感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
2017.1.30記述
毎日新聞より


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第71回毎日映画コンクール 選考経過と講評(その1)

第71回毎日映画コンクールの各部門の受賞作、受賞者が決まった。「作品」「俳優」「スタッフ」部門は、映画評論家ら約80人による投票で1次選考し、得票上位が2次選考に進んだ。「アニメーション」「ドキュメンタリー」部門は、推薦や公募で集まった作品から、討議による1次選考で候補作を選出。2次選考は各部門の選考委員の討議で受賞作を決定した。外国映画ベストワン賞は、1次選考委員による2回の投票で決まった。TSUTAYA×フィルマークス映画ファン賞はインターネットによる投票で決まった。各賞の選考過程と講評をまとめた。表彰式は2月15日、川崎市のミューザ川崎シンフォニーホールで開かれる。

(中略)

脚本賞 向井康介「聖の青春」

 他に、庵野秀明「シン・ゴジラ」▽高田亮「オーバー・フェンス」▽中野量太「湯を沸かすほどの熱い愛」▽西川美和「永い言い訳」▽深田晃司「淵に立つ」。「政府や日米安保を皮肉った内容が面白い」と庵野。「泣かせどころ、笑わせどころがそろっている」「オリジナリティーを買う」と中野。「勝負の世界に生きる若者を柔らかく描いた」と向井。第1回投票は庵野・中野・向井3、高田・西川1。決選で向井5、庵野・中野3。

 <講評>ひいき目に見られがちな他のオリジナル脚本の数々を凌駕(りょうが)しての受賞である。それにしても、向井氏がシナリオ作家協会の菊島隆三賞以外に主だった脚本賞を受賞していなかったのは意外だった。現在もこれからも日本映画界をリードしていく名脚本家であることを、今回の受賞作ではっきりと証明した。

 脚本は、ことさらなことを嫌ってあくまでもさりげない。孤高とも言える主人公の人物像を、何気なく、しかも奥深くあぶり出している。とても巧みでありながら、いかにもという事々しさを感じさせない構成も心憎い。決してそうは見えないのに、実はとても強い棋士のようなあっぱれな脚本である。心より称賛したい。(山田耕大)


録音賞 白取貢「聖の青春」

 他に、島津未来介=「クリーピー 偽りの隣人」▽白取貢=「怒り」▽高田伸也=「64 ロクヨン」▽中村淳=「シン・ゴジラ」▽西條博介=「セトウツミ」▽吉田憲義=「オーバー・フェンス」。「雪の降る音まで聞こえた」「セリフが聞き取りやすい」と白取(聖)に高評価。「セリフ、音楽、効果音のバランスが良い」と高田を推す声も。第1回投票は白取(聖)5、高田4、白取(怒り)・中村1。決選で白取(聖)6、高田5。

 <講評>「聖の青春」は難病に苦しみながら、将棋の世界を生き抜き、29歳で生涯を閉じた天才棋士、村山聖の生涯を描いた作品。対局室での駒の音を中心とした音作りは緊張感があり、勝負の世界の厳しさを醸し出している。セリフもしっかり収録され音質も良い。淡々とした流れの中、太鼓の曲の音量が大きいこと、またハイスピードの音処理に疑問点が残るが、全体としては纏(まと)まっている。残念なのは「64 ロクヨン」の高田伸也。雨、風などの効果音、記者団や警察組織との激しい会話は迫力があり、作品への貢献度が高いが、前後編であることで評価が分かれた。今後の活躍に期待したい。(橋本泰夫)


各部門選考委員(敬称略)
◆作品、俳優、スタッフ部門

2次選考委員<作品部門>江波杏子(女優)▽佐伯知紀(映画映像研究者)▽佐藤忠男(日本映画大学長、映画評論家)▽根岸吉太郎(映画監督)▽矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミングディレクター)<俳優部門>明智惠子(キネマ旬報前編集長)▽緒方明(映画監督)▽川口敦子(映画評論家)▽金原由佳(映画ジャーナリスト)▽佐藤雅昭(スポーツニッポン編集委員)▽野島孝一(映画ジャーナリスト)▽村山匡一郎(映画評論家)<スタッフ部門>襟川クロ(映画パーソナリティー)▽乙竹恭慶(美術監督)▽賀来タクト(映画文筆家)▽掛尾良夫(城西国際大教授)▽白鳥あかね(スクリプター)▽戸田桂太(撮影監督)▽野村正昭(映画評論家)▽橋本泰夫(録音監督)▽松島利行(映画評論家)▽山田耕大(脚本家)▽若松節朗(映画監督)

