじゃ。都と行ったり来たりするよりも、住んだ方が何かと勝手がよかろう。」
「病み上がりのお体で何を言われますか!?またいつ何時、此度のような事になるか分からぬのですよ!」
「それ故にこそじゃ。齢50を過ぎ、いつ何時倒れるか分からぬゆえにこそ、先へ先へと進めたいのじゃ。」

棟梁が京にいなくてどうしますかと心配する宗清に対して心配しなくても福原は京から馬で1日で行けるんだからっていたって楽観的に話す清盛はそういうとさっさと部屋を出て行っちゃう。忠清他皆仕方ないなという感じで和やかな感じだけど、頼盛の不安そうな表情。そしてもう1人、不安を抱えた人物がそんな清盛を追っかけて声を掛けるのは、そう重盛。

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「父上。まことのことを教えてくださりませ。父上は、福原で何をなさろうとしておいでなのですか?」
「わが留守を預かり、棟梁の務めを果たすは重盛、そなたじゃ。頼んだぞ。」
「父上。」

あぁ…もっと色んな事を聞きたい話したい重盛なのに、清盛はそれをわかっていてわざと何も言わず重盛を試すようなことをしちゃって。そんでなくても今、重盛は宗盛とのわだかまりがあって兄弟の中でも疎外感を感じていると言うのに…途方にくれたような重盛の表情が切ないっす。

福原に行くと言う情報は後白河上皇様のお耳にも入ってきたようで、西光と双六に興じながら西光としてはやっとこさ隠居してくれるとホッとした感じですが、さすが上皇様は清盛のことを良くご存知で

「いや、駒を進めおったのじゃ。福原か。あの何も無い辺鄙な場所にのう。だが、道なき道を切り開くは、あやつの最も得手とするところ。(出てきた賽の目を見て)即位じゃ。帝の譲位させ、我が子、憲仁を即位させる。」

清盛に駒を進められて、俄然やる気満々な上皇様。自分も負けていられないという感じ?
その言葉に慌てるのは成親。5歳の六条帝から8歳の東宮に譲位とは…それに難色を示すのは西光。
それは憲仁様の母が滋子ということ。滋子の後ろには清盛がいるから。平家の力が増す事がいけ好かない西光。でも上皇様はそれでええねん。それ以上に自分が力を持てば良いんだからって。白河院が出来なかった政を自分がしてやろうって自信満々?

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仁安3年2月19日、高倉帝誕生。滋子も皇太后となり、宗盛が皇太后宮権大夫に任命されました。
【いそPです】皇太后宮権大夫という役職ですが、簡単に要約すると、皇太后宮という皇太后のお世話をする役所があり、そこのナンバー2です。皇太后宮を通じて、政治に意見することが出来ました。ちなみに、トップは大夫となります。

そんな風に宗盛が皇太后宮権大夫になった様子を見ているのが頼盛。実は頼盛は六条帝の皇太后宮権大夫だったんですよね。譲位させられたことでその官職を自動的に辞任になったわけです。複雑な心境ですよね。折角得た官職が数年でまた振り出しに戻るみたいな感じになっちゃったわけで…。同じ平家一門なんだけどこちらもまた色々感情のひずみが…

ある日、清盛は上皇様に呼び出されちゃいました。
何でも先日行われた滋子の代始めの入内に大宰大弐の頼盛がちゃんと務めなかった事に対してどういうこっちゃと。ただただ謝るしかない清盛。

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「頼盛の振る舞い、朕の政に泥を塗ったも同じ事。この先、再びつとめを怠る事あらば、それは頼盛のみならず、平家が我らをないがしろにしたものと見なす。その入道姿。よう似合うておる。俗世を離れ、都を離れ、さて、何とするつもりか知らないが…離れるなら、それなりの覚悟をしていく事じゃ。」

上皇様そういう切り口で来ましたか。清盛の動向をまず見ようと言う感じでしょうか?とりあえず軽く追い込んで、その上で清盛がどう出てくるか見てみようということでしょうね。清盛も頼盛の行動にちょっと困ったなという感じの表情。

