感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
9.9に開催された<生>清盛ツイッター解説を自分なりにまとめたものです。
「第35回わが都、福原」の物語に関する解説の一部はレビューの方に紹介する予定です。

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こちらではそれ以外の豊原功輔さんのコメントその他関連ツィートに関してのことなどを抜粋し、まとめて紹介しております。 (全てのツィートをUPしている訳ではございません)





【はじめに】

【いそPです】こんばんは。前回の白河法皇と清盛の意外な対面、いかがでしたか?今回、第35回「わが都、福原」。再生した清盛が新たな道を踏み出す回です。第31回から第3部に入っていますが、今回から第3部第2章が始まります。 と、お話を始める前に、番組をじっくりお楽しみいただきたい方は、どうぞこれからの解説を放送終了後にお読みください。宜しくお願いします。そして本日は、平忠正役の豊原功補さんがゲスト解説で登場します。ご期待ください!

【いそPです】第3部から、タイトルバックが清盛の舞バージョンに変わりました。制作した演出の渡辺さんが言うには、美しい舞というよりは、権力者清盛が周囲を人たちひきつけ、意のままに操るようなイメージで、松山さんに舞ってもらったそうです。

【平頼盛に関して】

【いそPです】ところで、頼盛についてですが簡単におさらいを。忠盛の正室・宗子の子です。清盛は宗子の子ではなかったので、本来ならば家督を継ぐ権利があったのですが、清盛が平家の棟梁となりました。その辺りから、両者のわだかまりは始まります。 そして、後白河天皇と崇徳上皇が戦った保元の乱。今振り返ると物凄くキャラが濃い二人の戦いでした。平氏はどちらにつくか迷うのですが、清盛は後白河に、頼盛は崇徳上皇につきます。平氏分裂を阻止しようと、二人の叔父・忠正が頼盛の代わりに崇徳側につきました。戦いは後白河側の勝利。平氏は安泰となりましたが、叔父・忠正だけは逆賊となり、清盛に処刑されました。いわば忠正の犠牲の上に、今の平家、清盛と頼盛の関係はあるわけです。そこで、今日のスペシャルゲスト。平忠正役の豊原功補さんです。ここからは、豊原さんと22時頃までツイートしていきたいと思います。

【いそPです】六条天皇はわずか5歳。代わって即位する高倉天皇は8歳。年上に譲位するというのはあまりないことでした。 天皇が代われば周囲のスタッフも変わります。頼盛は、先帝となった六条天皇の母・呈子(しめこ)のお世話をしていたので、その役職を失うことになりました。そして頼盛のもうひとつの役職が太宰大弐(だざいだいに)。かつて清盛がついていた要職です。大宰府の長官で、外国との交易を司っている、平家にとってはとても大切な役職です。しかし、地方での役職のため、中央での出世は遅れていました。

【第35回について】

【いそPです】今回は清盛の出家、入道清盛の誕生の回です。ここからの清盛は凄い。史実的にも、つき物が落ちたように、しがらみを捨て、自らの野望に邁進していきます。その姿は正義なのか、悪なのか…見る人によって評価が分かれますが、このドラマでは人間・清盛を描きます。そして今回から、福原(現・神戸)が大きな舞台として登場します。清盛の夢の終着点、それが福原です。ここに自らの理想の国を築いていきます。これまでの清盛は、朝廷内での改革によって自己実現を図ろうとしてきました。その手段をあきらめ、福原に居を移し、そこを中心としてもうひとつ別の国を創り上げる、この清盛のベンチャー的な気質こそが、彼の大きな魅力です。

【いそPです】今回のカギは、清盛の弟・頼盛。頼盛は太宰大弐という、九州大宰府にいて交易を司る仕事をしています。これからの清盛にとっては欠かせない人物です。頼盛をどのようにして、チームの一員として取り込んでいくか、清盛の手腕に注目して下さい。

【いそPです】本日から、遮那王、のちの義経役の神木隆之介さんが登場します。二月から役作りに励んできました。ここに来て、主要人物がようやく出揃ってきたという感じです。

【いそPです】賀茂川の水、双六の賽、山法師、白河法皇が意のままにできなかったもの、三不如意(さんふにょい)と呼ばれています。この三つを清盛がこれから、どのように克服していくかご注目ください。

