演技で、自分の中に眠る知らない才能を引き出したい
――では、もうひとつの表現である演技は、あなたにとってどんな意味を持つのでしょうか?音楽と決定的な違いがあったりするのでしょうか。
Rain:先ほど言ったように踊ることが"生きる"ことだったら、演技というのは"他人の人生を生きる"ことだと考えています。他人の人生を通して、多くの人と繋がる。ライブとは違うこのコミュニケーションは素晴らしいし、追及していきたいことですね。
――いわゆるライブとは違いダイレクトに観客と対話ができないことにストレスを感じたりはしない?
Rain:いいえ、、むしろ逆かもしれません。舞台に立った歌手が観客に見せられる姿は限定されています。カッコいいふり、かわいらしいふり、セクシーなふり…。でも俳優としてカメラの前に立つ時はこんな"ふり"は必要ありません。
僕が本当に泣きたいと思わなければ、観ている人たちだって悲しいとは思わないでしょう?笑うとき、かわいらしく見せようと演技しますか?悲しくてどうしようもない時、表情に気を配りながら泣きますか?涙、鼻水、ヨダレだって垂らしているかもしれないのに(笑)
――(笑)。初めての映画出演作にパク・チャヌク監督の「サイボーグでも大丈夫」を選んだ理由が分かったような気がします。人間の多面的で奥深い部分に迫ることに長けた監督の演出によって、あなた自身も知らない顔を引き出したかったのでは?
Rain:確かに。音楽やTVドラマでは出せない、奥底に眠る別の面を映画というフォーマットで見せたいという願望はありました。今回演じたイルスンという役は、まさに初めての挑戦に相応しい僕の理解を超えた存在でした。
"アンチソーシャル(社会に適応できない)"という心の病を患っていること、そんな彼が誰かを愛し、変わっていくという。台本にはイルスンのキャラクターに関する説明が全くなく、監督も"神秘的"と称するこの役を演じるために、何度も何度も話をしてイメージしていきました。
そこでようやく見えてきたのが、実は、愛を通して人生の意味を探す男の子である、ということです。そこからは演技に没頭できました
――ダンスで培われた躍動感ある動きと、多彩な表情やしぐさから生まれる主人公の複雑で繊細な心の動き。このコントラストに、心を震わされました。
Rain:独特のキャラクターですよね。かわいいけど怖くて、愛らしいけど残酷な面も持つ。現場では、イルスンになりきるまでに何十回も撮影しました。ある種、自分が壊れていくような感覚を味わいました。ただこの経験は、自分に明るい面があることを知れたし、自分の潜在能力を改めて知ることができました。
そういった意味で僕にとってこの映画は、どんな大作より大きな意味があるものです。映画を観に来る人がチョン・ジフンではなく、Rainを観に来ることが目当てだとしたら、それは失敗かもしれない。でも、自分がどんな風に映ろうと、最善を尽くしたので後悔はしていません。
イルスンと陽人抱える問題や障害(陽人は生まれ持っての障害だけど、イルスンは精神疾患だから少し違いますが)は違うけれど、愛する人のために一途だということに何ら変わりはなく、そこには普通では考えられない無謀なことをするんだけど、その純粋さは負けず劣らずで本当に愛すべき2人です。(無茶ぶりから言えば陽人の方が凄いけどね)
Rainもケンイチもそれぞれの役に関して「よくわからない」と答えていたのもとても印象的だった(笑)
それほどこの2人の役は難しい役だったと思います。
じっさい、映画のレビューも今の「ウルミラ」と同じように意見が真っ二つにわかれた「サイボーグでも大丈夫」。韓国内ではあまり評価されませんでしたが外国では反対にとても評価を得た作品となりました。
演技に関して決して奇麗とかかっこよくなんて思わず潔い演技をする2人なのです。
演技というのは"他人の人生を生きる"こと・・・だとか
"ふり"は必要ない・・・だとか
自分がどんな風に映ろうと、最善を尽くしたら後悔はしない・・・だとか
私が好きになる役者の共通項ですね。コレ。
ケンイチ、ピ、ジョニー。
いつもあなた方には魅せられてます。。。
嫌いなのは、いっつも自分がかっこよく映ることを考えてる役者。かっこいい役でないと引き受けない役者。俺サマ役者。ただ演じてるだけ。日本にもハリウッドにもいますよ。
私の好きな俳優・・・これからもうんと活躍して、たくさんのヒトの人生をみせてほしいです。
「サイボーグでも大丈夫」も観なきゃ~ですね!
