感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
第36回『巨人の影』
2012年9月16日放送

001_20120916050630.jpg


清盛(松山ケンイチ)は、京での仕事を嫡男の重盛(窪田正孝)に任せ、自らは福原に移り住んだ。同時期、後白河上皇(松田翔太)は出家し、法皇となる。

嘉応元(1169)年、藤原成親(吉沢悠)の知行国、尾張で寺社がからんだいさかいが起こる。延暦寺は成親の配流を求めて強訴を起こす事件に発展した。

側近の成親の進退をめぐって後白河法皇は判断がつかず、院御所を警備し、事態を納めようとするが、かえって支離滅裂な命を出し、朝廷を混乱させてしまった。重盛も、妻の兄である成親の処遇に迷い、混乱をおさめることができない。

それまで福原で情勢を見守っていた清盛は、ふいに平を率いて上楽、たちどころに混乱をおさめてしまう。
平家の兵力と清盛の采配を目の当たりにした後白河法皇や摂関家は、武士の武力がもはやすべてを解決する重要な力であることを認めざる得なかった。


本格的に清盛が福原に移住し、重盛が京で一門の棟梁として頑張らなければならないのですが大丈夫なのでしょうか…ということで第36回の始まりです。 

PDVD_000_20121004092316.jpg


OPにCGの福原の映像が登場しましたね。これはKOBE DE清盛のドラマ館で流されている映像が使用されています。ドラマの中での映像は本の一部分で、あれ以外にも福原京や清盛・頼盛の屋敷などのCG映像なども当館で見る事が出来ます。あれを見るとドラマの中での福原の様子が浮かんできます。

1168(仁安3)年の年末の頃の京都鞍馬寺…写経に励んでいるのは今は遮那王と名乗る牛若。
母との約束を守るため、日々修行に励んでいる遮那王に僧都は感心しきり。

僧都は10ヶ月前の事を思い出す。
それは母・常盤御前に連れられたやってきた牛若のこと。
武井咲ちゃんの常盤安定感がありますね。挨拶をして牛若が部屋から出て行くと僧都が常盤に本当のことを話さなくてもいいのかと。自分の本当の父親のこと、そしてその生き様を子供としては知りたいはず、しかもその父を滅ぼしたのが相国様だと言うこと…しかし常盤はキッパリと

「私のつとめは、生きて子らを守ること。まことの事を知れば、牛若はいずれ、きっと命を落すことになるでしょう。」

清盛から言われた言葉「どんな事があっても子供たちの為に生きろ」単にお互い憎みあって戦ったわけではない2人、そして父を滅ぼした相手に一時期とはいえ父と思って育ってきた牛若にさらなる憎しみを追わせたくない母の思いが言葉の重みとなって伝わってきます。

PDVD_010_20121004093042.jpg


そんな事をふと思い出した僧都、牛若に声をかけられ我に返ったのはいいけれど思わず雪に足を取られて倒れそうになる瞬間!牛若が後ろで支えてくれたので助かりましたが…すごい瞬間移動。思わず僧都もあの場所からどうやって自分を助けに来たんだと不思議な表情…これは後の弁慶との出会いや源平合戦の八艘跳びに繫がる身のこなしの軽さを表現してるのかしら?

1169(嘉応元)年3月20日、後白河上皇様を福原にお招きして、千僧供養を行った。屋敷も立派に完成したようですね~。成親や西光なども同伴ですね。

夜、清盛は千僧供養を執り行ってくれた明雲に感謝の言葉を述べております。いまやすっかり仲良しな2人?(笑)一見2人とも同じような頭に同じような法衣を(微妙に違うけど色の合わせが)着ているので…

PDVD_015_20121004093711.jpg


「かしこくも治天の君をお招きしての千僧供養。これで福原は、特別な地となり申した。」
「京でもなく、南都でもなく、かように辺鄙な地で執り行うとは、極めて異例の事。一体何をお考えか…いや、詮索は致しませぬ。相国入道様のご大願、成就あそばすよう、この明雲、叡山よりご祈願致しましょうぞ。」

そんな会話をしてるとやって来ました、後白河法皇様と一行。明雲に自分の為にも祈願しろって(汗)
そこは明雲、勿論ですと応えます。嫌味の応酬?(笑)

