感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
第41回『賽の目の行方』
2012年10月21日放送

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安元3年(1177)、加賀国白山の鵜川寺で、加賀の国司・藤原師高(菅勇毅)が僧を相手に騒動を起こすと言う事件が起きた。師高は西光の息子で、親の引き立てで加賀守の役所に就いていた。

鵜川寺の本山である比叡山延暦寺は、これを機に後白河(松田翔太)と西光を懲らしめようと、山門強訴を起こした。これを受けて後白河は重盛(窪田正孝)に武力の出動を発令、一触即発の事態となる。

重盛らは兵を率いて内裏を警護するが、押し寄せる大衆の神輿に重盛の家人の矢を討ってしまい、問題となった。矢を討った家人は処分されるものの、事態はおさまらず、打つ手を失った重盛は困惑する。都での混乱を聞いた清盛(松山ケンイチ)は、事態収束のため、ふたたび福原から上洛することを決める。


滋子が亡くなり、後白河法皇が本気モードになってきたようで、いよいよ清盛との人生をかけた双六遊びも佳境になってまいりました。

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1176(安元2)年、後白河法皇は乙前から今様の手ほどき中。しかしもう法皇様にお教えすることはなくなりましたと乙前。法皇様の歌と亡き建春門院様の歌声が途中重なって聞こえますね。

内裏では芍薬の花が添えられ、高倉帝と徳子が手を合わせている。
必ず皇子を産むと話す徳子を優しい眼差しで見つめる高倉帝。

なかなか皇子が出来ない事に福原の清盛は厳島に様々な物を献上して皇子様の誕生祈願のためにと盛国に。
子供は授かり者だからと言う盛国の言葉にも、こればかりはそんなここ言ってられないとばかりの清盛。
そこへ、貞能が急ぎの用でやってきた。

どうやら法皇様は出家予定の九の宮、十の宮を都に戻し、帝の養子にしたと。
中宮様に皇子が誕生しなければ、どちらかをいずれ帝にしようと企んでいる事、清盛はあせります。
それは中宮様をないがしろにし、また平家を敵に回すということじゃないかと。

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今までなら、建春門院様がお諌めしてくれていたけれど…
清盛、とりあえず重盛を福原に呼んで法皇様の所に向かわせろと。
自分たちの忠義に変りがないことを伝えるのだと。

重盛は福原から持ってきた宋の美術品を持参し知盛と共に法皇様の所へ。
平家の忠義、そして知盛を紹介する重盛。そんな事知っとるわいと言う成親に知盛が改めて法皇様にご挨拶。

「近く、法皇様の恩為に、亡き建春門院様の菩提を弔う寺を建立したく考えておりまする。また、蔵人頭となる事叶いますれば、一層お役に立てましょう。」
「くるしゅうない。」

一応、口では平常心を装っているように感じるけど表情はどうも訝しげなかんじですよね。全体的に重苦しい空気が漂っておりますなぁ~(ーー;)

西光は九の宮、十の宮を呼び戻した事で平家が焦っているのだろうと。
とりあえず平家の財力は必要だから申し出を受けたらどうだと、しかし法皇様は

「滋子が、生きておればな」

宣戦布告ですか…そして後白河の近臣が知盛を差し置いて蔵人頭に任ぜられ清盛、法皇様の本気度を見せ付けられた?福原には明雲がやって来ました。清盛が呼んだようです。

まずは来年の建春門院様の千僧供養に関しての打ち合わせのようですが、本当の目的は?
明雲も建春門院様が亡くなってからの法皇様の好き勝手な行動にいよいよ本気で平家の力を削ごうとしてるようですなと。

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高らかと笑う清盛。そんな事は絶対させないと強気な発言。自分たちを操られると思っている事自体、ちゃんちゃらおかしいわと清盛。と言いながら表情は何か企んでおりますね~。

そして明雲にいざと言う時には力を貸して欲しいと要請。法皇様の力を抑えなければならないとき明雲の力が必要になるといわれちゃ、思わず張り切っちゃいますよね明雲。段々清盛様の表情が独裁者の雰囲気になって来ましたね。くわばらくわばら…(汗)。

