感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2015.3.30記述
日刊ゲンダイより

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NHKが放送90年(ラジオ開始から)を迎え、先週末にやたらとスペシャル番組をやっていた。中でも一番よかったのは土曜夜のドラマ「紅白が生まれた日」だろう。

「紅白歌合戦」の単なるPRドラマかと思って見たら、昭和20年を舞台に、終戦の4カ月後に「紅白」を実現させる新藤放送員(ラジオディレクター=松山ケンイチ)の奮闘を通して描く日本の復興物語で、いいデキだった。しかも、知らない事実がテンコ盛り。 

 ラジオの放送がGHQの厳しい検閲を受けていたのは周知の事実だが、子供のチャンバラごっこを見て、「(戦争を連想させる)子供の遊びもGHQに禁止されるそうです」と落胆して話していた時に、新藤が「紅白歌合戦」を思いついたという。

 そして米国側に企画を出した際に、新藤らは「(勝敗を決めることは)自由競争社会のシンボルです!」「民主主義を体現した番組なんです」「これからは男女がライバルになる時代なんです!」と説明。新しい日本社会の形という趣旨が紅白のルーツだったのだ。

国民的番組スタートの経緯がよく分かる


 だが、「歌合戦(song battle)は戦争をイメージさせる」と米国が却下。「競い合う」という意味を強め、第1回は「紅白音楽試合」という番組名になった。

「多くの人がラジオを聴けば、より日本人を教育できる」という、米国側の真の承諾理由はゾッとさせられるものだったが、ドラマにはGHQへの批判も含んでいる。

 そして、水の江滝子と古川ロッパの司会で始まり、並木路子の役で「リンゴの唄」を熱唱したmiwaのうまさもあって、紅白の再現シーンもよかった。大成功した第1回紅白が終わると、放送局の周りにはラジオを聴いた貧しい民衆が取り囲み、「おもしろかったぞ!」と拍手喝采。復興とその後の成長期を勇気づけた国民的番組がスタートした経緯がよくわかった。

 時代が違うとはいえ、今の「紅白」は出場者が大手芸能プロのパワーバランスに左右されたり、バカ騒ぎ的なショーアップが行き過ぎている。その傾向は2時間半くらいだった放送時間が4時間以上と長尺になってから顕著だ。

 高視聴率を誇った70年代全盛期のように夜9時からの放送に戻して派手な演出は抑えるか、いっそ原点に戻ってラジオだけにしてみたら、歌の良さが伝わるのではないか
。(作家・松野大介)


フルコーラスで歌ってくれるのは嬉しいけれど、いろんな歌があって良いと思う。
昨年でもAKB関連のグループが沢山出たりと、せっかく北島のサブちゃんが優待されたのにそこに演歌の人が新に入る事もなく、以前は由紀さおりさん姉妹の童謡いるか?と思ったりもしたけれど、このドラマを見ると少し考え方や紅白の本来のあり方を知った事で、それもまたありだよねと思えるようになった。


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