福原に引っ越す準備をしている清盛の元に呼ばれた頼盛。

「以後軽々しき振る舞いは慎め。一人の過ちが、一門に及ぶと心得よ。わしはこれから福原へ旅立つ。新天地につまらぬ心配事は、持ってゆきとうないのだ。」
「恐れながら、頼盛様は、都と大宰府を行き来する暮らし。その上、此度の如きつとめは、更に重荷にござります。」
「フッ、それが何だと申すか?交易をすすめる上で大宰大弐は何よりの重職。それだけ責務が大きくなるは道理じゃ。つとめを怠る理由になどならぬ。皇太后宮権大夫の職を失うたが、面白うないか?」
「さようなことは…。一つ、お伺いしてもよろしゅうござりますか?私はいつ参議となれましょうか?重盛、宗盛それに時忠殿は既に参議にござります。」
「それはそなたの働き次第じゃ。此度のような事が続けば、推挙は出来ぬ。」 

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宗清の言うこと、頼盛が大変なことを一番知っているのは清盛自身なんですよね。でもあえて頼盛を追い込んでいると言うのか、その清盛の意図することは頼盛は当然わからないですよね。

「兄上は…いまだに許せぬのではござりませぬか?かの保元の戦にて、私が兄上のお考えに背き、敵方へ走ろうとしたことを。」
「そうだとしたらなんとするのじゃ?再び一門から離反するつもりか?」
「さような事は…。」
「つまらぬ世迷言を言うておらず、おのがつとめに励め。」

こうして皆それぞれ自分が思いこんでいるわだかまりを清盛にぶつけているんですね。
それを、いや俺はそんな事思ってないぞと言わず、あえて相手に投げかけ、どうするんだ?といい、そしてこの時の清盛の一瞬の厳しい表情。おっさん臭いし、惹きつけられる表情をしていますね。さすがの頼盛もどう答えていいのやらという感じで戸惑っていますね。

頼朝は相も変わらず、ふらふら夢遊病者のように屋敷内をさ迷い歩いていますね。
時政の屋敷に珍しい客人達が来ていますね。三浦義明・上総常澄・佐々木秀義のじい様トリオ…とでも申しましょうか(笑)。すっかり老け込んでおりますが、彼らは頼朝の父・義朝が東国に武者修行中に出会い従うようになった人達ですよね。いやぁ~あの頃の義朝様の野人ぶりはなかなかでしたよね。がむしゃらな感じがなんとも「ワイルドだろぉ~」って感じで(笑)

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その3人は多分、頼朝のことを心配して(あと何?同窓会気分?単なる井戸端会議?)様子伺いと言うか時政に状況を聞きに来たのかしら?そしてやはり気になる事は伊東祐親が頼朝の子供を殺したのかと言う話題。皆言いたい放題(笑)

「平相国清盛入道様を恐れてのことであろうが、しかし…」
「して、佐殿は今…」

たずねられて時政はもう見ていられないほどに打ちのめされているという感じ?
皆もそんな頼朝をかわいそうにと哀れんでおります。世が世なら源氏の御曹司なのに、そんな事でめそめそしてるようじゃとても源氏の御曹司なんでいえないぞって。何せ頼朝の父上の義朝様は若い頃からメッチャ勇ましい人だったのに、力でのし上がった義朝様は、財でのし上がった清盛様に滅ぼされちゃったよ。ってまぁそれだけじゃないんだけど、このお方たちも頭で考えるよりも体が先に動くタイプの方たちだから清盛のことなんてわかりゃしないよね。そして悔しがるんですよね、あいつが悪いって。武士の風上にも置けないとか何とか言ったりして…

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「ええい、誰ぞ平家を滅ぼす気概のある者はおらぬのか!?」

ってあくまでも他力本願ですか?(汗)じゃあわしがとならないのがねぇ~
突然、思い出したように三浦さんが時政に、確かおたくにも姫君がいたよね?と。戸惑う時政、まぁいることはいるけどなんせあれですからねぇ~(>_<)

早いところ、どこかに嫁にやったほうがいいんじゃないかって?もしかすると祐親のところみたいになってからでは遅いぞって。そこで秀義の所に息子がいるからどうだと、秀義もはいて捨てるほどいるから好きなのを選べって。そんな話しをしている最中、気配が?一瞬、おじさんたち緊迫したムードなんだけど次の瞬間見えたのは…猪?(汗)

