感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2016.2.23記述
dot.より

オリコンスタイル007
(記事と写真は関係ありません)


「『七人の侍』で三船敏郎さんが演じた菊千代と、無責任シリーズの植木等さん。今回、太郎の役には、その両方の要素があると僕は思っているので、ぜひそれでお願いします」

 1990年代に大ヒットしたギャグ漫画の映画化にあたり、松山ケンイチさんは、監督の山口雄大さんからそんな演技指導を受けた。原作は西遊記をモチーフにしており、松山さん演じる山田太郎は、横暴で傍若無人なかぶき者。昔話的な要素も踏まえつつ、特撮ありアクションありの、痛快なコメディー映画に仕上がっている。

「オファーをいただいたときは、“また挑戦できる”と思いました。大河ドラマで1年間一人の役を生きたせいか、それ以降はどうしても、清盛とは極端に違う役をやりたくなってしまう(苦笑)。現場では、自分にできるだけのことはやりましたけど、正直、できあがったものを観るのは怖かったです。太郎という、何を考えているかわからない役が、ちゃんと映画の中で成立しているか心配で」

 この役を演じたときも、監督から、「おなかが出た感じの、子供っぽい体形にしてほしい」と言われ、短期間でイメージに沿えるよう準備した。アクションでも人間ドラマでもコメディーでも、役のなり切り方は徹底しているが、「“うまい役者”と言われることは、あんまり嬉しくないですね」と本音を漏らした。

「“うまい”って言われるくらいなら、“何かわからないけど、気持ち悪い”とか言われたほうがいい。せっかくやるからには、観る人に何かしらのインパクトを残したいんですよ。もし、全身全霊で挑まないで小手先で芝居してたりしたら、観る人にバレてしまうんじゃないかって思う。それはちょっと怖いです」

「珍遊記」はギャグ映画ではあるけれど、太郎が発する「??臭ぇ」という台詞には、メッセージがあるような気がしている。

「太郎には懸賞金がかけられていて、大勢の強者たちに勝負を挑まれる場面があるんです。超楽勝なはずの勝負でも、太郎は怒りを爆発させて、メチャクチャ汗をかきながら、自分を殺そうとする相手を自分の肉体を使って倒していく。敵のことを虫けらみたいに扱わずに、ちゃんと相手にしているんです。その、何にでも“本気”を出していく姿勢は、映画全体に貫かれている気がします。ふざけた必殺技がいっぱい出てきますけど、みんな、それを口にするときは、魂が口から飛び出すんじゃないかって思うぐらい本気でした(笑)。結局、本気が一番面白いんです」

 今年で31歳。年齢を重ねていくことの楽しみを訊くと、「10代のときは、高校受験で、『この高校に受からなかったら人生終わる』って思ったり、目の前にあることがすべてだと思い込んでいた。でもそうじゃなくて、チャレンジを続ければ、世界はどんどん広がっていく。その感じは、何かいいですよね」と答えた。


演技がうまいってどういうことなんだろうね。なかなか難しいですよね。
それぞれの役の中に生きる人だから、単純にうまいとか下手とかいう言葉で表現することは難しいです。
言えることは、そのときのその人が存在していて、その人を演じると聞いた私たちの不安と期待とをいつもいい意味で裏切り続けてくれることがたまらないんですよね。

あとはやはり、原作もの(漫画や小説)を演じる時には私たちよりも、作者やかかわり乗る人たちが彼の演技を見てどう感じたかということの反応がとても気になります。他の人が批判や批評してもそれよりもやはり、原作者や関係者の方々の記憶にいい意味でも、辛かったり切なくなったり、懐かしく思うこともあるかもしれないけれど、それでも彼に演じてもらえてよかったと思ってもらえることが本当にうれしいんですよね私的には。

そういう思いをさせてくれる松山ケンイチが好きなんですよね。




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