伊豆では時政は収穫した野菜を自宅に持って帰ってきましたぞなもし。
相変わらずな爺さまコンビ(1人亡くなったからトリオ解散でコンビになっちゃった)時政の家に入り浸り。
爺さまたち、時政自ら畑仕事なんぞすることないのにと好き勝手にいいながら食事をご馳走になっているんだからなぁ~。まぁ、そんなこと言われても時政は畑仕事が好きだからって。政子が時政の帰宅に気付いてお出迎え、じゃじゃ馬具合も随分抜けて女性らしくなってきたやんかいさぁ(笑)。

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爺さまコンビのお世話も慣れてきたようですし(笑)そこへやって来たのは国守。源頼政の息子の仲綱様ですね。
どんな御用かと思ったら、急ぎ租税を集めて欲しいと。戸惑う時政、この前納めたのにもう?建春門院様並びに亡くなった方々の千僧供養のための費用が必要だからと。急に米を差し出したら自分たちの生活が苦しくなってしまう。法皇様や入道様の命令だからと言われトホホな時政。

東国武士の暮らしなんか全くどうでも良いんだといわんばかりの爺さまたち。
そんな政子は頼朝の家に。見た目はお嬢様らしくなったようだけど、実際は藤九郎を掴んだ怪力に藤九郎悶絶…藤九郎にいつぞや見たアレ(髭切)は何なのって、あの立派な太刀は何なのかと、でも本当の目的は太刀ではなくて、佐殿のこと。それまでの死んだような表情だった佐殿の表情が一変したのが気になると。

「あれは…髭切の太刀にござります。源氏重代の太刀でしてな、すなわち、源氏の御曹司に代々伝わる物。」

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ベラベラしゃべる藤九郎を叱る頼朝だけど、全く動じない政子。あげくに「見せてください爪切」って「髭切じゃ!」「髭切!源氏重代の太刀。さようなものめったに拝めるものにござりませぬゆえ」って…そんなのりで言われてもねぇ(ーー;)

と、言いながら結局見せてあげるんやんかいさぁ~頼朝はんったら。
ほんでもって喜ぶ政子。政子と藤九郎が義朝の話で盛り上がっているのを聞いて、ぽつりぽつりと重い口を開き、父・義朝の話をする頼朝。

「まこと…お強い方であった。強く生きるため、如何なる事もなされた。それもこれも源氏の強さを世に知らしめるためであった。武士の世を作るためであったのだ。だが…強く生きようとする父上の志は、終に絶えねばならなかった。」


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平治の戦で清盛と戦う父、そして敗走の最中髭切のない事に気付きそのため父や兄とはぐれ捕縛される自分。清盛から髭切を突きつけられ言われた言葉…

「遠く伊豆より、平氏の繁栄を指を咥えて眺めておれ。はぁ~。」

何故か奮起するのは政子。

「やはり、このままではなりませぬ。立ち上がれ!源氏の御曹司!このまま朽ち果ててはなりませぬ。東国武士の為、立ち上がってくださりませ。」

頼朝と政子の感情の温度差が…

熱く語る政子に対して、頼朝は女子は気楽だなと

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「昨日が今日でも、今日が明日でも、明日が昨日でも、まるで変わらない日々を、私はこの地で過ごす。平家の繁栄を指を咥えて眺める。左様、運命(さだめ)を与えられておるのだ。」
「昨日が今日でも…?今日が明日でも?」
「左様じゃ。」
「明日が…昨日でも?ふふっ(笑)おかしなお方じゃ。明日と昨日は決して同じにはならぬ!昨日は変えられぬが、明日はいかようにも変えられる!」
「変えられぬが我が運命とゆうておる!」
「明日を変えるは今日ぞ!今、この時ぞ」

一瞬、心動いたような表情の頼朝だけどやはり一笑して、政子は平清盛と言う人間がどれだけ恐ろしい人間は知らないからいえるんだと。あの人がどれだけ恐ろしいか知っているのは自分だと。折角勇気付けようと思ったのに失敗しちゃいましたよ政子殿…。

1177(安元3)年3月、千僧供養の為に法皇様一向は福原にやって来ました。
重盛はこの正月に右近衛大将、宗盛は左近衛大将に昇進。そのおかげでなのか法皇様と清盛の間はこう着状態?

