感じる存在感
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2014.6.20記述
シネマトゥデイ映画ニュースより

シネマトゥデイ映画ニュース

大ヒットを記録した映画『劔岳 点の記』に続き、再び立山連峰での撮影に挑んだ映画『春を背負って』が公開された木村大作監督が、映画に懸ける情熱を語った。


木村監督が2年ぶりに挑んだ本作は、暴力や殺人を描く作品も多い最近の映画界で、悪人が一人も出てこない、古き良き日本の作品を思い起こさせる温かな作品。木村監督は「殺人のドラマは書きやすい。悪人を一人も出さずに物語を紡ぐっていうのは、逆に難しい。でも自分はそういう映画を観たいと思わないから、悪を出さないようにプレッシャーをかけているんだ」と話す。

 「爽やかな物語を撮るときに、山というのはとてもすがすがしくて素晴らしい舞台」と語る木村監督は、今作でも前作と同じ立山連峰にて撮影を敢行。だが山での撮影は過酷そのもの。撮影の準備を含め、役者たちの約2倍となる13回も山に登ったという。木村監督は「僕のルーツは映画『八甲田山』。最初から楽して映画を撮ろうと思っていたら山で映画を撮らない」と明かしていた。

 「賞だとか、そういうものには興味がないんだ。一番うれしいのはお客さんからの感想だね」とこぼした木村監督は、試写会に来た観客からもらった手紙を覚えているとのこと。「善良な人々の、善良な行いを素直に見せてくださりありがとうございました。映画を観て感動しました。という文章でね。その手紙をもらって以来、僕は善良な映画という言葉を宣伝やインタビューでもずいぶんと使っているんですよ」。それだけ観客からの言葉がうれしかったという。

 公開前から自分の車に本作のポスターを張り、47都道府県を自走して回ったという木村監督。1万枚を超える名刺を刷り、試写会では一人一人に手渡していた。「名刺には、『20人にこの映画の良さ、そして木村大作がこの映画に懸ける情熱を伝えること』と書いてある。僕がこの映画に懸けている思いが少しでも多くの人に伝わればうれしいんです」と笑顔を浮かべた。

 木村監督の情熱は役者をも動かし、主演を務める松山ケンイチと蒼井優、そして豊川悦司は忙しいスケジュールを縫って本作のPR活動に積極的に参加。「映画は観てもらわなければ価値がない。とにかく一人でも多くの人に観てもらって、爽やかな気持ちになってもらいたいと思います」と木村監督は笑顔を浮かべていた。御年74歳、日本映画の名監督に愛された名カメラマンは、今もなおこの上ない情熱と愛を映画に注ぎ続けている。(編集部・森田真帆)

あまりに刺激的な作品が溢れている。古きよき映画らしい映画は受け入れてもらえない時代なのだろうか?そんなことないと思いたい。このインタビューを読んでいると思うのは橋田寿賀子さん。彼女も「古臭い」とか「いちいち説明台詞が多い」とか言われる事が多いけれど、その根底には視聴者、特に主婦の人達に対する心配りがありました。一見そこまで言わせることないだろうと思われるセリフの数々も、全て家事をしているお母様方が手を停めることなく、画面を観てなくても耳だけでドラマの内容が把握できるようにと思ってあのような手法で作品を書かれています。

木村監督も、こういう映画があってもいいじゃないか。例え古臭いといわれようとも、刺激的でなかったとしても、それもまた人間の営みの一つだし、人生ってそんなに日々刺激的なことばかりではないって。色んな世界があって、いろんなことがあるってこの作品はその中の厳しい自然の中の穏やかな人達の物語なんだと。

方法は違えども、そういういろんな人に楽しんでもらうために一所懸命作品を作り続けてくださる人達がいる事、それを感じる事が出来る事に感謝です。もちろん、理不尽で過激な作品も嫌いではありませんけどね。
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