清盛に話しかける上皇様。この時の灯篭?の明かりがきれいだなぁ~。ああいう感じのライト欲しいなぁ~何て思ったりして…まぁ相変わらず上皇様、相手の腹の探り合いとでも申しましょうか

「わしを呼ぶため、財を投げ打ち、万全の支度をしたと見える。何を企んでおる?」
「本日は、上皇様をお迎えでき、身に余る誉れ。どうぞ今宵は、ごゆるりとおくつろぎ下さりませ。」

一息ついて、重盛に今後の事を話す清盛。新しき屋敷も完成して千僧供養も済んで、これから先はよっぽどの事がない限り、京に戻ることはないから重盛はこれから棟梁として一門を引っ張っていきなさいといわれちゃいました。

「謹んで…承りましてござります。」

緊張した面持ちの重盛。本当に大丈夫なんだろうかと思ってしまいます。
一方、上皇様と言うと、成親が体をモミモミしております。ソフトタッチですなぁ~(笑)

PDVD_028_20121004093923.jpg


波の音が聞こえてくる中、西光はいつになく感慨深げ?
大輪田泊を眺め、なき信西が夢見ていた遣宋使の夢も実現するのではないかとちょっと嬉しかったりして。
そんな事を言う西光に「西光殿は相変わらず信西殿LOVEやなぁ」と言われてしまう。「なんか文句あるんか?」と言う西光に嫌味ったらしく「そんな事は言ってへんけど」おいおい、仮にもあんたたち一応兄弟やん?上皇様がいるからって成親様もそんな強気に西光に言わんでもええんちゃうん?ほら、西光ワナワナしてるやんかいさぁ~(ー3ー;)まぁそんな2人のやり取りなんてお構いない上皇様は清盛のことで頭がいっぱいです。

「出家をし、叡山と手を組む。京を離れ、海の近くに住む。大船の入れる泊を造る。なるほど、遣宋使も夢ではない。だが、都を留守にするは賭けじゃ。おのれ不在の六波羅を、一体どう率いるつもりなのか…。」

おぉ、ここで成親が動き出します。義弟と飲みたくなったと重盛から何か聞きだそうと行動開始です。この時の西光の「何じゃこいつは…」と言うような目つき。

重盛はそんな成親の思惑なんか全く知らずに単純に義弟として清盛に言われたことなどをペラペラしゃべっております。どんどん色んな事を聞きだす成親です。本人目の前にしてはあくまでもソフトタッチ、聞き分けの良い優しい義兄を演じております。

PDVD_036_20121004094524.jpg


「如何なされた?思う事あれば何でも言うて下され。我ら、義理とはいえ、兄弟ではござらぬか。」
「私に…つとまるでしょうか?」
「何を言うておられる?無論ではないか。」
「私は、母・時子の、実の子ではござりませぬ。母の産んだ弟・宗盛こそが棟梁となるべき。そう思う者もおりましょう。」
「ほぅ、オホホホッ(笑)さような事を気に病んでおったのでござりますか。血筋だけが棟梁の器を決めるのではない事は、清盛入道様が身をもって証し立てなされた。そなたは、その清盛様のご兄弟の誰よりも長く、時を過ごしてこられてお人。何も案ずる事はござりませぬ。」
「まこと…そう思われまするか?」
「いかにも。さにあらずば、何故大事な妹・経子を、そなたの妻にさせましょう。ふふふっ(笑)おぉ(酒を酌してもらう成親)」

まぁ、一応ここでの対応は成親の言ってるとおりなんだけど、その内心はと言うと、重盛がそんな事で思い悩んでいること、どうやら兄弟間で重盛が疎外感を感じている、そして棟梁となる事に対して不安を感じていることがわかり、お酒の追加を頼みに行った重盛に向かって小声で

PDVD_045_20121004094409.jpg


「小物が…」

いやぁ~これはあんたに言われたかないわという感じでもありますが、そんな小物に小物と言われた重盛の立場は…(何も知らない重盛が既に可哀想だったりしますが)

一方の京では4月12日、滋子が院号宣下により「建春門院」となりその宴が催されております。
ぬぉ!滋子様のお顔が…置眉姿になっておりますぞなもし(@_@;)
宗盛や時忠など院司として使えるもの達が多勢参加しての宴の中、皆よりも一段と大きな杯を持ち終始ご機嫌な滋子様はそなたたちのつとめが沢山あるけど最も大事なのは自分の酒の相手をする事じゃなんて言っております(笑)

