感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2016.7.5記述
広角レンズより

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将棋はおじさんのもの、なんて認識はもう古い。今や女性や若者にもファン層が広がっており、インターネットの生中継では数十万人が対局を視聴。将棋を題材にした映画や漫画も相次いでいる。将棋の何が現代人をひきつけるのか。(藤井克郎)


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 ◆対局は深い対話

 

 松山ケンイチと東出昌大(まさひろ)という人気若手俳優の2人が、盤をはさんで正対している。互いに額に汗を光らせながら、険しい形相で盤上をにらむ。ぴしっ。静寂を破って次の一手が指されると、2人の表情に微妙な変化が浮かんだ。

 「将棋の対局は激しい動きもなく、そこは最後まで悩んだところです。最終的な答えは、結局は顔じゃないかというものでした。限界まで考えている人間の顔は極めて深い。2人には数カ月前から将棋道場で自分の中に将棋を入れるプロセスを重ね、内面からもアプローチを図ってもらいました」と、この秋に公開される映画「聖(さとし)の青春」(森義隆監督)を企画した滝田和人プロデューサーは語る。

大崎善生の同名ノンフィクションを原作とするこの映画は、怪童と称されながら29歳で早世した村山聖九段の将棋に懸けた人生を描く。松山が村山役を、東出がその最大のライバルだった羽生善治役を演じるなど実在の棋士名や棋戦も登場する。「村山さんの生き方に感銘を受けて、平成22年から企画を練っていた。調べるうちに、対局をするということは、無言ではあっても深い対話があると感じました」と滝田さん。

 将棋が題材の映画としては、来年には「3月のライオン」(大友啓史(けいし)監督)の公開も予定されている。こちらは「ヤングアニマル」(白泉社)に連載中の羽海野(うみの)チカによる同名漫画が原作で、棋士の家に引き取られた交通遺児、桐山零(れい)の厳しい青春模様が描かれる。神木隆之介の主演で製作中だが、「人間ドラマとしてすばらしい原作で、将棋を知らない人でものめり込める。ただ対局のシーンは避けて通れないので、15人ほどいる棋士役の役者さん全員に、事前に徹底して訓練を積んでもらった。時代劇の殺陣だと思ってくださいと言っています」と、映画化を企画した谷島正之プロデューサーは打ち明ける。

(中略)

◆1局70万人視聴


 この現象に大いに貢献していると指摘されているのが、インターネットの動画サイト「ニコニコ生放送」での生中継だ。棋士とコンピューターが対決する電王戦は、多いときは1局で70万人もが視聴する人気コンテンツになっており、他の棋戦も含めると、昨年は年間約1500万人がアクセスし、900万件近いコメントが寄せられた。

 運営するドワンゴによると、6年前に将棋中継を始めた当初はこれほど盛り上がるとは予想していなかったという。「羽生さんが現代版縁台将棋と言っているように、一般のファンがコメントを自由にはさめるのも大きい。今では、見るだけの将棋ファンを指す『観(み)る将』という言葉も誕生しています」と広報担当。

 この人気ぶりについて、漫画「3月のライオン」で監修を務める先崎学九段は「今の世の中、複雑なことが多すぎるが、将棋の対局は人間が一対一で行うシンプルな世界で、作りものがない。そこが支持されているのではないか」と分析。「映画でも漫画でも、どんな楽しみ方でもいいから将棋に触れていただいて、大変な時代の息抜きになればいいかなと思います」と話している。

ケンちゃんと、東出さんがこうして出てくるまできっと映画は作っちゃだめだと何が見えない力が働いていたんじゃないかとつくづく思います。どちらかだけではダメだったと思います。(といってもまだ見てないので何とも言えないけれど)そして同時期に将棋をテーマにした作品が続々とメディアなどに出てくるということは本当に不思議ですよね。

ルールがわからなくても、本当にニコニコ動画などでの対局を見ているとなんだかわからないけれど面白いです。考えているときの棋士たちの表情や動き、そして解説の先生たちもそれぞれの個性が炸裂してるし、結構楽しいものです。でも、実際対局している棋士の皆様、そしてプロ棋士になるために頑張っている多くの人たちのすさまじいまでの思いは「聖の青春」を読んでいても感じずにはいられません。



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