感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2015.12.7記述
elthaより

Brilliant Womanインタビュー

今年7月に第3子となる男の子を出産した女優の小雪さんが、映画『杉原千畝 スギハラチウネ』(2015年12月5日公開)でスクリーンに復帰。第2次世界大戦中に多くのユダヤ難民の命を救った外交官・杉原千畝さんの半生を描いた同作で、小雪さんはプライベートと同様に妻であり、3人の子の母である幸子役を好演。そこで、映画の裏側はもちろん、良好な夫婦や親子関係を築くための小雪さん流のコミュニケーションや、歳を重ねることで感じた気持ちの変化について伺いました。


原文はこちら

夫婦2人だけで出かける時間を作っています


――第二次世界大戦中、多くのユダヤ難民の命を救った杉原千畝(唐沢寿明)の妻・幸子さんを演じた本作。演じる上で準備されたことはありますか?
【小雪】 オファーをいただいてから、幸子さんの著書を読みました。幸子さんはすごく明るい方で、千畝さんが赴任するいろんな国の言葉を覚えて、社交の場に積極的に出ていたようですね。また、短歌を書かれたりと趣味も多くて。そういう人が奥さんだったからこそ、きっと千畝さんも家庭を持ちながら大きな仕事ができたんじゃないかと思いました。2人の間にソウルメイトのような絆を感じたので、映画でもそういう関係性をちゃんと出せればいいなと思いながら演じました。

――千畝さんが大きな決断をする時、いつもは控えめな幸子さんが、温かい言葉で夫の背中を押すシーンが印象的でした。
【小雪】 千畝さんは外交官ですけど、政治的な諜報活動(情報を密かに探って知らせること)をする任務もあったので、家族にも言えないことがあったと思うんです。幸子さんもそれを分かっていたし、自分たちもいつ狙われてもおかしくないっていう気持ちがあったはず。そんななかでも、夫の行動を後押ししようと思えたのは、旦那さんに尊敬と誇りがあったからなんじゃないかなって思います。

――撮影はポーランドで行われたそうですが、何か思い出深いエピソードはありますか?
【小雪】 2ヶ月くらい滞在したんですけど、すごく自然が豊かで幻想的で、“私、ここに住めるかも”って思うくらい気に入りました。骨董市やショパンのミュージアムにも行ったりして、すっかり堪能させてもらいました(笑)。

――実生活と同じく3人の子の母親役でもありましたが、子役の子たちとの共演はどうでしたか?
【小雪】 子役の子たちは実生活でも兄弟だったので、本当に仲が良くて。リアルなシーンが撮れたと思います。その子たちのお母さんも現場にいらしていたんですけど、私と同い年だったので仲良くなって、今でも時々メールしているんですよ。「お元気ですか」とか「今度子どもたちと一緒に遊んでください」とか、普通のお母さんトークを(笑)。

――映画では夫と子どもを支える良き妻を演じた小雪さんですが、ご自身はご主人とどんな関係でいたいと思っていますか?
【小雪】 正解がないから難しいですよね(笑)。でも、男の人は基本、奥さんにはお母さんじゃなくて女性でいてほしいと思うんです。女性として、自分の話を聞いてほしいし、立ててほしい。“自分は大切にされている”っていう自尊心が必要なんじゃないかな。

――“パパ”としてではなく、夫として接するということですよね。
【小雪】 そうできるように、2人だけで出かける時間を作ったりして、できるだけ夫婦のコミュニケーションを取っています。家族っていうのは“チーム”だけど、その中にいると「誰かがこう言ったから自分はこう言った方が良いんじゃないか?」って、みんな無意識にバランスを取るでしょ? それって本当の気持ちとは裏腹だったりするから、夫とも子どもたちとも、個々に話すことが大事なのかなって。だから、なるべく子どもたちひとり1人との時間を作り出かけるようにしています。あとは、仕事場時々に連れて行って“こういう仕事をしているんだよ”っていうのを見せてあげたりもしていますね。

家庭と仕事を両立した上で、自分のための時間も残せたら


――2012年1月に男の子、2013年1月に女の子、そして今年7月に3人目となる男の子が生まれましたが、家庭とお仕事とのバランスはどんな風に考えていますか?
【小雪】 私は家庭と仕事、どちらかに偏ると視野が狭くなっちゃうタイプなんです。なので、仕事もして、子どもたちともかかわって、さらに自分のために努力する時間的な余白を残せたらなって。そのためにも、1週間の始めに“今週やりたいこと”のリストを作っています。やることは何でも良いんですよ。本を読むとか、英語のレッスンをするとか、ジムに行くとか。全部できなくても良いんです。ひとつかふたつだけでもやれると、心が充足するんですよね。

