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感じる存在感
松山ケンイチ/チョンジフン(Rain(ピ))2人の若き才能ある俳優/歌手を応援しています
諍いと迫害には大きな違いがある
2010.6.21記述

ピクトアップ#65「松ケンソロトーク第2回」より
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--「男たちのYAMATO」で<実際の戦争を描く映画>に出演した時もそうでしたが『JAPANESE AMERICANS』に参加したことで、戦争や、人と人との諍いについて、改めて考えましたか?

いえ、今回は、作品のことしか考えてません。
諍い…<諍い>って何ですか?

--人と人がぶつかって、いがみ合うことです。戦争はその最たるものだと思います。

そうだとしたら、このドラマが描いていることは<諍い>ではないと思います。アメリカ人は日本人移民を迫害しているけれど、日本人はアメリカ人のことを嫌いでもないし、反発もしていない。矢印の向きが一方的なんです。

同じ状況でもそれぞれの置かれている立場や状況で全く違うものを見ていることは多いです。
JAの時代、日本に限らずアジアからもいろんな国の人たちがアメリカに夢を希望を持って移住していったと思います。
日本移民に関連した映画がドラマで思い出されるのが「ピクチャーブライド」や大河ドラマ「山河燃ゆ」です。(いずれの作品も好きでした)2つの祖国ゆえに家族が敵味方になって戦ったり悲しいこともありながらもたくましく生きていく人間模様など、見てて「何故同じ家族が戦い合わなくちゃならないのか」とか色々子供ながらに考えて見ていましたね。自分がそういう立場になった時どうなんだろうとかね…。

--なるほど。むしろ溶け込みたかったということですね。

そうだと思います。次郎の家族は、アメリカ人の賃金の十分の一でひたすら一生懸命働いて、それを貯金して、農場を買って、家を買って、大きくなっていった。それは当時のアメリカ人にとって脅威だったので、迫害という行動に出たんだと思います。

日本人は自分も含めて、閉鎖的な部分がありますからね。
でも、自分と違う人たちを排除するのではなく、どう共存するかを考えていかないといけないのかなと思います。

アメリカ人の人たちにとって日系アメリカ人の人たちの印象というのは「尊敬」する人が大半だと以前TVで青山繁晴さんがおっしゃっていました。何故日系の人たちがアメリカ人から尊敬されているのかという理由の中に「日本人は汚い商売はしない、人を見ての商売はしない(中国人や韓国人は人をまず見て売値を変えたりすることが多いので)どんな人にも同じ値段で商売をするから」だそうです。だから昔アメリカで暴動があった時も狙われたのは韓国人のお店ばかりで日本人のお店などは被害がなかったのは普段から嫌な商売をされての腹いせなのだと言っていました。

日本人は閉鎖的というよりも内在的(同じか?)でそこにあるものを受け入れて、その受け入れたものを自分のものにする(最初はパクリかもしれませんがそこからオリジナルに変えていく)能力が秀でているんだと思うんです。でも他の国の人たちから見ると何を考えているのかわからないという不気味さもあるんだと思います。

「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」やトム・ハンクスが主演してる戦争ドラマなどたんにアメリカの立場だけではない戦争をテーマにした映画やドラマなどが作られたりすることも一方的な考えではないことを考える機会を投げかけているのではないかと思います。

>自分と違う人たちを排除するのではなく、どう共存するかを考えていかないといけないのかなと思います。
 
これを読むと「ウルミラ」とも共通するなと思いました。
陽人も障害を持ってて、普通なら排除される立場の人間(現実、陽人と同じ障害を持つ人たちは一般世間から受け入れてもらえない人は多いです)だけど、陽人の場合はあっちゃを始め周辺のコミュニティの人たちが障害を持った陽人をそのまま受け入れてくれている、町子先生が来るまでは共存していたんですよね。

映画は映画、ケンイチが陽人を演じていたから「陽人可愛い!」とかいうファンもいますがそういう人間に限って目の前に本当に陽人みたいな人間がいたら拒否するんだろうなとか(そうじゃない人もいるかもしれませんが)人で判断したり人種で判断したりするんじゃなくて皆がステレオタイプではなく、自分はどうなのかということをしっかり思い出して向き合ってもらいたいです。