【いそPです】さて、出家のシーンですが、清盛にとって出家は、寺社勢力と手を結ぶ政治的な意味あいもありました。明雲は、比叡山延暦寺・天台宗座主、つまり全国寺社勢力のトップにいる人です。当時の寺社は、宗教的なことも執り行いますが、兵力・山法師を持ち、学問も探求する、しかも治外法権が認められるという独立した勢力であり、中でも比叡山はその頂点にありました。

【豊原功補です】クランクインの時、松山ケンイチくんに「どうすんの?」といったら、「僕は剃ります!」と心に決めていました。

【いそPです】出家のときに僧侶たちが唱えているのは、『毀形唄』(きぎょうばい)という唄です。毀形とは形を壊すという意味が転じて、浮世の人間であることを壊すことを示し、「剃髪」するときに唄われたそうです。わずか20字ほどの文言を、すごく丁寧に歌い上げています。松山ケンイチさんが今、実際に髪を剃っています。カミソリだけで髪を剃っていくので、このシーンは、プロの理容師さんに剃る演技して頂いています。

【いそPです】さりげなく出て参りました政子の弟、小四郎。のちの北条義時。時政の次男で、鎌倉幕府第二代の執権です。

【いそPです】政子の扮装について。政子は成長とともに扮装が大きく変わっていきますが、ともかく登場が大事!前髪をパッツンすることが一番と柘植さんが判断。「じゃりんこチエ」に似ていますね。

【豊原功補です】政子、いいですね!のびのびやってますね。

【いそPです】頼朝役の岡田将生さん。このシーンを演じるために体重を落としたそうです。塚本さん演じる藤九郎はのちの安達盛長。頼朝の側近として大出世を遂げます。

【豊原功補です】頼朝からは、出来そうで何も出来ない、という悔しさがにじみ出ていますね。いい表情をしています。

【いそPです】福原は今の神戸市。京都から馬で1日の距離でした。ここに清盛は海に面した都市を築いていきます。清盛は福原に隠居して、京の六波羅は嫡男の重盛に任せました。ちなみに妻の時子は、京の西八条、今の京都駅近くに住みました。夫婦別居の生活です。清盛の世話は盛国がしたそうです。

【いそPです】参議とは、三位(さんみ)以上の位の人たち。大臣クラスのイメージですね。三位になると、朝議、今で言う閣議に出て政治に直接、口を出せます。

【いそPです】話している3人。三浦、上総(かずさ)、佐々木、みな関東の豪族です。頼朝の出世とともに歴史の表舞台へと出て行きます。

【いそPです】福原はまだこの頃、ひなびた漁村でした。清盛は、ここに大型船が行き来する巨大な計画を進めようとしていました。浅瀬で船が座礁しやすく、しかも風が強く船が流されてしまう。課題は沢山ありました。清盛が言っていた福原に「都」を築くということですが、「都」とは今で言う首都のこと。本来、国にはひとつしかないものです。清盛が福原に都をつくると言ったこと、それは今までの都を廃するということを意味しています。しかも、都には当然、帝や朝廷がいなければなりません。では、どうするのか?今後、描かれていきますが、いずれにせよ清盛はとんでもないことを言ってしまった訳です。

【いそPです】教盛(のりもり)が参議になりました。平家では清盛、重盛、宗盛、時忠、に続く4人目の快挙。頼盛は今回も落選です。

【いそPです】頼盛がみている刀、平家伝来の名刀・抜丸(ぬけまる)。父・忠盛が死の直前、頼盛に渡したものです。ちなみに源氏重代の名刀は、髭切(ひげきり)。それは今、頼朝のもとにあります。

【いそPです】この頃から相国(しょうこく)と清盛は呼ばれるようになります。相国とはもともと中国における廷臣の最高職の呼び名ですが、日本でも使われるようになりました。日本での相国は太政大臣を指し、政権を引退後、清盛は相国と呼ばれました。

【いそPです】頼盛に近づいてきたのは、八条院暲子(あきこ)。松雪泰子さん演じた得子(なりこ)の娘です。得子の遺産を引き継ぎ、大きな権力を持っていました。平家から嫁いだ滋子を嫌い、以仁王という後白河上皇の息子を担いで、何かをたくらんでおります。

【いそPです】さあ、ここからは清盛と頼盛の芝居をじっくり御覧ください。

【いそPです】清盛が頼盛を説得するときに使った言葉、「武士の世をつくる」。これは平家一門に遺した父・忠盛の遺言でした。これを言われてしまえば、頼盛も清盛に従わざるを得ないでしょう、そんな気がします。こうした野心も、兄弟であり、身内である頼盛だからこそ、清盛が打ち明けることが出来たのだと思います。

