感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2016.2.15記述
ダ・ヴィンチニュースより

毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、伝説のギャグマンガを実写化した映画『珍遊記』で、主人公・山田太郎を演じ、公開前から話題騒然の松山ケンイチさんが登場。役づくりの参考にしたのは、なんと日本映画を代表するあの2役だとか――。


ダヴィンチ





「山田太郎を演じることについての躊躇はまったくなかったですね。とてつもない個性を持つ原作の実写映画作品に出られるということは、チャレンジでもあるし、自分の内に新たな何かを得られるかもしれないという期待しかなかったです」

 山口雄大監督への信頼も厚かったという。二人のタッグは2007年の映画『ユメ十夜(第十話)』以来。
「監督に言われていたのは、『七人の侍』で三船敏郎さんが演じた菊千代と「無責任」シリーズの植木等さんの感じがほしいということ。そこからどういう表情にしようとか、声のトーンは?とか、何が好物なのかとか、そういうのをリハーサルの時、だんだんと決めて出来あがっていった感じですね」

 スクリーンのなかの松山さんはまさに天衣無縫。終始、笑みを湛えている表情は愛らしくかつ大胆不敵だ。
「笑みは意識していなかったですね。ただいろんなことを楽しんでいた感じはあったかもしれない。菊千代の野性児っぽさと無責任男の天敵がいない感じを取り込みながら」

 そうか!たしかに山田太郎には“天敵”がいない。
「天敵いないと、ああいう感じになります(笑)。あれと一緒ですね、マナティ。マナティって天敵いないんです」
それを知ったのは、かつて映画『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ』の撮影で、沖縄美ら海水族館を訪れたときのことだという。

「水槽にレタスを投げられると、ゆーっくり上がって来て、ゆーっくり食べて、それで寝る。とっても優雅。だから太郎も優雅なんです(笑)」けれど、演技テンションの針は触れている。

「そうでないと成立しない映画だったので。僕だけじゃなく、倉科カナちゃんをはじめ共演者の方、みんな。じじい役の田山涼成さんとばばあ役の笹野高史さんは、本当に愛し合っているみたいな感じに見えてすごかった(笑)」

 そして、この役を演じることで得るかもしれないと期待した“新たな何か”は見つかったのか――。
「太郎ほどやらなきゃいけないことが多かったのはこれまでなかったかも。まず表情づくりで眉間のところがツリそうになりました。あと、韓国のロケでは蜂がいっぱいいたんですね。黄色と白の衣装を着た人のところにいっぱい来るんだけど、僕のとこにはまったくこなかった。裸だと蜂は寄ってこない、ということが学んだことのひとつです(笑)」

「バカバカしい答えですみません」とほくそ笑む松山さんの表情に、太郎の顔がふと過る。
「自分の出ている作品に対して“好き”と言えるのは、かなり珍しいんですけど、この作品、僕は“すごい好き”なんです。早くたくさんの人に観ていただきたいなぁ」

(取材・文=河村道子)

◆『真剣師 小池重明』(団 鬼六/幻冬舎アウトロー文庫)

天才将棋ギャンブラー・小池重明と著者の付き合いが始まったのは小池が将棋界を追放された頃。闇の世界で繰り広げた戦い、日本一の真剣師を決める“通天閣の死闘”、借金と逃亡にまみれた日々……。死の直前まで間近で支えた団鬼六ならではの視点が捉えた、徹底して嫌われ、愛された男の壮絶な軌跡を描いた傑作評伝。


写真が村山聖さんモードだから…(笑)
でも予告編見てるだけでも本当にお下劣なのに、キュートな表情満載なんですよね。
なんなんでしょうねぇ~この方は。裸の人間には蜂が寄ってこないってそういう問題?
きっと息子ちゃんは楽しく作品見てくれそうだよね

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