感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2012.9.26記述

辻村寿三郎さんで思い出すのが何と言ってもNHKで放送されていた人形劇「新八犬伝」(年齢バレバレだな)。子供の頃のお楽しみでもありました。そんな辻村寿三郎さんの人形展が10/1まで京都河原町の高島屋で開催中。それも今回の人形展のテーマが「平家物語縁起~清盛、その絆と夢」もうこれは見るっきゃないっしょということで行って来ました。

001入り口


なお、この人形展はこの後以下の場所でも開催されますのでお近くにお住まいの方は是非機会があれば言って実際の人形たちを見てください。

辻村寿三郎 人形展 平家物語縁起~清盛、その絆と夢~


京都 タカシマヤ 2012年 9月19日- 10月1日
新宿 タカシマヤ 2012年 10月4日- 10月15日
横浜 タカシマヤ 2012年 10月17日-10月29日


004チラシ


仕事が終わってダッシュで会場に向かいました。夜8時までなので実際は結構ゆっくりと見る事は出来るのですけどね(汗)

寿三郎さんの解釈による平家物語と人形たち、一体どんなのか楽しみでした。
展示形態もどんな感じなのか分からなかったのですが、実際会場に入ってみると、ゆったりとしたスペースに人形が展示されているのですが、特にガラスケースなどに入れられているわけでもなく、壁に向かって3方向(前方・左右)空間があるので人形の正面だけではなく、左右から後ろの部分も見る事も出来るんです。

人形のサイズも様々で、といっても大体が20CM前後で、中には例えばこの人形「えくぼの君(ドラマでは高階明子)」などは掌サイズとでも言いましょうか小さいです。 (滋子の人形は更に小さかったです)

005えくぼの君 

えくぼが特徴的で、そしてこのほかに幼少期の重盛と基盛と一緒の人形も展示されているのですが、息子2人も彼女と似ていて可愛いえくぼがありましたよ。

大きな物だと、やはりすごい迫力だったのは怨霊になった崇徳院と西行の人形。
亡霊になった崇徳院に西行が対話するシーンを表現されている人形なのですが、崇徳院の霊を慰めようとする西行のところへ亡霊となり骸骨の姿になった崇徳院が西行に向かって語りかけると言うシーン。すごい迫力です。

鎮西八郎為朝、カッコイイでしょ?スギちゃんじゃないけど「ワイルドだろぉ~」(笑)


011源為朝 
この脱ぎ捨てられている甲冑がまた細工の細かい事ったら…
印象に残っているのが幼き顕仁(崇徳院)の為に風車を造ってあげる璋子様、そして小さな顕仁様をおんぶしている義清と隣には清盛がいるんだけど、実際そういうシーンはなかったのかもしれないけれど、そういう寿三郎さんの思いとか、流罪先に向かう崇徳院が幼き頃を思い出して(回想シーンなんですね)居るのが微笑ましくもあり、切ない気持ちになる人形たちでした。

あと保元の乱の後斬首された人達の首が並んだ人形たち。その中で一番凄惨なのが頼長様なんだけど、その姿も妙に滑稽と言うか…頭に矢が刺さって片目が飛び出ちゃったりして(死んでから皆にメチャメチャされたらしい)そんな頼長様の綺麗な姿の人形も勿論ございまして、そしてなんと頼長様の書いた「台記」も展示されております。(これはレプリカなのか本物なのかわからないんです。そういう表記がないので本物なのかな?)これは是非会場でご覧くださいませ。

雪の中を子供を連れて逃げている常盤御前の人形も印象的で、幼い2人の子供たちの表情の愛らしさ、そして何も知らず母の乳を飲んでいる牛若、鳥居には鼈甲か何かで作られた鳥の装飾が印象的でした。

これから放送される中では鹿ケ谷の陰謀の人形がこれまたすごいと言うか、お酒を飲んで皆えらい醜態と言って良い姿を晒しております。

会場内には寿三郎さんのインタビュービデオの上映もしておりまして14分間くらいの物ですが、今回の平家物語の人形に関しての興味深いお話もされているので会場にいかれた時には是非そちらもお楽しみください。

014藤原頼長


インタビューの中で、今回のこの人形たちの目は輝いていない、少し曇らせた感じに描いていると。太陽の輝きではなく、月の輝きのようなイメージだとおっしゃっていました。

親子の絆と言うか特に母と子に関する人形も多かったように思います。えくぼの君と重盛・基盛や赤ちゃんの頼朝を抱く由良御前、3人の子供たちと常盤、時子と赤ちゃんの宗盛、宗子が生まれたての顕仁親王を抱く姿、流罪で別れ別れになる重仁親王とその母など。

そして熱病で死ぬ直前の清盛は女性物の着物を羽織っていたり(寿三郎さん曰く清盛はマザコンなんだと言うことです。確かにそうかも知れませんね)皆人形それぞれ本当に興味深かったです。

平家物語のほかにも仏像の人形や空海の一生を紹介している人形や出口のところ(最後)に寿三郎さんが好きな韓国ドラマ(時代劇)の人形が紹介されていました(女性はドラマ「イ・サン」男性はドラマ「チュモン」の当時の韓国伝統衣装を見煮付けた人形)これもとても素晴らしかったですね。

困った事が、オープン展示な為、思わず目の前の人形たちを触りたくなる感情を堪えるのが大変でした(汗)髪とか鎧とか何気に触りたいと言う欲求がムクムク出てくるけれど触ってはダメなのでグッと堪えながらも右から左から色んな角度で人形を眺めておりました(笑)まぁ人が少ないから出来るのかもしれませんが(多ければ邪魔ですもんね)

013カタログ表紙


会場には今回の写真展用のカタログ(と言うのか?パンフレットなのか?)も販売されていますので、興味のある方はこちらも是非。でも本とか写真って綺麗だけどあくまで平面だけど、実際会場では小さいけれど立体の人形たちを見る事が出来るのが何とも言えず良いんですよ。

まだまだ平家物語を作り続けてくださる寿三郎先生(まだまだ完結していないとおっしゃっていますので)、これからまた、どんなシーンの作品を作ってくれるのか楽しみです。(今回も新作が数点展示されています)

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