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なんと!それは猪を担いで帰ってきた政子!(◎o◎)
意気揚々な表情で父・時政に向かって野駆けをしている時に猪を捕まえましたので今宵の膳にって。
もうおじさまたち、ただただ驚くばかり。女子が猪を捕まえて担いで持って帰ってくりゃ、そりゃたまげるわな。時政も「やべぇ~」という表情。挙句、秀義に縁談の話はなかった事にって…ありゃりゃ~。

父の元から必死で逃げる政子、追って来ないと分かったか、ようやく足を止める。

「おぉ!夕日が美しい!娘らしゅう一日家に籠ってみよ。この日暮れの美しさなど分かるまい!あ~ぁ、もう今日が終わるのか。もっともっと、遊んでいたいが。」

政子、ほっぺたとかも傷だらけ(笑)猪との格闘のせい?(汗)ブツブツと言って棒切れを振り回していると何かが目の前を横切って行く。しかし突然突風が吹き、目を開けたときには幻のように消えていた。
あれは「物の怪?」なのか…。でも政子の目は怖いよりもその正体を知りたくてウズウズしてるという表情。この時の政子って大体12歳くらい?意外と違和感ないですよね~。まぁ1話などで眉の無い政子を見てるからなのか?無邪気さとおてんばさがあの政子につながるんだろうなと違和感なく見せてくれていると思います。

清盛も無事福原の到着したようですが…しかしすんごいぼろ屋。誰も住んでない廃屋状態ですがまずは風をいれる為に戸板などをあけました。そこへいいタイミングで兎丸たちも到着です。

「はぁ~=3えらいとこまでこさせやがって。しかもなんや?このぼろい家は。」
「ハハハハ~。ここを、そなたたちに手入れしてほしいのじゃ。賓客をお迎えできるよう。立派なしつらえにせよ。宋との取引を博多ではなく、ここでしたい。」

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それを聞いたら俄然張り切りだす兎丸。そして皆に手伝ってくれる人達を集めてくるように指示。それから清盛は目の前の泊の地図を見せて、どうしてこの場に大きな船が乗り入れられないのか詳しく調査してくれと兎丸に指示、そして皆地図を見ながらああだこうだと作戦会議をしている清盛を嬉しそうに見ている盛国。

お留守番組の一門は棟梁代行の重盛邸に集合。
葉っぱを食べるおじさん…じゃなくて藤原邦綱さんが宣旨を渡しに来ているようです。

今回、教盛が正三位参議に任ぜられると言うことです。しみじみ喜びを噛み締める教盛に経盛も本当に良かったと喜んでいるけど自分がこうなれたのも経盛がいたからだと、頼盛も教盛にお祝いの言葉をかけるが、お互いの心中は複雑な思いだと思います。

夜、宗盛、知盛、重衡が酒を酌み交わしておりますが話題はやはり今日の教盛の昇進の話。めでたい話なんだけど、どうしてもわからない疑問が。何故頼盛の叔父上は参議を許されないのか?と重衡。知盛は確かに頼盛は先代棟梁の御正妻・禅尼様のたった一人の子、とうに参議になってもいいはずなのになぁ。そんな2人の発言に「言われてみれば、そうじゃのう」って自分の意見はないのかい!宗盛(爆)

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そんな兄弟和気藹々と会話している所に、またイッチョ噛みの人登場。

「ご正妻のお子なればこそじゃ。正妻の子には、棟梁の座を狙う野心があって当たり前。それを義兄上はよう存じられておられるのであろう。」

また時忠がそんな事を言うもんだから、宗盛「またその話しかぁ…」と若干うんざり気味な表情。
一体時忠は何がしたいんだか…重盛よりも宗盛の方が自分にとって何か事を起こすのに都合がいいと思ってるのか?それとも単純に血の繫がっている甥っ子だから?徐々に時忠の言葉に洗脳されてる感じなのか宗盛。
まぁ、以前二条帝に重盛が意見をした時、清盛と重盛が言い争っているのを見た宗盛はそのときくらいから重盛に対してあまり良い思いはしてなかったんだけど…。

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頼盛は父から譲り受けた抜丸を眺め、太刀をもらった時のことを思い出しています。
父から兄弟助け合えといわれたのにその後、保元の乱の時、清盛から参戦する事を許されず悔しい思いをしたこと、母に清盛に対する気持ちを吐露した時のこと、兄の気持ちを理解できないでいる頼盛と清盛も同じ月を眺めています。さすがの盛国も頼盛の事が心配だと。