――あまり完璧にやろうとしない方が良いんですかね?
【小雪】 20代の頃は、完璧主義なところもあったんです。こうありたい、こうでなきゃっていう気持ちが強くて。だけど年齢を重ねると、時間の大切さが身に染みて分かってくるし、体力的な余裕もなくなるので(笑)。できる範囲で少しでも自分を高めることが大切なんだなって思うようになりました。子どものご飯も、毎日ちゃんとしたものを食べさせなきゃっ!て思うとピリピリするけど、1週間単位で考えてバランスが取れていれば良いかなって。頑張ってご飯を作った日に限って、子どもは塩にぎりやふりかけご飯を食べたがるので、ピリピリしてもしょうがないんですよね(笑)。

――年齢を重ねることについては、どう感じていらっしゃいますか?
【小雪】 年々体力はなくなるけど、心は豊かになりますよね(笑)。豊かさの基準が以前と変わってきて、自然に触れることが増えました。人としての原点に返っているというか。東京に住んでいると物資が豊かすぎるし、情報も多すぎて疲れちゃう時があるんですけど、温泉や自然が豊かなところに行くと疲れが取れるんです。子どもたちも、パソコンができないと授業についていけない反面、自然にも触れさせなきゃいけないなって。だから休みの日は、子どもと一緒に1日中外にいたりするんですよ。そういう生活をずっとしていけるように、これからもっと“質のいい体力”をつけていかなきゃなって思っているところです(笑)。

――今後はどんなお仕事をしていきたいですか?
【小雪】 今、自分の経験を活かして産後の養生についての本を作っているんですが、ライフワークとしてそういう書物を残していきたいという思いがあります。女優としても、これまでやったことのない分野の表現や、自分の人生経験を活かしたお仕事に挑戦したいですね。今まではいただいたお仕事を受けるスタイルでしたけど、できるなら企画の段階から携わってみたいなって。男性目線で作られた作品だと、どうしても女性像のパターンが限定されてしまったりするじゃないですか。だから、私自身が感じている女性のリアリティーを、演じるキャラクターや物語を通して伝えてみたいんです。

――そういう意味では、映画『杉原千畝 スギハラチウネ』の幸子さんを通して伝えられたものもあったのでは?
【小雪】 幸子さん、素敵ですよね。私も好きです。幸子さんは男性を立てているようでいて、自分自身もすごく幸せだったと思うんです。芯が強くて、自分の中にちゃんと“幸せ”を持っていた。そんな女性だから、世界中どこに行っても幸せだったんだろうなと思います。

――改めて、本作からご自身が感じたこと、見た人に感じてほしいことはありますか?
【小雪】 杉原千畝さんと幸子さんが生きた戦時中は、生きることと死ぬことが隣り合わせだったので、限りある命をどう生きるべきかということをすごく考えました。自分の背中を見て子どもは育つから、今日はいい日だったって思えない日もあるのは仕方がないけど、それでも毎日ちゃんと生きないといけないなって。それが人としての自分の責任なんだって思います。

 そんな中で私が思うのは、人って自分のために何かするより、人のために頑張ったことで生きる喜びを得られるんじゃないかなって。千畝さんがしたこともまさにそうですよね。千畝さんは、ユダヤ人にビザを発行したことで職を失いますけど、あるインタビューで「(人として)正しいことをしただけ」って答えているんです。限りある人生の中で、人間としてどうあるべきかを考えて、行動すること。それがこの映画のテーマなんじゃないかなと思います。

(文:加藤恵/写真:神谷愛実[TRIVAL])


バタバタしててまあ映画見にいけてません。ケンちゃんの口からは家族の話は出てきますが、それも多分松山家としての夫婦のスタンスなんだと思います。特に隠しているわけでもないけど、夫婦2人共がああだこうだ言うんじゃなくて、夫の役割、妻の役割をそれぞれ表現しているんだと思いますので、世間は色々言う事もあるかと思いますが、まぁ、それはそれで良いのではと思います。

子供も増えてなかなか大変だと思うけど、夫婦としての時間を少しだけでも作っていこうと言う事は良いことだと思いますし、それがこれからの松山家として夫婦が仲良くそしてそんな父と母の姿を見て育つ子どもたちが幸せであってくれたらとね。

影ながらこれからも応援していますね♪
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
URL :
コメント :
パスワード :
管理者にだけ表示を許可する
 
Template designed by アクセラと+αな生活(ホノミ)

Powered by .