感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2016.6.3記述
毎日新聞 病気を知るDr.堀江重郎の健康羅針盤より

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最近、人工知能(AI)と人間の頂上決戦の形になった将棋の電王戦で、AIを使った将棋ソフトが、山崎隆之叡王を破ったニュースがありました。昨年まで5対5の団体戦だった電王戦ですが、今年から電王トーナメントで優勝した将棋ソフトと、叡王戦の優勝者が戦うことになったのです。そして、いよいよ次回の叡王戦には羽生善治前名人が参戦するとの発表もありました。羽生前名人が勝ち抜けば、来春には古来の棋譜を収集して「学習」したAIと「名人」脳の対決が実現することになり、大変興味をそそられます。

 さて、羽生前名人と同年代でありながら、1998年に29歳の若さで亡くなった村山聖九段という棋士がいます。村山さんの紹介をスタートに、今回は、何が医学を前進させるかについて思いを巡らせたいと思います。

幼い時から死を間近に、名人を目指した村山さんの生涯


 村山さんは幼少時にネフローゼという、体のたんぱく質を失う腎臓病となったのですが、当時はひたすらベッドで安静にすることが治療でした。ほとんど療養生活だった小中学校の間に将棋に夢中になり、「名人になる」とプロ棋士になりました。羽生さんとの対戦成績は6勝7敗。長じて東の羽生、西の村山と呼ばれ、天才的な棋風と純粋な人柄に多くのファンが魅了されましたが、進行膀胱(ぼうこう)がんになり、命を落とされたのです。村山さんと彼を応援する森信雄師匠や周囲の人々を描いた、大崎善生さんの「聖の青春」はベストセラーになりました。そしてこの秋、松山ケンイチさんが主演として村山さんを演じる映画「聖の青春」が公開されます。私は腎臓病、膀胱がんの専門家なので、この映画の医療監修をさせてもらいました。幼い時から死を間近にしながら、名人を一途に目指し、がんに倒れる村山さんの純粋な生涯が胸を打ちます。


 ネフローゼというのは、腎臓で血液のろ過を行う糸球体という、いわばふるいのような働きをする部分がうまく働かず、血液中の水分を保持する役目があるたんぱく質のアルブミンが尿に漏れ出てしまうために、体がむくんでしまう病気です。村山さんの小学校当時はもっぱら安静がすすめられ、運動も禁止されていましたが、医学の進歩で現在では多くの方は一時的な治療で治るようになっています。しかし、中には長期間治療を必要とする方がいて、このような方は昨年、国が定める指定難病として、医療費支援の対象になりました。

全文はこちら

病気に関しての監修もちゃんと専門家の先生がついて指導してくださっていることなのできっと、撮影中などケンちゃんもいろいろ先生に病気について質問したりしたんだろうなぁ~。将棋そして病気に対してちゃんと見せることもこの作品には大切なことだと思うので、いろんな面で本当に大変だったと思いますが、公開が待ち遠しいです。

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