PDVD_049_20121004100806.jpg


「何とも豪儀なことでござりまな。」
「我が妹ながら、大した器よ。忘れるでないぞ宗盛。あの見事なお方の姉が、そなたを産んだ、母である事を。自身を持て。血筋ほど確かなものはないのだ。」

宗盛は複雑な表情で酒を飲み干す滋子を見ていますが、重盛は成親から血筋だけが棟梁を決める器ではないと言われ、宗盛は時忠から血筋ほど確かなものはないといわれるこの対比。それが2人の兄弟を本人達の思いとは裏腹に、余計疑心暗鬼の暗闇に突き落として行くのですね。そんな事と関係なく豪快に酒を飲み干す滋子なのです。

福原の清盛のもとには兎丸たちが、以前清盛に頼まれた調査報告にやって来ました。
泊の建設工事に関してかなり大変だと兎丸。地図を広げて説明する兎丸それを見る清盛なんだけど、清盛眉間に皺寄せ地図を見る姿…老眼でちゃんと地図が見えないという感じなのかしらね。老けメイクなど仰々しくしなくても何気ない表情を見ているとちゃんと中高年に見えますよね(笑)目じりに少し皺メイク(ラインを描いてる?)と眉や髭に少し白髪混じりになってるような気がしますが…

「唐船は、幅は広いし、底も深い。あれをひっくり返さんと入れようと思たら、西側の岬を削らなあかんし、東側には、風よけ、波よけの島でも、造るしかあらへんで。」
「ならは造れ。」

もう呆れる兎丸。今までそんな事した人間、何処にもおらんぞと言うと清盛は、だからこそやるんだと言う始末。何事も先例第一の朝廷では出来ないことをって。もう頭いたい兎丸、一体どないしてやればええねんというと、それを考えろって…(>_<)

「餅はつかねば食えぬ。つく前に諦めるのか?ん?ん?ん?」

002_20121004100623.jpg


もう、とんだ狸オヤジっぷり。ここまで言われるとさすがの兎丸にも意地がありますので「やったろうやないか!」と言うしかないわけで再び仲間と出て行く兎丸の様子に喜ぶ清盛。そのやり取りと清盛の表情を見ている盛国

「なんとまぁ、伸び伸びと。」
「(笑)うむ。やはり海の事は、兎丸じゃ。」
「殿にござります。京を若君に任せ、安堵なされたのではござりませぬか?」
「安堵。さてそれはどうであろう?重盛…あやつは、心が清い。だが清いだけではつとまらぬが、武門の棟梁じゃ。」

盛国の清盛様LOVEもだけど、清盛の言葉は重いですね。
清盛もかつては鳥羽法皇と崇徳院との親子の絆をなんとか修復したいと努力したこともあったけれど、自分の思いだけでは一門を率いて行く事で出来ない。時には自らを律していかなければならないことを自ら経験してきただけに、実直な重盛に対して、自分でそれに気づいて棟梁としてしっかり一門を引っ張って欲しいと思う気持ちはわかるんだけど、重盛には清盛ではないから、そんな余裕はないんだよね。勿論それは宗盛も同じだと思うけど…。

そんな京や福原とは無縁の伊豆では相変わらず野山を駆け回る政子が向かったのは頼朝の家。草の陰から家の様子を伺っておりますが、いました!もののけ…じゃなくて人間だった人(笑)先日もののけと思って捕まえた時、その口から政子に対して言った言葉は「殺してくれ。頼むから殺してくれ。」

003_20121004102051.jpg


いくらおてんばで野生児の政子でも突然、自分より年上の男性から殺してくれなんていわれたら、気持ち悪いほかないよね。でも冷静に思えば、何でそんな事をこの人は言うんだろう?と好奇心旺盛な政子にとっては、気になる存在になっちゃったんだね。

そこへ時政がやって来ました。父がこの人の所に通っていたことも知らないし、いつにない表情で政子にここに来るんじゃないと言う時政。もし頼朝と政子が知り合ったら八重姫と同じ運命になるかもしれないと、年頃の娘を持つ父親としては考えますよね。それがいくらおてんばであっても。わかったと言う政子だけどそんな事素直に受け入れないでしょう。また覗き見しています