建春門院様の為に盛大に供養をする予定だと法皇様にお伝えする清盛。滋子との思い出を語る法皇様。

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「滋子と共に、ここからあの海を見た。最後に訪れたは、わずか1年前だと言うのに…まるで幻のようじゃ。もう、ここへ来る事はあるまい。」

戸惑う清盛、重盛、宗盛。周囲の空気が凍りついておりまするぞなもし。
法皇様達が去った後、盛国に話しかける清盛。

「盛国。いざと言う時、その時が…来たようじゃな。」

神妙な面持ちの盛国。そして、福原から戻った法皇様たちだけど早速トラブル発生?西光の館に息子の師高、師経が父・西光を待っています。一体何があったか説明しなさいと息子たちを問いただす西光。

師経は加賀守として任地に向かった時に、ある寺で風呂を貸してと、言うたんやけど断られてもうて。
宋銭を払うさかいにと言ったんやけど、ここは役人が立ち入れない場所やし、比叡山の末寺やから、法皇様の縁の人を入れることは出来ひんと。自分を見下した物言いをしてと、すったもんだが始まってもうて。それを合図に一斉に山法師たちと小競り合い、ほんで寺をも焼いてしもうて、これを聞いた明雲、「強訴じゃ~」と強訴フェスティバルが始まってしもうたとさ。

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清盛は盛国と双六に興じております。強訴フェスティバルの進行具合も当然報告しながら(笑)
重盛は成親から強訴を退けろと法皇様の命だと言われ、西光も必死で重盛に頼み込みます。
重盛は西光やその息子たちが宋銭を広めてくれた事もあるから決して、ないがしろにする気はないので安心しなさいと言うんだけどねぇ~

手の中の賽を握る法皇様。重盛は法皇様のお下知で強訴を退けよと。しかし貞能は心配しますが、重盛ははったりをかますだけだと言うんだけど、清盛はのんびりしたもので双六に興じながら、事の戦況を考えておりますが余裕のよっちゃんな表情ですわ。

一方、御所では、乙前が法皇様に双六のお相手をしましょうかとおこえをかけます。

「お相手いたしましょうか?あのお方との勝負ほど、ぞくぞくとは致しますまいが…」

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思い出すのは病から復活した時の清盛の言葉。それぞれが、それぞれの場所で双六をしながらも相手の動きを読んで一手を打っている。まだまだ2人の双六の決着は終わりませんな。段々法皇様の表情がぞくぞくモードになってきましたぞなもし。

強訴フェスティバルは佳境に入っております。しかし状況は最悪の方向へ。
重盛の郎党が神輿に弓が刺さってしまいました。そして、刺さった神輿を見てビビリまくる公卿たち。
そんな中で冷静な兼実様(笑)

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しかし、神輿に刺さった弓の半端ないこと…昔の清盛どころじゃないやんかいさぁ(>_<)
法皇様サイド窮地に立たされております。成親もビビリまくり。そこへある人物が自分たちでは解決できないから六波羅へと指示…

気になる成親声をかけると自分は多田蔵人行綱といいますと。一応、源氏の武者のようですが、今は平家の家人のようなもんで(基本皆そうだよね)今回も重盛様の要請で強訴を打ち払う為に来たとの事。この矢は重盛たちの郎党たちが射たのは事実かと聞かれ、そうだと。

「乙前、此度出た目を何とみる?神輿に矢…という目じゃ。」
「さて、私如き白拍子あがりに、わかる由もござりませぬ。が、もとより、当人同士の思惑に関わりなく、たまたま出た目に突き動かされるが、双六と言うもの。己の番が巡ってきた時に、より良い目を出すより他に、勝つ道は…ござりませぬ」

