感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2016.1.14記述
moviewalkerより

ムービーウォーカー001


故・森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』(81)のその後を描く完全オリジナルストーリー『の・ようなもの のようなもの』(1月16日公開)で、共演した松山ケンイチと北川景子。2人にインタビューし、在りし日の森田監督への思いを胸に集まった森田組のキャストやスタッフとの撮影エピソードについて話を聞いた。

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若手落語家の青春を描いた『の・ようなもの』の35年後を描く青春映画となった本作。長年、森田監督の助監督を務めてきた杉山泰一監督が初めてメガホンをとった。30歳で脱サラした冴えない落語家・志ん田(しんでん/松山ケンイチ)が、以前一門にいた兄弟子・志ん魚(しんとと/伊藤克信)をもう一度高座に立つよう説得するため、おかしな共同生活を始める。北川は、志ん田が思いを寄せるヒロイン、夕美役を演じた。

この志ん田役は、森田監督の遺作『僕達急行 A列車で行こう』(12)で松山が演じた小町役がモチーフとなっているし、夕美役は、まさに森田監督作『間宮兄弟』(06)で北川が演じた役柄と同じ名前で、キャラクターもそれぞれのものを引き継いでいる。

松山は、衣装合わせでそのことに気づいたと言う。「僕や景子ちゃんだけではなく、全員が森田作品の何かしらの役をやっています。例えば、笹野高史さんやピエール瀧さんは『僕達急行』、佐々木蔵之介さんや塚地武雅さんは『間宮兄弟』だったりと、みなさんの役が、以前に演じた役をベースにした設定になっていて。だから、僕も小町を思い出しながら、演技をしていました」。

北川は、脚本段階から役名に目がいき、衣装合わせで確信をした。「今回劇中で浴衣を着ているんですが、それも10年前の撮影で着たものを衣装部さんが残してくれていたものです。『間宮兄弟』は映画デビューした時の作品だったので、改めて映画を観直して、こういう感じでやっていたのかと思い出しながらインしました」。

生前、森田監督は、いつか松山と北川を迎え、ラブストーリーを撮りたいと語っていたそうだ。松山は「ラブストーリー、のようなものになりましたね」と言うと、北川は「そうですよね」と微笑み返す。

松山は、志ん田と夕美の関係について「恋愛感情なのかな?楽しかったです。監督もうれしかったんじゃないかなと。やれて良かったです」とうなずく。北川も「きっと森田さんも喜んでくださったのではないかと。松山さんとは7年ぶりの共演でしたが、そんな感じもしなく、昔から知っている友達に会ったような感じで、とても楽でした。気を遣わせない方だから、ずっとしゃべっていた感じがします」と楽しそうに言う。

松山は「これが景子ちゃんの一部分かなと思いました。男っぽい強い感じがね。森田さんは、そういう部分をちゃんと見ていたのかもしれない。景子ちゃん、逆にめめしい役とかをやったことある?キャーッとか言ったりする役とか?」と、面白そうに尋ねる。

北川は「ないかもしれない(笑)。いただく役は強かったり、おてんばだったり、自立した女性の役などが多いですね」と笑顔で語った。

『の・ようなもの のようなもの』は、まさに森田作品へのオマージュだと言っても過言ではない。映画は、森田監督作同様、ちょっぴり可笑しくて、とても愛おしい人間模様が綴られたヒューマンドラマとなった。本作を観てから、改めて『のようなもの』を観直すというのもオツである。【取材・文/山崎伸子】



笹野さん、こちらでも共演だけど、「珍遊記」でもそうだよね。森田監督、ご自身でケンちゃんと景子ちゃんとのラブストーリー撮りたかっただろうなぁ…今回の「ラブストーリーのようなもの」がどんなものなのかも楽しみにしたいと思います(^O^)


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