「佐殿…?」

PDVD_093_20121004104446.jpg


京の滋子の寝所に後白河上皇が来ていますっが、滋子の人気に改めて「惚れてしまうやろ~」な上皇様なのです。(笑)これ以降、滋子は置眉定番になるのでしょうかね~。やはり眉毛と化粧で随分雰囲気変わりますね~。威厳を増すと言うか…妖艶な感じ?褒められた滋子も

「存分に、ご自分の政をなされませ。」

って、あーた。そんな事言ったら大変だと言うのに…(汗)

「出家を考えておる。白河院も手を焼いた山法師。それを支配するには、仏法の頂に立たねばならぬ。」

ちょっと寂しそうな表情に見える滋子ですが、何処までも清盛とどちらが先に天下三不如意を制するのかを競いたいのかしらね(笑)

ということで出家する事になった後白河上皇さまなんですけど、今回清盛に対抗してなのか戒師に選んだの延暦寺ではなく、対立している園城寺(三井寺)の僧達。延暦寺をけん制する為にあえて敵対している園城寺をチョイスしたって全く…(ー0ー;)ナンギナコッテ

004_20121004104654.jpg


それを聞いて快く思わないのは延暦寺の明雲や僧達だよね~
おっ!久しぶりに登場の金覚銀覚。まだ元気にしてるんだなと言っても兎丸と同じような年齢なんだよね確か。結構な年齢だろう?(60歳近いんでないの?)そんな事はさて置き、明雲はかなりご立腹のご様子ですよぉ。

「あの今様かぶれが。我らを侮りおって…。何ぞ貶める手立てはないものか…。」

いやいや、そんな事してる場合でもないだろうて…(汗)と機会を伺っていたら姉さん事件です!(いや番組違うって)じゃなくて事件が起きちゃいました。

成親の治めている領地の役人・藤原政友が日吉の社の神人とトラブルを起こしたらしく死者がでてしまったらしい。これを知った比叡山が憤慨して、成親と政友の処分を要求。

摂政基房は2人とも何らかの処分を受けなければならないだろうなと、でも成親にしてみたらとんでもないという感じでオロオロ…検非違使別当である時忠は今詳しく調べている最中でわかり次第と話していると後白河法皇様がやってきて、そんな事必要ない、山法師の言いがかりに屈することないって。

「されど、神人を殺めたはまことの…。」
「いさかいの発端をつくったは、神人どもの方と聞く。」
「ですからそれを今…。」
「罪に問われるべきは、神人どもの方じゃ。検非違使別当時忠、今すぐ神人どもを捕らえよ!」
「承知つかまつりました。」

あ~ぁ、政がやりにくいったら仕方がないという感じ?
摂政様はじめ(成親除く)皆、法皇様の我儘に右往左往させられております。
頭丸めて法皇様、目力が更に強くなったのでは?眉毛がより強調されましたね(烏帽子がなくなっただけなのにね)神人が禁罰を受けて黙っていられないのは叡山の明雲。絶好の機会を得て早速、強訴じゃ!目代政友の禁獄と成親の流罪を求めるのじゃ~、ということで神輿を担いでワイワイと向かった場所は法皇様のところではなくて高倉帝のいる内裏。

PDVD_112_20121004110837.jpg


周囲の騒々しさに高倉帝「どうしたのじゃ?」そこへ報告にやってきたのは経盛。山法師たちが神輿を担いで内裏に向かってきていると。それを聞いた時の高倉帝の「なんと?」というキリリッとした毅然とした表情のお見事なこと。まだ小さいのにすごい存在感ですよね~。経盛に連れられてひとまず安全な場所に退避する帝。

そして経盛の所に押し寄せてきた山法師たち。神輿がやってきて最後同道と入場は明雲。
何だか嬉しそうですなぁ~。でも考えたら訴える先は法皇様ではなくてやはり帝なんだから、強訴で訴えるのも帝のいる内裏なんじゃないかなと思うので別におかしくはないんじゃない?法皇様のムチャ振りが原因でもあえて、帝に直訴するところが明雲らしい策だなと。

まぁ法皇様にしてみたらムカつきますよね。

「おのれ明雲…。幼き帝のもとへ押し寄せるとは卑怯なり!申したき儀があらば、御所へ参れと伝えよ!」

011_20121004130208.jpg


だ~か~らぁ~、そんな事言っても無駄だつーの。大体あんさんのお気に入りの成親を助ける為にムチャ振りをしたのは法皇様ご自身ちゃうん?明雲にしてみたら順序を踏んでいるだけのことでしょうよ(笑)明雲も法皇様の言い分なんて聞いちゃいないわよ。もう何処までも押し問答状態。