1次選考委員 相田冬二、秋本鉄次、秋山登、明智惠子、石坂健治、石飛徳樹、イソガイマサト、稲垣都々世、宇田川幸洋、内海陽子、浦崎浩實、襟川クロ、大高宏雄、大竹洋子、岡田秀則、尾形敏朗、岡本耕治、奥村賢、鬼塚大輔、小野耕世、小野民樹、恩田泰子、賀来タクト、柏原寛司、金澤誠、川口敦子、きさらぎ尚、北川れい子、北小路隆志、木全公彦、金原由佳、黒田邦雄、桑名忠之、古賀重樹、小菅昭彦、小西均、小藤田千栄子、斎藤敦子、佐藤雅昭、塩田時敏、鈴木元、関口裕子、高橋諭治、立花珠樹、立田敦子、田中千世子、谷川建司、出口丈人、土屋好生、寺脇研、轟夕起夫、中川洋吉、中山治美、西脇英夫、野島孝一、野村正昭、萩尾瞳、馬場広信、春岡勇二、樋口尚文、平山允、福永聖二、細谷美香、松島利行、松本隆司、三留まゆみ、宮澤誠一、宮田武雄、ミルクマン斉藤、村川英、村山匡一郎、森直人、森下朗義、矢田部吉彦、柳下毅一郎、山根貞男、渡辺祥子、渡辺浩、渡部実、勝田友巳、木村光則、鈴木隆

 ◆ドキュメンタリー部門

 梯久美子(ノンフィクションライター)▽北小路隆志(映画評論家)▽熊谷博子(映画監督)▽塩田時敏(映画評論家)▽森直人(映画批評)=1次選考委員(萩野亮、渡辺勝之、木村光則)

 ◆アニメーション部門

 伊藤有壱(東京芸術大教授、アニメクリエーター)▽川井久恵(アニメージュ編集長)▽木船園子(東京工芸大教授)▽黒坂圭太(武蔵野美術大教授、アニメクリエーター)▽氷川竜介(アニメ評論家)=1次選考委員(原口正宏、藤津亮太、木村光則)

2017.1.19記述
映画ナタリーより


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毎日映画コンクールで「シン・ゴジラ」が大賞ほか3冠獲得、「君の名は。」は2冠


第71回毎日映画コンクール

日本映画大賞
「シン・ゴジラ」

日本映画優秀賞
「この世界の片隅に」

外国映画ベストワン賞
「ハドソン川の奇跡」

監督賞
西川美和「永い言い訳」

脚本賞
向井康介「聖の青春」

男優主演賞
本木雅弘「永い言い訳」

女優主演賞
筒井真理子「淵に立つ」

男優助演賞
香川照之「クリーピー 偽りの隣人」

女優助演賞
市川実日子「シン・ゴジラ」

スポニチグランプリ新人賞
毎熊克哉「ケンとカズ」
中条あやみ「セトウツミ」

田中絹代賞
松原智恵子

撮影賞
斉藤幸一「64-ロクヨン- 前編」「64-ロクヨン- 後編」

美術賞
林田裕至、佐久嶋依里「シン・ゴジラ」

音楽賞
コトリンゴ「この世界の片隅に」

録音賞
白取貢「聖の青春」

ドキュメンタリー映画賞
「桜の樹の下」

アニメーション映画賞
「君の名は。」

大藤信郎賞
「この世界の片隅に」

TSUTAYA×Filmarks 映画ファン賞 日本映画部門
「君の名は。」

TSUTAYA×Filmarks 映画ファン賞 外国映画部門
「ズートピア」

特別賞
島村達雄(白組社長)

第71回毎日映画コンクールの受賞作品と受賞者が決定した。


日本映画大賞に輝いたのは、庵野秀明が総監督を務めた「シン・ゴジラ」。女優助演賞の市川実日子、美術賞とあわせて3冠を受賞した。日本映画優秀賞には片淵須直の「この世界の片隅に」が選ばれ、音楽賞のコトリンゴ、大藤信郎賞とあわせて3冠を獲得。「君の名は。」には、アニメーション映画賞とTSUTAYA×Filmarks 映画ファン賞が贈られた。そして、「永い言い訳」の西川美和が監督賞に輝き、本木雅弘は同作の演技で男優主演賞に。また女優主演賞を「淵に立つ」の筒井真理子、男優助演賞を「クリーピー 偽りの隣人」の香川照之が獲得。

外国映画ベストワン賞にはクリント・イーストウッドの「ハドソン川の奇跡」が選ばれた。「ケンとカズ」の毎熊克哉、「セトウツミ」の中条あやみには、スポニチグランプリ新人賞が贈られる。

毎日映画コンクールは、毎日新聞が“東京日日新聞”と称していた1935年から始まった「全日本映画コンクール」を前身とする映画賞。第71回の表彰式は、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールにて2月15日に開催される予定だ。


いやぁ、嬉しいじゃないですかぁ。脚本賞と録音賞に「聖の青春」が受賞出来たことが。
「シナリオ」を読むと実際撮影の時点でかなり「このシーン観たかったなぁ」と思うことはあるけれど、なるべく、シンプルに見せていこうと監督は考えたんだろうね。それと、録音賞。静寂な中での駒音や対局中に聞こえる神社のお参りの音、ほかの作品に比べると本当に地味かもしれないけれど、それが正しく評価氏らもらえたのは本当に嬉しい限り。きっと関係者の皆様も喜びになってることと思いますおめでとうございました。

ますます日アカ、俳優陣受賞してほしい!


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