感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2016.9.12記述
TVLIFEより

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2015年に放送されたWOWOW初の時代劇『連続ドラマW ふたがしら』。本作はオノ・ナツメの同名漫画を映像化し、松山ケンイチさん演じる明るく豪快な弁蔵と、早乙女太一さん演じるクールで色男の宗次が “脅さず殺さず、汚ねぇ金を根こそぎいただく”をモットーに、盗賊一味の男たちの巧妙な駆け引きと痛快な騙し合いを描いた。前作に引き続き主人公・弁蔵を演じる松山さんに『ふたがしら2』への思いや、再会した共演者とのエピソードを伺いました。
裏稼業の甘くない感じは絶対にやりたかったんです


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――続編が決まったときの気持ちを聞かせてください。

うれしかったですね。前作は自分たちの盗賊一味「壱師」を築くまでの話で終わってしまい、今作では僕が『ふたがしら』で一番やりたかった壱師を築いた後の話だったから、すごくうれしかったです。また(早乙女)太一君や成宮(寛貴)さん、菜々緒ちゃんたちに会えるのも楽しみにしていたし、2回目なので安心してやっている感じでした。良い空気の中で撮影ができて、ようやく出切ったなやりきったなと実感できました。

――最初に台本を読んだときの感想を教えてください。

やっぱり裏稼業の厳しさというか、甘くない感じというのを今作では絶対に描きたかったんです。そう思いながら頂いた台本を読んだらまさにその要素が入っていて。エンターテイメントの中にシリアスな感じも盛り込まれていて、すごい台本だなぁと思いました。みんな前作を踏まえて「次はこうしてやろう、あぁしてやろう」と、最初からモチベーション高くできたんじゃないかと思います。

――続編ならではのプレッシャーを感じることはありましたか?

ないですね。前作は「この続編を作るための準備運動だ」と思っていたので(笑)。それは冗談ですけど、今作ではとにかく力を存分に爆発させてやればいいんだっていう気持ちしかありませんでした。


弁蔵というキャラクターをちょっとはみ出したかった


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――早乙女さんも宗次というキャラクターを前作に続いて演じられます。久しぶりの共演はいかがでしたか?

ドラマの公式サイトに「明るく豪快な弁蔵と、頭脳明晰でクールな宗次」と書いてあるんですけど、これだけじゃない部分は出せたかなという感じはあります。前作では、2人にはこういう感じというキャラクターイメージができたので、今作はそれを壊すというか、そうじゃない部分も見せたいねと太一君と話していたので、それはできたんじゃないかと思います。太一君は宗次っていうキャラクターをいろいろはみ出して演じていますね。それを見て僕も前作での弁蔵の雰囲気をちゃんと出しつつ、自分ももっとはみ出せたらいいなと思っていて。だから続編だからといってなれ合いがあるわけじゃなくて、良い関係性でできたと思いますね。

――成宮さん演じる甚三郎と、菜々緒さん演じるおこんの2人の微妙な間柄について、どう感じていますか?

裏稼業っていう意味では「甚三郎とおこんがこのドラマの中心だな」と、ふと思ったんですよね。前作はあの2人が赤目を継いで、赤目を抜けた弁蔵と宗次が成長して壱師を作るんですけど、その裏稼業の部分を担っているのは甚三郎とおこんなんですよね。この2人が柱になっているからいろいろ物語が動いていくのかなって。あとエロい感じとかね。それもパワーアップしてるんじゃないですかね。今作はエロと血がいい感じなんじゃないかと思ってるんです(笑)。

――菜々緒さんは第1話で花魁姿を披露するシーンもありますね。

花魁のシーンは撮影の都合上、ちらっとしか見られなかったんです。あわよくば菜々緒ちゃんに「アドリブで触れねぇかな」とか思ってたんですけどね(笑)。前作ではなかったんですけど、今作は菜々緒ちゃんも忍装束を着ていて、太一君は菜々緒ちゃんの忍装束を見てびっくりしてましたね。「こんなおこんは見たことない」と。僕もびっくりしました。このドラマの魅力は粋な生き方とエロです(笑)。

――今作から新たに蔵蔵役で大森南朋さんが加わりました。共演されていかがでしたか?