【いそPです】賀茂川の水、双六の賽、山法師、白河法皇が意のままにできなかったもの、三不如意(さんふにょい)と呼ばれています。今回もこの言葉が出て来ました。 出家によって寺社勢力と手を結んだ清盛が、どのように賀茂川の水よりも大きい大海を制し、そして後白河との双六に勝ち、白河法皇が手にできなかった世界を手に入れていくのか、今後の清盛にご注目ください。

【いそPです】いかがでしたか。頼朝と政子と出会い、そして義経の登場と、ようやくキャストが出揃ったという感じのラストでした。

【豊原功輔さんコメント】

【豊原功補です】こちらもドキドキしてきました!

【豊原功補です】今日は松山ケンイチくんが、体を張った役作りを見せてくれます。劇中で、髪を切ります。お楽しみに! そして頼盛は西島くんのお芝居が成熟してきて、平家らしさが濃くなって、深みを増してきた気がします。


【豊原功補です】松山くんは実際27歳、50歳を超えた役をやるのは大変だろうなと思います。体重を落として身体を絞って、わざとシワを出してきたあたりに、役者としての努力を感じます。

【豊原功補です】余談ですが、滋子登場のシーン(自分への縁談か?と皆が浮き足立つシーン)でのコミカルな演技ですが、演出の渡辺さんに「どれくらいやっていいの」と聞いたら「はじけちゃって下さい」と言われたので、面白おかしく演じてみました。

【豊原功補です】今の平家を見ていての感想ですが、忠正がいた頃よりは清盛が出世していますが、当時とは家中に別の不安定さがありますよね。それを見て忠正は「おまえら、大丈夫か!」と、思っているのではないでしょうか。

【豊原功補です】今日はありがとうございました。物語が佳境に入り、清盛の子供達は出世を重ねながら、平家の地位を堅いものにしていかなければいけません。一方、政子と頼朝の出会いと今後も凄く、気になるところです。平清盛、最期の最期まで目を離さず、見ていてください!

【豊原功輔さんにQ&A】

【いそPです】それでは、ここからゲストの豊原さんの登場です。お寄せいただいたご質問に、答えていただきます!!!

Q:豊原さんをしばらくは叔父上と呼んでしまいそうな位、印象的でした。清盛の親世代の方々が晩年交し合う視線には、じんとくるものがありましたが、斬首の回で宗子様と長く見詰め合っておられた場面には、どういうお気持ちを込められたのでしょうか?
A:忠正が宗子を見ているシーンで込めた気持ちですが、自分の子ではない清盛を育てた宗子の苦労や思いを知っていますから、平家を守るという意味で、同じ苦悩を重ねてきた姉に対する尊敬の思いを込めました。
忠正は史料が少なかったので、このドラマならではの忠正像を藤本さんに書いていただきました。忠正の後半のシーンはそれ自体が平家のターニングポイントですから、自分の中での平家像を持つように考えて演じていました。

Q:忠正が頼盛を通じて清盛に「絆など…はなっからないわ!!」と伝えた時の晴れやかな笑顔が忘れられません。あの笑顔は、どんな気持ちで演じておられましたか?自分なりに何となく感じるところがあって…あのシーン、私は号泣モンでした。
A:「絆など」のシーンの笑顔ですが、忠正はこれから平家を離れるわけですから、その時点で清盛の存在を認めているわけです。清盛とは、本来こう笑いあいたかったんだろうな、という思いも入っています。

Q:たまには禁断のNG場面を教えてほしいです
A:NG自体があんまりなかったですね。長回しで撮ることもあり、みんなの集中力が凄かったのだと思います。

Q:忠正叔父上といえば「絆などはなっからないわ」という台詞がとても印象に残っています。台本で初めてこの台詞を読んだ時どのように感じられましたか?また、どのような思いで演じられましたか?
A:「絆などはなっから」の台詞ですが、いかにも忠正らしい台詞で、してやられた!と思いました。

Q:大河ドラマで平忠正を好演されましたが、これから演じたい人物は誰ですか?時代・性別問いません。
A:これから大河で演じて見たい人物、ですが、戦国の三大武将では普通だし、人切り以蔵なんかをやってみたいですね。あとは、落語家とか。志ん生とかを。

Q:忠正と同じような境遇の頼盛についてどう思いますか…?
A:きょう台詞がかぶせてありましたが、やはりグッときました!