いやぁ、聖子ちゃんホンマええわぁ~。乙前にとっては清盛も法皇様も大切な人達。自分に聞かれなくても答えはわかっているのに、あえて尋ねる法皇様。それを含めて受け止めて中立な立場で発言する乙前、いいですねぇ。

福原には重盛がやって来ました。
清盛に頭を下げる重盛。自分の郎党の為にさらに事が荒立ってしまったと言う重盛に「ようやった」と褒める清盛の言葉に

「いえ、まこと私の不徳の!」と言って、「あれ?今なんて言ってた?」とハッとする重盛に

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「これで、朝廷は比叡山の求めに応じざるをえまい。」

父上は、こうなる事を既にわかっていた?ひょっとして、自分は知らなかったけれど、最初からこうなる事、仕組まれていたということ?重盛の父上に「してやられた」という戸惑いの顔ったら…。

そして、西光の2人の息子はそれぞれ流罪、西光は「なんで!」と。
すでに重盛の郎党は捕縛済みだと。ショック&悔しい悔しい西光。そんな打ちひしがれている西光に法皇様は

「お前は入道に陥れられたのだ」と。

入道は明雲と結んで諍いが起きるように仕組んだのだと素晴らしい推理。

そう、仕向けたのです。驚く重盛と西光。2人の流罪に西光の力がそがれる、そうなれば法皇様の力もそがれると。自分の力を削ぎ、自らがこの国を操ろうとしておると法皇様。

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そして重盛も父の最終目的があまりの壮大な事に驚き戸惑う。
賽の目は目まぐるしく変わるものだ。今思った事も明日になれば変わってしまうものだといわんばかり。
今回は清盛に完敗した感の法皇様の悔しそうな表情。そして成親は思わず「おもしろうないのう…」お前は信頼か…。懐にあった宋銭を掴み憎しみこめて床に投げつける西光。もう憎しみ以外のなにものもないと言う感じです。

伊豆にも西光のニュースが入ってきました。
時政は政子にどこかに嫁に行けと、戸惑う政子。自分が生きている限り平家の天下は続くだろう。
政子には心も体も健やかに過ごして欲しいと。父としての親心。複雑な表情の政子。

鞍馬では遮那王が僧都様にどうして出家を躊躇っているのかと。
それは…あの五条の橋のあと、弁慶から色んな話を聞かされたから。

本当の父は源義朝。源氏の大将、清盛入道に滅ぼされた事。
その戦の時、常盤のおなかにいたのはお前だと言うこと。どうしてと聞いた答えは「わしがうぬを取り上げたからじゃ」と。

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戸惑う遮那王。どうして清盛のもとで過ごしていたのかと、弁慶は「母を恨むではない、武士の妻の運命だから」弁慶はとにかく遮那王との再会が嬉しいようです。

しかし遮那王は母から、悲しみや苦しみとは無用な世界で生きて欲しいといわれたといいながらも、弁慶の言葉が気になっております。笛を吹く遮那王、そして伊豆では笙を奏でる頼朝。

清盛は福原の海を眺めながら、これからどうするかを考えているようです。
一方、京の鹿ケ谷では法皇様、成親、西光たちが山荘にやって来ました。
思わず床に転げ落ちた賽の目の数が1と出る。この意味はいかに…

「木は熟した。これより我らは平家を討つ。」

今回、双六のシーン、清盛は盛国、法皇様は乙前をそれぞれ相手にしていますがそれがうまく清盛と法皇様とリンクしていました。そして遮那王の竜笛と頼朝の笙の遠隔コラボレーション。人生の双六遊びが今のところ清盛が若干有利に運んでおりますがそれが一体どうなって行くのか。

そして全ては初めから清盛が仕組んだものだと聞かされたときの重盛のあの表情。
それが分かった法皇様そして裏切られた西光の鬼のような形相。滋子がいなくなっただけでこうも激変してしまうのかと。次回は鹿ケ谷の陰謀、転がった1の目の賽はどうなるのでしょう。

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