京でのそんな明雲と法皇様との攻防の話を福原にて貞能からの報告で聞く清盛。
盛国の呆れた言葉に清盛一笑。

「ようは法皇様への嫌がらせじゃな。山法師に屈する事をよしとせず、思うままにしたいと言う野心をむき出しにしておるゆえのう。」
「叡山としては、寵臣の成親様を退け、力をそごうとしておるのでござりましょう。」
「野心は結構だが、やりようがつたない。困ったお人じゃ。」

PDVD_124_20121004130330.jpg


この時の頭をポリポリしながらしゃべるさまがなんともジジ臭いっす(笑)
自分でどうしようも収拾出来ない法皇様はこの事を今夜、朝廷で話し合いしろと言い出しているらしい。もう呆れてため息しか出ない清盛。

自分の身がどうなるのかわからない成親は重盛に助けを求めております。
重盛は心配しなくても流罪にはしないからと励ます。もしお下知があったらすぐ兵を出して、山法師たちを山へ帰らせるからって言うけども…成親もこういうときは重盛を頼りにしたりして…重盛にしてみたら純粋に義兄の為にと思ってるだけになんとも見てて解せないなぁ。

そして参議が集合。

教盛は今、御所に平家の兵が650騎待機中、指示が出たらすぐ僧兵たちを追い出せるだろうと。
おぉ、お懐かしや久しぶりの登場は藤原経宗様、
左大臣経宗様は、でも相手は神輿を持ち込んでいるんでしょ?そんなところで戦まがいのことをしてもし神輿に傷でもついたらどうするんだと。
摂政基房様は、それはならん!神罰が下るだろうと一喝。
教盛が、じゃあ成親の流罪を受け入れるんだなと。
摂政基房様、いやそれは無理だろうと。
教盛は、じゃあ攻めようよと。
すごい表情で経宗様がこんな闇夜にか!?

005_20121004113708.jpg


あ~ぁ、どこかで以前見たような光景…相変わらず、堂々巡りになっておりますな。
武装した重盛や宗盛たちが沙汰を待って待機中…
そこへ福原から貞能が戻ってきました。

速く着替えて出動の準備をしろと言う重盛に、貞能は清盛からの伝言を伝えます。それは議定でいかなる結果がでたとしても断じて兵を動かしてはいけないと。意外な言葉に戸惑う重盛。

清盛のスタンスは

「我ら平家は、叡山との仲を、良好に保つ事こそ急務。断じて敵対してはならぬ。」

重盛にしたらその言葉、アンビリバボーな話。だってそうしたら義兄の成親が流罪になってしまうじゃん。身内の成親よりも叡山の坊さんたちの方が大事だなんて…それに対して清盛

「流罪にしてから救う手立てはいくらでもある。重盛に伝えよ。今、平家のなすべき事は成親を救う事にあらず。この一件をうまく操り、平家の力なくして法皇様には何もなせぬと、思い知らせることだと。」

そうそう、だって時忠の例があるじゃない(笑)流罪になってもある程度ほとぼりが冷めた頃、清盛が明雲にお願いして許してもらえばいいんじゃないのという感じですよね。重盛にとっては長期的に物を見る余裕が無いのですよね。

もう1人、イライラしてるのが法皇様。西光が状況報告。論議は堂々巡り状態のようです。
こんなところで待っておられないということで法皇様自ら重盛に兵を動かせと命じ、他のメンバーは立ち上がり行動を移そうとするんだけど重盛とその様子を見ている貞能は頭を下げたまま動かない。頼盛.宗清、そして宗盛もそんな重盛の行動に驚くのだが、重盛は夜討ちははばかれると、何とか時間稼ぎをしようとしているようです。山法師たちは神輿をたてに居座っているだけにこれを傷つけるわけには行かない、そんなこと棟梁として命を出すことは出来ないと踏ん張ります。

でも、この時、頼盛はこの重盛の行為は清盛の指示だと分かってるような感じですね。貞能は重盛が清盛の指示を遂行できるのかさぞ冷や冷やしていた事でしょう。宗盛は何で兄ちゃんこんな事言ってんだろう?と言う感じだったのではと思います。