「頼盛…あれは優れた男子じゃ。頼盛がおらねば、平家の繁栄は保てまい。」

頼盛と同じ月を眺めながら酒を飲む清盛。

久しぶりの摂関家ブラザーズ。兼実が清盛の福原に移り住んだと、それを聞いて更に嫌味ったらしく、しぶとく命拾いしてから老い先長くないと自覚して隠居したんやろうと基房。しかしさすが冷静沈着な兼実、隠居なんかするような人間ちやうやろう、まぁどちらにしても京から遠くに行ってくれることはええことやし、何と言っても清盛が不在の平家、きっと何処からか隙ができるでとニヤニヤな基房様に対して「そやろうか」という表情の兼実様。

そんなある日頼盛は八条院の館に呼ばれたようです。
八条院様がつい先日までの皇太后宮権大夫のつとめも含めて頼盛の勤勉さにいたく感心しておったけど、それに見合った評価をしてもらえないのがどうも納得できないと頼盛を上げまくっております。そんな事言われたら頼盛もまんざらではないですよね。そんなところにやってきたのは摂政様。早速ターゲットをロックオンしましたか?(汗)

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「大宰大弐。内々の話ではあるが、近くそなたを、参議とするつもりじゃ。八条院様のたっての、願いでな。」
「似仁様じゃ。鳥羽院のご嫡流でありながら、滋子様の邪魔立てによって、親王宣下さえ受けられなんだ、哀れな皇子じゃ。境遇がそなたによう似ておる。血筋で言えば、そなたこそが平家の嫡流。それをおかしな出自の棟梁によって、出世を阻まれるのは、見るに忍びぬのじゃ。」
「きっと八条院様のお役に立てるようお尽くし致します。」

早まりましたね頼盛。と言うかあちらもこちらも結局、お前が嫡流だ、お前が本当は棟梁になるはずと言う言葉に踊らされていますね。そんな言葉で一門の中で人間不信と言うか起こしあってなんだかなぁ。重盛と宗盛そして清盛と頼盛…自分の弱みに思い切り付け込まれてしまってますがなぁ…

そんないやらしい人達の口車に乗せられた頼盛。とりあえず参議に任命されたのはいいけれど、1ヵ月後あっという間に全ての官位を剥奪されちゃいました。慌てて重盛は福原の清盛のところへ向かいました。


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「去る11月の18日の大嘗会にて、なすべきつとめを怠りましてござります!これまでも、滋子様や帝へのご奉仕を怠りがちでしたゆえ、それらが募りに募っての事かと。父上、どうか上皇様にお口添えを。頼盛の叔父上にとって、悲願の参議にござります!」

必死な重盛の言葉に対してあくまでも冷静な清盛は上皇様の言うとおりにしなさいと。1年ばかり頭を冷やすがよいと言う父に、納得できない重盛だけど、清盛は頼盛を福原に来るように伝えよと。

そして頼盛が清盛に今回の顛末に対して話をしております。
自分を取り立ててくれたのは八条院様だから、滋子様を差し置いても八条院様野おつとめを優先するのは当然だと思う。それを厳しい表情で聞いている清盛。

「いっそ…追い出してくださりませ!あの保元の戦にて戦場から私を追い出したように一門から追いやってくださりませ!」

まだそんな事言ってるんかという感じの表情の清盛。

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「頼盛。海が見えよう。そこに見えるは大輪田泊じゃ。東側の風と波にあおられ、大船が入れぬゆえこれをしのぐ手だてを考えておる。音戸の瀬戸も広げた。海の守り神たる厳島の社も、来年には完成しよう。わしが何故、さようなことをしておるか、分かるか?」
「かねてより仰せのとおり、博多を都の隣に持ってくるためと存じます。」

┐('~`;)┌ヤレヤレという表情の清盛。あくまでもそれは表向きなのになぁ~わかってないなぁという感じ?
まぁ、分かりにくいよね。今までそんな会話もしてないというか頼盛が好き勝手にああだこうだ言うことを黙って受け止めてるだけだもん清盛。

「賀茂川の水も、いずれはあの海に流れ込む。海を思いのままに出来れば、それすなわち、賀茂川の水を思いのままにできるという事じゃ。白河院でさえ、手を焼いた、賀茂川の水をな。」

はぁ?何を突然言ってんだ?と言うような表情の頼盛。

「頼盛。わしは、博多を都の隣に持ってくる。そして時をおかずして、都を海近くに持ってくる。」

頼盛そして思わず、盛国もビックリ?

