感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
鑑賞記録
1回目 2017.8.26
2回目 2017.9.13




他の人のレビューを見ると、言葉が早い、方言がわからない、誰が誰だかわからないという書き込みが多いけれど、実際観た感想は、全然そんなことなかったですけどね。(あくまでも個人的感想)
韓国の時代劇や、中国の時代劇みたいなアクロバティックなシーンなんぞありませんので、そういうファンタジーなアクションシーンが好きな人には、こういう日本の時代劇、合戦ものって、もっちゃりして、ダサいと思われたりするのかもしれないけれど、私はもうワクワクしっぱなしでした。槍部隊がガチャガチャしているだけでも、これこそまさに合戦!って感じがね。まさに、血肉脇踊るつて感じです。



以下ネタバレあり

それと合戦以外のシーンでも、例えば、三成と左近の出会いのシーン。この時は三成は左近に対して、敬語を使っています。左近は三成にタメ語で話しています。そして妙善の所で粥を食べているシーンでも、三成は板間で左近は板間の江ウニ畳を敷いた床尾に座っていますがその後、左近が三成の家臣になったら、言葉遣いや対応が変わります(立場が変わったので当然だけど)そういう、ちょっとしたことを知っていると、この作品を見るとき、武将同士の上下関係などもわかりやすいですよ。誰が誰に対して上か下かということがわかるので楽しめますし、衣裳なども色々見ると楽しいです。

三成の羽織などの模様なども注目してみると面白いですし、もちろん他の武将の方々の物も含めて。

カメラワークもかなり興味深くて、秀吉が大坂城の建設のシーンとか、家康の本陣などのシーンや合戦のシーンも見ごたえがありました。照明もかなり凝ってました。

短いシーンではありましたがケンちゃんの直江兼続と三成のシーンも、ほかのシーンとはまた違う空気感が流れていて良かったです。ペラペラと話す兼続(ほとんどウロウロ動いてる)が何気に間者?らしき者を顔色変えず、話しながら短刀(クナイ?)を投げるシーンなどカッコいいです。岡田さんとの年齢差もまったく感じることなく(三成と兼続は同い年)その年齢(41歳)を演じていました。

応援してる人が出演してるということを知って当人にどういうシーンに出てるのか尋ねたら教えてくださったので2回目鑑賞時はそこもポイントに診ておりました。たくさん登場するシーンでしたが、何とか多分そうだろうという感じで確認することが出来ました。(笑)

そして忘れてはならないのは、両陣営に使える伊賀者たちの存在。西の初芽に東の蛇白(阿茶)の活躍は女性ながらも逞しいというか…。

小早川秀秋の徳川に付くというエピソードも、そうなのかと、自分の本当の思いとは逆に、まこと絡め捕られる様がなんとも言えず切なかったですし(この辺はなんだか、平清盛での鳥羽院が最初は崇徳院に譲位しようとしたのに、信西に言われて、ごっしーに譲位してしまって後で、崇徳院にと言い直すけど受け入れなれなかったシーンや、最近ではおんな城主直虎で徳川家康に木賀の民を救ってとお願いして担保したにもかかわらず部下が見せしめだと殺してしまうなど)、島津は動かんし(笑)刑部様はあのお体でも指揮をとられ、最期のシーンもウルウルしてきました。

島左近と息子信勝とのやり取りとその後、父の言葉に従って小早川の陣営に向かうが…壮絶でした。

数年前まで本当に関ケ原の戦いなど戦国時代のことって難しくてわからなかったんですけど、全国で活躍する武将隊(特に名古屋おもてなし武将隊)などの動画をみたり、平清盛で言葉の違いや衣装や甲冑、その時代の戦い方、そして軍師官兵衛(この時、官兵衛、九州でオラオラ戦ってて結局、間に合わんかったし、息子は自分の意図と違うことしてるし)や真田丸(この時、真田は合戦参加してないし)、そして放送中のおんな城主直虎(これからどう描かれるんだろう。関ケ原までドラマでやるのかどうかもわからないし)などこの時代のいろんなことを知ることで、関が原の戦いについてもいろんな側面、物語と人物像の膨らみ、そして興味を持つことができ、おかげでこの作品を本当に楽しむことが出来ました。

意外と、母衣に関しても劇中で家康公が説明してくれていたりして親切だなと思ったりもしました(合戦中の母衣を付けた騎馬部隊がそれぞれの陣営で色が違うのでそれも楽しみで見どころのひとつです)。でもこの作品を見るのであれば最低でも、合戦に参加してる武将の家紋(これを見ると西軍東軍どちらの人間かわかりますし)を理解した方が楽しめるでしょうし、甲冑などもわかればどの人かわかりますよ。しかし役所さん、特殊メイクでのあの狸腹はお見事でした。

三成の軍勢、島左近を筆頭に、主要メンバーたちがまとまって三成を逃がすために人間の盾となり挑む最期のシーンも壮絶でした。勝敗はあれども、そこには単純に良い悪いという判断はできないと思いました。それぞれの思いの義があって、その思いや形が違っていただけで、それが今の日本を形作られていくことになるのですから。

そういう武将たちが日本の関ケ原を中心に戦いに直接かかわれなかった武将含め人生があったのだなと思わせてくれた作品でした。
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