あのかわいい顔が次の新作では"暗殺者"だし、どんな顔を見せてくれるのかも楽しみですね。
> ケンイチとピの演技に対するスタンスがあまりにもそっくりで、なんだか嬉しいですね。
私はRainの方が先だったので(ケンイチの存在はRainよりも古いけどファン歴はRainの方が長いですから)ケンイチのファンになって改めて色んなインタビューを見て驚きました。国は違えども同じような考えを持って芸能界で仕事をしている若者がいてそういう2人を好きになった自分がね。
> 演技というのは"他人の人生を生きる"こと・・・だとか
> "ふり"は必要ない・・・だとか
> 自分がどんな風に映ろうと、最善を尽くしたら後悔はしない・・・だとか
なんだかビックリするでしょ?
本当に、まるで同じことを言ってるんだもん(笑)
2人を好きにならないわけがないでしょ?でしょ?
> 私が好きになる役者の共通項ですね。コレ。
> ケンイチ、ピ、ジョニー。
> いつもあなた方には魅せられてます。。。
くろすけさんの好きな人リストにRainもお仲間に是非入れてください<(_ _)>
> 嫌いなのは、いっつも自分がかっこよく映ることを考えてる役者。かっこいい役でないと引き受けない役者。俺サマ役者。ただ演じてるだけ。日本にもハリウッドにもいますよ。
歌手Rainの時は本当にカリスマでセクシーでカッコいい姿を見せてくれていますけど、俳優としてのチョンジフンはケンイチとおなじ様にその役を生きています、だからやはり彼の演じた役はRainでもチョンジフンでもなく「サンドゥ」であり「ヨンジェ」であり「ボック」であり「イルスン」とそれぞれ愛しいキャラクターたちです。
> 私の好きな俳優・・・これからもうんと活躍して、たくさんのヒトの人生をみせてほしいです。
これからも色々ケンイチ同様紹介していきますので是非一読してください(笑)
> 「サイボーグでも大丈夫」も観なきゃ~ですね!
> あのかわいい顔が次の新作では"暗殺者"だし、どんな顔を見せてくれるのかも楽しみですね。
またレンタルしますよ(押し付けがましくですが)普通に見ても多分わからないことが多いと思いますから(楽しくご覧になるためにはレンタルでは不十分なので)少しでもこの作品を理解してもらえるときっと「ウルトラミラクルラブストーリー」のようにこの「サイボーグでも大丈夫」も愛してもらえる作品のリストに入れると思っています(笑)
好きな人リスト↑、ちゃんと真中に"ピ”はいってますよ~。
私は"ピ”ってハングルの音がいいので、そう呼びたいけど、彼自身はなんて呼ばれるのが好きなのかな?
本名は俳優活動の時で、Rainは歌手活動で、でしたっけね? 完全に使い分けてるんですか? 混ぜずに?
初歩的?質問すみませ~ん!
> 「サイボーグでも大丈夫」、ぜひ観たいです!!
じゃあ、DVD送ります(笑)
「ウルミラ」とは違う意味でグロい?かもしれない(ぎょっ!)とするかも?
覚悟してみてくださいアハハ。まぁ、ウルミラみてるから少々のことは大丈夫だろう。
> 好きな人リスト↑、ちゃんと真中に"ピ”はいってますよ~。
ありがとうございます<(_ _)>
> 私は"ピ”ってハングルの音がいいので、そう呼びたいけど、彼自身はなんて呼ばれるのが好きなのかな?
う~ん、Rainの呼び方は…
基本、ファンは「ジフニ」(本名のチョンジフンから愛称の「ジフン」から「ジフニ」と言います)
「ピ」というのは韓国と日本くらいで他の国は「Rain」なんです。
ということもあって今は世界共通として「Rain」という風に統一されていますが日本では「ピ」という名前が聞き慣れているのでテレビによっては「Rain」とか「ピ」とか言ったりします。
こちらでは一応「Rain」で統一して書くようにしています(笑)
> 本名は俳優活動の時で、Rainは歌手活動で、でしたっけね? 完全に使い分けてるんですか? 混ぜずに?
ある意味ファンは「ピ」って言わないかも?(汗)ファン以外の人に話すときだけ「ピ」とか「Rain」とか言う(笑)やっぱ「ジフニ」だな(^_^;)ただ、知らない人が見たらすんごく混乱するでしょ?「ジフニ」とか「Rain」とか「ピ」とかって…別々の人の話かと思うみたいだからアハハ~
> 初歩的?質問すみませ~ん!
いえいえ、全然問題ないで~す。何でも聞いてくだされ(笑)