「我ら平家の都をな!」
「それは…」

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頼盛、ちょっとピンと来た?でも宗清は帝のいない都なんてありえないでしょうと

「無論じゃ。」
「では一体なんでござりますか?平家の都とは。」

頼盛の食いつきに喜んでる清盛。ニコニコしながら

「京におったのではいつまでたっても、上皇様の手のひらの上。それゆえわしは、その目の届かぬ福原に住まう。そして、大輪田を博多の如き場所にして、宋や高麗、果ては天竺、南国の産物も取引し、富を得る。この富によって国を富ませる。」
「それを…一門で行うと言うことにござりますか?」
「さようじゃ。」
「朝廷ではなく、一門で?」
「さようじゃ。先例大事の朝廷の枠にとらわれて国づくりをしている暇はもはやない。国の形をひそかにつくりあげ、それをこの国のあるべき姿であると示す。それこそが、わしの見出した答え。」
「答え?」
「武士が頂に立つ世の姿じゃ。」

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頼盛の頭の中でかつて父・忠盛が言った言葉が蘇る。兄清盛は父の思い、武士の世を作る為にただそれだけの為に一心に頑張っているということを改めて思い知らされた頼盛。

「頼盛。そなたは亡き父上と母上の遺した、たった一人の子じゃ。平家を思う気持ち、一門の誰にも劣るまい。父上の目指した世づくりに、そなたは断じて欠かせぬ!頼盛。これより先も、口うるそう一門を支えよ。」

兄が自分を嫌って官位をあげようとしなかったわけではないと言うことがわかった頼盛。
官位に縛られずに自由な立場で一門を支える事も大事なことだと言うことを清盛は頼盛に伝えたんだと思う。それが出来るのは頼盛しかいないと。

そんな壮大な兄の話を聞いて宗清も驚くが

「相変わらず、途方もないお方じゃ。」
「如何なされるおつもりですか?」

しばらく考え、顔がほころぶ頼盛

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「う~ん、仕方がなかろう。それが、とてつもない事をしでかす兄を持つ、弟の定めというものじゃ。」

頼盛が帰って行ったあと、盛国と清盛

「殿の目指す国づくり、たやすくはゆきますまいな。一筋縄でいかぬ上皇様、依然、我らを目の敵とする摂関家。山法師とて、おとなくしはしてはおりますまい。」
「向こうがいかなる目を出してくるか。それに、いかなる目で応えるか。考えただけでぞくぞくとするわ。」
「私は、そんな殿をおそば近く見ておるだけで、ぞくぞくとしてまいります。」 

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もう、盛国!どんだけ殿LOVEなんだよ。
でも盛国にそんな事言われると清盛も嬉しいよね~。

ふたりで眺める福原で見た夕日。何気ない会話がしみじみしてきます。
頼盛に話すことでまた自分の目指す国づくりの夢が膨らんだことでしょう。

一方そんな明日しか見えない清盛に対して、今も見えない人が伊豆に1人…
相変わらずふらふらと屋敷の周辺を彷徨う頼朝。そんな夢遊病者のような頼朝突然上から網が降ってきた!と思ったら政子が網の上に馬乗り状態!

物の怪を捕まえた!と弟の小四郎に正体を見ろと言うんだけど怖い弟はさっさと逃げて行っちゃいました。
すると下にいるものがうめいている?

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「えっ?人?」

と確認して思わず両手を離す政子。うごめく頼朝とそれをビックリして眺める政子。

写経をする人物。鞍馬寺に入った牛若、今は遮那王と呼ばれているようです。僧都様に向かって笑みを返す遮那王。いよいよ登場人物揃ったという感じ?

この放送の翌日、他でも紹介しましたが福原など清盛様の縁の場所を巡ってきました。
だから、この放送で福原のシーンが出てくると、周辺の景色など全くなくても、自分の中で見た(全く今は当時の風景とは違うけれど)風景が浮かんでくるんですよね~。あぁ、この場所のどこかに清盛様や頼盛様がいたんだなぁ~、福原京の町がここから見渡せたのかなぁ~、なんてね。

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