「それはそれ、これはこれ」なんて都合のいい切り分けなんてできないと私は思います。(話が失速してきたのでこれくらいで…)
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コメント
この記事へのコメント
<諍い>ってなんですか?
インタビュアーのこの一言に瞬時に反応するなんて、今のケンイチは完全に次郎を生きてるんだなって感じました。
そう、mayさんも言うとおりあの時代の日系人は偉かった。
夢と希望をもって身を粉にして必死に働いた。
荒稼ぎをするために外国に渡ったのではなく、その地に根をはって家族が幸せに生きていきたいと願っただけ。
アメリカに日本社会を作ろうとしたわけじゃない。そこが中国や韓国との違いなんだろうね。

だからケンイチが閉鎖的というのとはちょっとニュアンスの違いはあるけど言いたいことはわかるよ。
日系人への迫害にアメイリカが正式に謝罪したのは戦後60年以上の経ってつい最近のことだよね。
それまで日系人はなんの抗議も恨みごとも言わずただ真面目に生きてきたんだ。
その高潔な生き方にあのアメリカが自ら頭をたれ謝罪したのだから日系人って本当に偉いと思う。

雨ニモ負ケズ・・の賢治の詩そのものだよね。

ケンイチは映画を演技を通していろいろ学んでいってるようですね。
私も最近太平洋戦争の前後をもう一度学習しなおそうと思ってるとこです。

ところでこの猫ちゃんはmayさんちの?
かっわいいねぇ~
2010/06/21(月) 23:05 | URL | コップニ #-[編集]
Re: <諍い>ってなんですか?
コップニさん

> インタビュアーのこの一言に瞬時に反応するなんて、今のケンイチは完全に次郎を生きてるんだなって感じました。

まぁ、いつも何ですけどね(笑)
あっ、今は「マイ・バック・ページ」の梅山ですが…(ブッキーとケンちゃんの撮影待ちの雰囲気もかなり違うようですよアハハ)

> そう、mayさんも言うとおりあの時代の日系人は偉かった。
> 夢と希望をもって身を粉にして必死に働いた。
> 荒稼ぎをするために外国に渡ったのではなく、その地に根をはって家族が幸せに生きていきたいと願っただけ。
> アメリカに日本社会を作ろうとしたわけじゃない。そこが中国や韓国との違いなんだろうね。

家族の結束やコミュニティの団結は同じだとしてもやはり違うんですよね。
自国の文化も大切にしながらもアメリカの精神や文化も大切にしようというのがアメリカだけではないいろんな国渡った日系移民の人たちって凄いですよね。

> だからケンイチが閉鎖的というのとはちょっとニュアンスの違いはあるけど言いたいことはわかるよ。

うんうん。

> ケンイチは映画を演技を通していろいろ学んでいってるようですね。

一部がどうこう言うよりもはるかに作品選びもそして仕事に対しても何も彼自身は変わってないと思うし、ケンちゃんのファンでなかった人が偶然ケンちゃんと接する機会があって、態度が本当に素晴らしかったと。
年下の人間に対しても敬語で丁寧に相手の真心をくみ取ってくれて改めてファンになったというのを見聞きするとファン自身がステレオタイプではいけないなと思います。

> 私も最近太平洋戦争の前後をもう一度学習しなおそうと思ってるとこです。

その時、その人それぞれの立場で本当にいろんな感情があります。
だからどれが正しいとか正しくないとかいいとか悪いとかっていう風には出来ないなと年々感じるようになりました。問題はこれからどうするのか?でもだから色々見聞を広めることは大切だなって思いますね。

> ところでこの猫ちゃんはmayさんちの?
> かっわいいねぇ~

違いま~す(^^ゞ
これはあるサイトで簡単に面白い写真が作れるんです(こんな感じで)
これからまた時々登場することになるかもしれないけど(笑)
2010/06/23(水) 16:50 | URL | K&R #hTYNULE6[編集]
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