盗賊という世界の中でてっぺんを目指している人と、日本っていう国のてっぺんを目指している人という、弁蔵よりもっとスケールの大きい人が出てくるんですよね。それが(大森)南朋さんなんですけど、南朋さんだからこそスケールの大きい役ができるんだろうし、見ている景色が違う人が入ってくることで、物語に広がりが出てくるというか。裏稼業の話なので表の話じゃないから、実はすごい狭い世界の話なんですよね。だけど南朋さんのキャラクターが入ることですごく大きい話になったなと思っています。


「カッコいいってこういうことだ」というのが届いたらいいな


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――走り方、巻き舌など、前作からかなり丁寧に役作りされていると感じたのですが、今作で苦労したところはありますか?

前作より盗みの仕事をしている描写をより細かくやるようになったし、血とかエロとか、とにかくいろんな要素を掘り下げているという感じはありますね。盗みをはたらくために町中を走っているときの影のシーンは特に、走り方は人それぞれ独特なものがあるし、それぞれが考えて走っていたりするので、他の人たちじゃなくて自分たちじゃないとできないなと思います。ただ、弁蔵というキャラクター自体は前作で作り上げているものだったから、今作は特別な役作りは全然やってないです。現場に行けば思い出すだろうって(笑)。

――前作のつかわれる立場の弁蔵と、今作のかしらになった弁蔵とで何か違いはありますか?

せりふが増えましたね(笑)。「弁蔵ってこんなにしゃべるキャラだったっけ?」と思うぐらい。太一君や他の共演者の方との掛け合いのシーンも前作に比べてかなり増えましたし。あとはかしらとしての視点が加わったことで、芝居の感じとかたたずまいとか少し違うかなと思います。現場では撮影シーンの段取りをしているとき「こうしてみようか、ああしてみようか」というのを演者同士でちょこちょこやっていました。監督は演者のアイデアをすごく面白がってくれるので楽しかったです。

――松山さんが思う時代劇の魅力とは何ですか?

現代劇ですごくカッコいいせりふを言うと、くさかったりするんですよね。でも時代劇は不思議とそうはならなくて。そういうものがこの作品には存分にあるんです。だから「このせりふをどう言おうか」と考えたとき、そのせりふを成立させるために当時の生き方とか考え方を意識しないといけない。そうなると「カッコいいって何だ」という美意識につながると思うんです。現代劇を演じるときとは意識するところが違うので“こういう人たちみたいに生きたいな”と自分自身も影響されているし、時代劇を見る側も楽しいところですよね。視聴者の方には、このドラマからあらためて「カッコいいってこういうことだよな」と思ってくれるといいですね。

――最後にドラマの見どころを教えてください。

僕は今作で『ふたがしら』でやりたいことを出し切ったので、続編っていうのは今は考えていないですね。詳しい内容は言えないんですけど、最終回は演者の僕でも驚くほど衝撃的な内容になっています。まだ完成したものを見ていないけど、2回目っていうのもあってかなり自信がありますね。グレードアップした弁蔵と宗次のかけ合いとか、2人の人間としての強さみたいなものを大事にしたいと思いながら演じたので、楽しみにしていてください。



今回はかなりいろんな物語が詰め込まれているみたいなので楽しみだけど、5話完結というのはなんだかもったいない。もう少し見たいですよね~。今回のテーマは「血とエロ」(笑)男たちの衣装や小道具、そしておこんはじめ女性たちの衣装や髪形なども本当に楽しみなんですよね。そしてたまらないのはあの弁蔵の走り…くぅ~~。
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