Q:お気に入りのシーンを教えて下さい!!
A:お気に入りのシーンですが、確か3話か4話にあった、「兄上昇進の際に、嬉しくなって踊る」というシーンです。本編ではカットされてしまいましたが…。

Q:忠正は宗子(池禅尼)に恋心というか、どんな感情で接していたんでしょうかねー?
A:恋心というのとは違いますが、お互いの心情は近いところにあったのではないかと。この人なら何でも話せる、みたいな気持ちですね。

Q:松山ケンイチさんの印象について。
A:ご質問いただいた、松山ケンイチさんの印象について。一言で言うのは難しいけど、芝居に工夫がすごく見られる人ですね。人と違う、新しい、自分だからこそのアプローチをしよう、という気持ちがあるように感じています。

Q:忠正を切るシーンの松ケンくんはどんな様子だったのでしょうか?やっぱり大泣き?
A:お互い、この日は殆ど喋りませんでした。いつものように雑談した後じゃ、やっぱりやりづらいシーンですよね。

Q:今回共演した俳優さんでマツケンさん以外で印象的な方はおられますか?
A:みなさん印象的ですが、若い俳優さんが頑張っていたのが印象的ですね。大東くんとか、西島くんとか。だんだんと実が詰まっていくのが素敵でした。

Q:忠正に張り巡らされた遠大な伏線を消化するために、演技のペース配分の工夫などはされましたか?
A:本当に伏線が多かったですね。初めはざっくりと役柄を掴んでいき、海賊討伐の前の清盛との腹を割ったシーンで、役柄が固まってきましたね。

Q:私が好きなシーンは、斬首当日、河原に向かう前の清三郎との会話です。とても優しい表情での「帰ったら作ってやろう」のセリフ。
A:忠正の実子とのシーンはこれまでなかなったので、ここで忠正の人間らしい面を出したいと意識しました。

Q:中井貴一さんとの共演は、いかがでしたか(^-^)b
A: 中井さんは本当に、現場でみんなを支えていました。大河でしっかりキャリアを積んでこられた方なので、いい雰囲気で出来るよう、気を遣ってくれていました。

Q:処刑のとき、忠正は「これから十万億土に旅立ち、兄上に会う」と言っていましたが、もし実際に会ったとして忠盛にどんな話をしたと思われますか?
A:酒でも飲んでる、のではないでしょうか。

Q:忠正をやっていて一番難しかったシーンはどこですか?
A:刑場に向かう前、一門を眺めわたすシーンがありました。泣くわけでも、笑うわけでもなく、もう撮影が終わるという気分もあり、そこは複雑な気持ちが入っていました。

Q:斬首のシーンは見ていて本当に辛かったです…
A:自分が斬られることもありますが、自分も含め、清盛や一門は忠正の死を乗り越えなければいけません。その気持ちを入れました。

Q:「平清盛」は長回しが多いとのことですが、豊原さんの演じた中で一番長かったシーンは?
A:どのシーンも時間を掛けて丁寧にやりましたので、これが一番、というのはないですね。

Q:忠正を演じられた前と後では、平氏、平家に対するイメージ、思いなどに変化はありましたか?
A:それはもちろん、演じた後では平家に対する愛情が増しますね。厳島などにも行かせていただきましたし。

Q:忠正さんの事好きですか?好きだったら、どこが好きか教えて下さい。
A:演じる以上はその人になりきるわけですから、やはりその人を好きになりますね。喜怒哀楽をストレートに出すところが好きです。

【終わりに】


【いそPです】そろそろお時間です。横で豊原さんのお話を伺っていて、今でも平家を愛してくださっているんだな、と感じました。大河はいろんな人間が入れ替わって、物語が紡がれています。こうやって豊原さんのお話を聞き直すことで、ドラマの原点を見つめ直すことができました。そして最後に、豊原さんからもコメントをいただきます!

【スタッフです】というわけで。豊原さんはいそっぴぃを連れて、晩ご飯へと出陣していきました。みなさん、本日は長い間、お付き合いありがとうございました!!

【スタッフです】次回の「生清盛」は現在のところ開催日未定ですが、決まり次第ご報告申し上げます。引き続き「平清盛」ならびに、番組公式ツイッターをよろしくお願い申し上げます!

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