006_20121004114210.jpg  


この日、結局3度も法皇は重盛に命令したようですがそのたび拒否った重盛。結局法皇様は政友を獄に下し、成親を流罪にすることを決めました。落胆する成親に反して気が済んだ明雲は無事叡山に帰っていきました。
朝、屋敷に戻った重盛、経子が心配してきっと一睡もしてなかったのだろう。その姿を見て声を掛ける、成親の流罪を防げなかったことに対する申し訳なさで何をどういえばいいかわからない重盛の気持ちを察する経子は優しく応える

PDVD_161_20121004114449.jpg


「お疲れになったでしょう。すぐに朝餉に致しましょう。」

気丈に振舞う経子を見て重盛もなにも言えず…
しかし数日後、一転して後白河法皇がとんでもない事を。
それは、検非違使別当時忠を呼び出し解官させ、再び出雲に流罪だと言われちゃいましたよぉ_| ̄|○ ガックリ

成親は結局、流罪地に行かぬまま代わりに時忠の取調べがいい加減だからという理由で飛ばされちゃうってどういうこっちゃ?(汗)。この時の時忠の「はぁ?なんで?またぁ…」という表情。

008_20121004120439.jpg


そして成親のどや顔。だって、ろくに吟味をさせなかったのは法皇様ちゃうん!?さすがの西光も法皇様にご無体なと言うんだけど、「そんなの関係ない!おぱぴ~♪」じゃないけど、とにかく、時忠の後釜には成親を検非違使別当に任命するって…でも、ようよう考えてみ?時忠はあなたの愛する滋子の実の兄ちゃんなのになぁ~それはええのん?そんなんでええのん?

この沙汰に納得できないのは時子です。何で時忠が流罪になるんだと。
頼盛も比叡山と同時に平家を威圧しようという画策じゃないかと。
思わず重盛に「法皇様をお諌めしなさい」と言うんだけど、重盛一応気のない返事で返します。まぁ彼にしてみたら、どっちも身内なもんだから脳内パニック状態?優先順位が付けられないよぉ~って感じでかなり表情が険しい。見てる私たちも顔が険しくなりまする。

一門のメンバーもそんな重盛の置かれている状況を考えると法皇様をお諌めといってもねぇ。
でもそのままにしていてもまた強訴が起きるだろうし…あぁ、もう重盛の追い込まれ方半端ないっす。見ているこちらも眉間にしわが…そんな重盛の様子を見て、宗清が福原から大殿に来てもらうしかないのではって。

007_20121004120000.jpg


「それはならぬ。一門を率いるは私のつとめだ!」
「おそれながら、それができておれば、何も申しませぬ。」

うわぁ~メチャ厳しい事言われちゃったよ。それも叔父や兄弟たちの目の前で。
清盛でも棟梁になってからこんなことは言われたことないよね確か…(それまでメチャメチャ言われていたけどさ)家臣からこんな事言われたら心折れそうになるよね。と言ってもそういう風にした原因は重盛自身なんだろうけど。いやはや、清盛がそれだけ凄いということなんだろうね。

話を聞いた清盛は頼盛と重盛を福原に来させた。
相変わらず清盛は大輪田泊の工事に関することで忙しそうです。

頼盛がまずは現状報告。それを聞いて清盛はとりあえず六波羅に兵士を集められるだけ集めなさいと。しかしたとえ、どんな事があったとしても、兵を動かしてはならぬと言われ戸惑う重盛。

「"断じて"とは、たとえ強訴が起きてもでしょうか?」
「そうじゃ。」

PDVD_205_20121004122100.jpg


そういってまた盛国に作業の指示を出す清盛。父の指示したことの意味を汲み取れず戸惑う重盛。
この時代、老眼鏡がないから地図見るのも大変ですね清盛様。

そして言われたとおり、六波羅の重盛邸に武装した大勢の兵たちが集まってきました。勿論其の兵たちもどうして集合させられているのか理由がわかりませんので、「なんだろうなぁ、なんかあるのか?」と思いますよね?(汗)

噂は瞬く間に広まって、法皇様のお耳にも入ってきました。
法皇様サイドは強訴対策の為だと思っているようです。しかし西光は比叡山に加担する為じゃないかと。成親の表情が一変しております。

