感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2014.8.22記述
赤旗より



「満州」(現中国東北部)を題材にした作品で、戦後の難民収容所、とくに子どもたちを描いたドラマはほとんどありませんでした。それに挑んだのが、TBS系で25日に放送される「遠い約束~星になったこどもたち」(後9.0)です。(小寺松雄)
プロデューサーの鈴木早苗さんは、1988年の入社から27年目。「1年前に局内で終戦69年企画の募集がありました。戦争で失われた命を正面からとらえようと応募しました。なんだかいま日本が危うい気がして…」

そんなときに出会ったのが、満州での青少年時代の体験を基にして書かれた『満州の星くずと散った子供たちの遺書』(増田昭一著)という本でした。1945年の夏から翌年6月まで、新京(現中国吉林省長春)難民収容所内の生死を中心に描いています。

脚本の永田優子さんと原作者を訪ねて想を練りました。そのさい大事にしたのは「女性の目」。「私も3人の母。いまのガザをそうですが、とくに無辜(むこ)の子どもが命を奪われるようなことがあってはならない、と」

日本の中国侵略の出発点といえるのが、満州の傀儡(かいらい)政権樹立でした。しかし終戦直前のソ連の参戦で満州の日本軍は早々と逃走。多くの開拓民は終戦も知らず逃避行を続けます。収容所には、その過程で親を亡くした子どもたちもたくさんいました。演ずるのは加藤清史郎、山田望叶(もちか)らです。

増田さんを投影した主人公は、満州に駐留する軍中尉・戸田英一(松山ケンイチ)。兵隊や開拓団民を指揮する一方、軍のありかたや戦争の目的について悩み、部下を死なせてしまったことで自暴自棄に。そんな英一を叱咤激励し、子どもたちの支えになるのが教師の水野有希子(二階堂ふみ)です。

鈴木さんは言います。「有希子が英一を批判する"罪を感じているなら恥をさらしてでも生きるべきだ"ということばが、物語の軸になっているといえるでしょうか」

しかし逃避行のなかで子どもが生きることは容易ではありません。多くの子どもの命が失われていく過程をドラマは見つめていきます。中国ロケのほか、戦場シーンは千葉や栃木でも収録。極寒の満州も描きました。

「いわば戦争が終わってから始まった悲劇です。こういう視点からも戦争を見つめていくことが、今の時期には大切だと感じています」

内地にいた人達にとっては8月15日で一応戦争は終わったけれど(もちろん、戦地から戻る家族を待つ人達も同じだけど)、外地にいた人たちにとっては祖国に無事帰るまで終戦と言う気持ちではなかったのではないかと思います。開拓団の人達にとっても大黒柱がいなく、母として子供たちを無事に祖国に連れて帰ることは本当に大変だったことと思います。頼りにならない日本軍、脱落して行く仲間、想像するだけでも気が遠くなりそうです。
色んな悲劇が戦争が終わっても続いていた事を知る事も今生きている自分たちにとっては大切な事だと思います。

沢山いたであろう人達の声を姿をドラマを通して見届けたいですね。



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