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感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
キネマ旬報2010年1月上旬号より

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 2010年、最大の期待作!「ノルウェイの森」

2009.12.28記述
撮影現場ルポより

09年7月半ば、快晴の日、東宝の第5スタジオで、映画「ノルウェイの森」の撮影が行われていた。言わずと知れたベストセラーの映画化。

『1Q84』が社会現象にまでなったこの日本で、著者の村上春樹氏や氏の代表作である原作について、いまさらどれだけ説明する必要があるだろうか。

私も実際、村上春樹氏の作品は「ノルウェイの森」と「1Q84」しか読んだことがありません。
「ノルウェイの森」に関してもベストセラーで騒がれていた当時は全く読まなかったし、初めて読もうと思ったのもこの作品が映画化されるということが決まってからなんです。

だからと言うわけではないけれど、私はこの作品は常々言っておりますが是非原作を一読されてから映画を楽しんでもらいたいんです。多分一読することも大変だと思いますが公開まで1年あります。だから公開前までに挫折しいながらでもいいから読んでもらいたいです。と中しんどくなることもあるだろうし、ケンイチや凛子さんたちキャストを思い浮かべながら読み進めると妙にリアルに感じられてしまうこともあるかもしれませんが、読んでから見た方がよりこの作品の伝えたい世界観を正しくみることが出来るんじゃないかと思うからです。

あと、読む人それぞれの年齢によってもきっとこの作品の感じ方は違うようです。
若いころに読んだ人が原作と同じように年齢を重ね改めて読み返すとまたその当時と違うと言うことをよく耳にすることがあるので若い人が読むのと年齢の上の人が読むのとでは色んな解釈があるのかもしれないです。(でもそれが村上作品の魅力の要因の一つなのかもしれません)

ベストセラーの映画化が背負う宿命だろう、目に触れるものすべてが、原作を細部まで思い起こさせる。
しかし、多くの原作ファンの思いを背負いながらも、現場におけるトラン・アン・ユン監督の表情は、涼しかった。

本作の企画が発表されたとき、映画ファン、原作ファンの最大の関心事は"誰がワタナベを演るか"であっただろうが、おそらくは大方が松山の起用に納得したのではないか。今の日本で、彼以上の適任を見つけるのは難しい。

最初本当に驚きました。でも少し前から噂はあったので新聞発表の頃には一応原作を一通り苦しみながら(一気に一度に読み進めることはできませんでした…)読破しましたが、もう頭の中のワタナベはケンイチでした(笑)でもほかの女性陣に対しては最初「えっ?」と思いました。しかし、その後少し映像で撮影風景が流れたときに菊地凛子さんの直子とワタナベの距離感と空気感がとても違和感なくすんなり受け入れることができたんですよ。その後スチールなどで緑との印象的なシーン(緑の家で初めて食事を食べるシーン)そして突撃隊が柄本時生さんだということがわかった時の嬉しさ!

これはケンイチのワタナベキャスティングと同じくらい?(いやそれ以上に?)納得した人たちは多かったんじゃないかと思うんです(笑)トラン監督のキャスティングの目利きの確かさは素晴らしいなと。

作品がお目見えするのは次の冬。
そこに完成する世界がいかなるものか、短い現場見学では測れない。

ただ、撮影準備の合間にひとり、小道具と思わしき漫画をパラパラとめくっていた松山の姿が印象的に心に残る。
その超然とした横顔がどこか、村上氏の初期作品の核"デタッチメント"なるものを思わせたことは、本作の世界観を象徴するものとして、記しておきたい。もちろん、この作品が、2010年日本映画界において最大の目玉作であることは、言わずもがなだ。

こういう何げない場景や(撮影ではないんだけど)空気感も実際観てないからわからないんだけどそれでも何となく感じられませんか?ワタナベの「デタッチメント(ワタナベ自身はそんな風に言われるの迷惑かも知れないけれど)」な雰囲気がその現場にいたケンイチに感じられたというのは。

あと1年…もっともっと作品を読みこんで公開されるその時、スクリーンで原作と映画の世界観の融合を感じたいですね。
原作に対して思い入れの強い人が多い作品、それも世界の人がこの作品の映画化に注目していることも確かなだけに本当にどうなるんだろうと思いながら作品のこれからの情報もチェックしていきたいですね(まずは春の「カンヌ映画祭」に出すかどうかなど)

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