摂政様も気になるようで、あれは何事かと。あれだけの兵が集まっているのに平家からの知らせもないってご立腹?六波羅邸では兵たちもただ集まってるだけで思わず忠清が重盛に皆当惑していますと何か言ってやってくださいと言うんだけど、重盛自身、父上に言われたことを実践しているだけど、どうしてそうしているのかということを説明することが出来ないから返事が出来ない…あぁもどかしい。

009_20121004122850.jpg


なんて言ってると知盛が法皇様が来たと言われ、そして重衡からは摂政様と右大臣コンビが来たと言われ、重盛完全に板ばさみ状態。もうやめてぇ~!って感じです。(T^T)グスン

両方からどういうこっちゃと責め立てられ、どう答えていいかわからない重盛…
絶体絶命と言うその時、ゆったりと登場してきましたぞな大殿が。\(^o^)/

帽子(もうす)姿の清盛様もいいですね(笑)
歩く姿や出で立ちが老齢を感じさせてくれています。表情もあえて厳しいとかではなく、涼やかな感じで一見飄々としながらも相手に反論させる余裕を持たせないところなんか良いですよね。

皆さん集まってどうしたんですか?とたずねると反対にお前こそこれは何だと法皇様。

「ん?これとは?」
「とぼけるでない。この兵は何の為に集めた?強訴を阻む為か?それとも加担す為か!?」

010_20121004123604.jpg


イライラMAX!な法皇様に対してそのやりとりをニヤニヤしながら見物してる基房様。

「これは異な事を仰せになる。武家館に兵が集まり、調練致すは、常日頃の事にござります。」

このやり取りを聞いての重盛の一瞬の表情。「そういうことか…」そういえば良かったんですよね、でもそんな余裕も考えも及ばないなんて…

じゃあ、何で都に戻ってきたんだ?
比叡山に行こうかなって。
一体比叡山に何用があって?
何って、ただの山登りやで。だって海ばかり見てても飽きてくるしなぁ~って。

まぁ、隠居してるし誰が何処に行こうが何をしようがとやかく言われることなんてないわけだし、清盛の完璧な策に法皇様もぐうの音も出ない。あぁ悔しや、仕方ないのでプンプンしながら帰っちゃいました。

いとも簡単にこの難局を治めてしまった父、決して威圧したわけでも恫喝したわけでもないのに。
父の考えを読めない自分、機転がきかない自分、重盛更に自分を律するのですか?父の力がなければ自分はなにも出来ないということと思い知らされたのか、それほど清盛の存在の大きさを思い知らされるとは。

PDVD_248_20121004122213.jpg


結局法皇様、清盛が明雲に話を付けてくれたので時忠は呼び戻され、成親も流罪は免れたけど解官。成親は清盛に対して恨み募りますよね、これが後の鹿ヶ谷に繫がって行く訳ですね。

摂政様と右大臣コンビ、特に兼実は今回の法皇様のやりように対してかなりご立腹なご様子。好き勝手なことをやり過ぎて、法皇様のしてることはもはや政じゃない「天魔の所為なり」まこと迷惑なことですが、しかし基房はちょっと違うようですよ。
基房は今回のことで平家の弱点を見つけたようです。そう重盛です。

PDVD_256_20121004123954.jpg


とりあえず、今回のゴタゴタも無事に解決して、清盛が福原に帰ります。
徳子が声を掛けます。気がつくとすっかり女性らしくなった娘に対して清盛何か頭に浮かんだことがあるのか…
時子に声をかけられなんでもないといい、再び重盛に留守を託し、盛国と戻っていきました。

とにかく、今回は重盛の姿を見ていられませんでしたね。
重盛は一説には性格が穏やかで皆から好かれていて、暴走する父清盛をお諌めするような人物と言われ、また一説には、一部の人間からは性格が厳しく(短気で怒りやすい気性?)嫌われていたが、公家の人たちからは好かれていたと言う一面もあったとか。どちらにしても清盛が存命した中での棟梁を引き継ぐことの難しさ、そしてあまりに複雑な人間関係にプレッシャーが半端なかったのかもしれませんね。

次回はそんな重盛にさらなる受難と試練がおきますね。一体どう治めるのか、まだまだ重盛の苦しみは終わりませんね。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
URL :
コメント :
パスワード :
管理者にだけ表示を許可する
 
Template designed by アクセラと+αな生活(ホノミ)

Powered by .